この方の扱いはどうなることか

グーグルから資料押収＝投稿者の通信記録－ビデオ流出事件・東京地検
中国漁船衝突のビデオ映像流出事件で、東京地検は９日、国家公務員法（守秘義務）違反での差し押さえ令状に基づき、映像が投稿された動画サイトを運営する「グーグル」（東京都港区）から、投稿者に関する通信記録を押収した。（後略
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201011/2010110901103&rel=m&g=soc

犯人探しの熱気が異常だと思いませんか。

そんなに中国へのご機嫌伺いとしての、犯人の生首が欲しいのでしょうか。11月13日から始まるAPEC首脳会議までに。

民主党さん、あんまりsengoku38さんを追い詰めない方がいいような気がするよ。
UP主の握っているカードは全て切られたと決まっているわけじゃないんじゃないかな？
44分の映像の続きが出ちゃわない保証はあるのかな。

で、どっちなんだｗｗｗ↓

流出前後の防犯カメラ要請＝ネットカフェ対象に−ビデオ事件で沖縄県警
　関係者によると、捜査員は９日までに、那覇市内のネットカフェや運営会社数カ所を訪れ、３日から５日の防犯カメラ映像や利用客の履歴などの提出を依頼した。
http://news.nicovideo.jp/watch/nw3920
尖閣映像、神戸の漫画喫茶パソコンから投稿
　尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡る映像流出事件で、東京地検は９日、動画投稿サイト「ユーチューブ」を運営する検索大手グーグルの日本法人（東京都港区）から、映像を投稿したパソコンのＩＰアドレス（ネット上の住所）を入手した。
　分析の結果、同サイトに投稿された映像は、神戸市内の漫画喫茶のパソコンから送信された可能性が高いことが判明。共同で捜査している警視庁はこの漫画喫茶に捜査員を派遣、捜査への協力を求めた。店の防犯カメラ映像や入店客の情報を入手した上、投稿者の特定を進める。（後略
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101109-OYT1T00978.htm

そうか、沖縄の件は提出要請しただけか。神戸の方が疑い高い、と。

映像送信の漫画喫茶、本人確認せず…保安部近く
　この店では、客はまず受付に行き、前払いで料金を支払う。会員登録は不要で、店員からは名前や住所の記入、身分証明書の提示を求められることはなかった。

　店内にはインターネットが使えるブースが計１００室ほどあり、受付で指定されたブースがあるフロアに向かう。仮眠をとったり、泊まったりする人もいるためか、店内は暗い。ブースはいずれも高さ１メートル７０ほどの立て板で仕切られており、外からは視界が遮断されている。入り口の引き戸をしめると、上からのぞき込まない限り、中の様子をうかがうのは不可能だ。(後略
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101110-OYT1T00623.htm?from=y10

んー、これ捜査難航しそうだね。詰んだ？

とか思ってたら！

流出の保安官「午前９時過ぎ、船長に『自分が流出させた』」と

沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影したビデオ映像がインターネット上に流出し、第５管区海上保安本部（神戸市）の海上保安官の男が「自分が流出させた」と名乗り出た事件に絡み、鈴木久泰海上保安庁長官は１０日午後、衆院予算委員会に出席、同本部庁舎で、職員への事情聴取を行っていることを明らかにした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101110-00000605-san-soci

どうなる。

【海保職員「流出」】民主党幹部、「鈴木長官は責任免れない」

民主党幹部は１０日午後、中国漁船衝突の映像流出事件で、第５管区海上保安本部神戸海上保安部の職員が自らの関与を認めたことに関連して

「鈴木久泰海上保安庁長官の責任は免れない」

と、鈴木長官の辞任は不可避との認識を示した。国会内で記者団に答えた。一方で、海上保安庁を所管する馬淵澄夫国土交通相の責任については「辞任にあたるだろうか」と疑問を呈した。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/101110/stt1011101648011-n1.htm

何言ってるんでしょうか。ちょっと意味がわからないですね。

問うべきところは絶対そこじゃないだろ。海保の船に、あそこまで喧嘩売った中国漁船の船長をあっさり釈放してしまって、なおかつ中共様に気を使ってその一部始終の映像を国民の目に届かないように隠していたことだろう。しかも政府ぐるみで。

あ、これ馬渕国交省っていう尻尾切って政権維持させるための伏線なのかしらね。

さ、この件どういう動きになるのか。『流出させた』という事案と犯人だけがクローズアップされて、その責任問題の追求だけに世論のベクトルが向いて行くんでしょうか。

それだけは勘弁して欲しい。

ただ、こんな話もある。↓
「逮捕しても公判維持は困難」一橋大名誉教授
海保職員の聴取を受けて堀部政男・一橋大名誉教授（情報法）は「『職務上知り得た秘密を漏らしてはならない』と定めた国家公務員法違反に抵触するかどうかが問題になるが、最高裁はその『秘密』は非公知かつ保護するに値すると認められたものに限ると判示している。ビデオ映像はすでに国会議員には放映されており、非公知性の点で『秘密』と言えるかどうかはなはだ疑問だ。逮捕したとしても公判維持をするのはかなり難しいのではないか」と話している。(抜粋
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/trial/461615/

海保の、第五管区の方に渡した第十一管区の方も関わっているということから、この流出事件？に関しては、まだまだ関係者がいるようだ。