母国は日本、祖国は台湾。

この本、面白かったですよ。

当時の「植民地」という感覚とは違い、
内地延長という形で台湾を統治したということが、
柯 徳三（か　とくぞう）さんの目線からこと細かに語られています。

ＮＨＫ・ＪＡＰＡＮデビューの偏向っぷりとは違い、
日本統治時代の良い面、悪い面がよく分かります。

大東亜戦争が終わり、中国国民党が台湾を接収して
「やれやれ、日本から解放された」
という感情が台湾の方々にはあったそうです。

ただ、その後すぐ占領、暴行、強姦、殺人、
汚職等が始まり、蒋介石により大口の預金は凍結され、
退職金二百円（当時の価値でいくらかはわかりませんが）
で、タバコ2箱も買えなくなるほどのインフレが起きたそうです。

そして、そうした国民党統治にたいして起こった二・二八事件と
白色テロ。
一説には200人に1人が殺されたそうです。

本の前半は著者の祖父がらみの話から、
自信の生い立ち。

そして日本統治時代。

後半は国民党政府の統治の酷さ。

こうして考えると、
日本統治時代の後の国民党が酷すぎたせいで、
親日家が台湾には多いんでしょうね。

もし国民党がもっとマシな統治してたら、
台湾の方々の感情も少し違ったのかも。
まーありえないだろうけど。

実際の歴史がこうなっているのだから、
過程の話をしてもしょうがないのかもしれないけどね。

著者が戦前の教育によって得た、
「日本精神」（リップンチェンシン）

大和魂とか侍魂ともちょっと違うような感じなんですが、
俺も含めて今の日本人が忘れてしまった、
道徳とか良識とかそういうものが含まれている概念だと思いました。

あれだな、
やっぱり「お天道様が見ているぞ！」っていうやつ。
これが大事な気がするね。
もう聞いたことない人も増えてきているかもね。
悪いことすると、
じいちゃんばぁちゃんにこのフレーズを使われつつ、
怒られたもんだけどな。

竹の物差しでしばかれつつね(ﾟ∀ﾟ ∬

で、本題です↓

NHKの偏向報道に対してのデモが5月16日に、
東京、青森、名古屋、福岡、台北（台湾）の各ＮＨＫの前にてあるようです。



うぉ･･･俺16日休みなんですけど。
参加されるメンツが凄すぎる。

これは行かねば。

暇な人は俺と行こう。
飯おごるぞ(ﾟ∀ﾟ ∬