- ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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 中国、深刻な水不足と汚染が最大の環境問題に
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK22043_S3A021C1000000/?dg=1

 環境問題ということを考えるときに、エネルギー収支やらなんやらを考えているとちょっと妙な気分になります。いや、妙な気分になるというか、少し頭の片隅に入れておいたほうがいいかもしれない屁理屈(笑)があります。

 例えば上のニュースにあるような「水不足」という言葉。水は手元から流れるとどっかに行っちゃって消えたように思えます。でもその不足してる水もこの地球上のどっかにはあるんですよね。宇宙に逃げる水はほんのちょっと。1億年2%が飛び出す程度です。ですから水分子は形を変えて地球上に残っている。人の周りの環境から姿を消したように見えるだけで、全然水不足ではないのです。ま、当事者にとっては「そんなこと言われても」って感じでしょうけど…



エネルギーもそうです。

どんなに無駄遣いして電気つけっぱでも、石油を燃やしても、そのエネルギーは形を変えてこの地球に残っています。いや、残っているというか太陽光により失ったエネルギーは補充されています。なんか屁理屈っぽいですが。

そしてまたお金もそうです。

「国内企業に借り手がいないなら海外に投資すればいい!」

という話をよく聞きますが、海外に貸し付ける為には日本円を例えばドルに両替しないといけません。で、その「両替されたあとの日本円」はどうするの?誰が借りるの?

結局銀行は日本政府に貸し付けることしか出来ないので、海外に投資したところで「お金の借り手がいない」という問題は解決していないことになります。

 地球で最初の生命である細菌が生まれるにはエネルギーが必要でした。そのエネルギーがどこから来たかというと、地球の中であり、また地球の持つエネルギーは惑星と惑星の衝突エネルギーから来ていて、結局全てのエネルギーは宇宙誕生のエネルギーから来ています。

その宇宙エネルギーが形を変えて、今私がキーボードを打つエネルギーになっているのだなぁなどと、消費税増税の煽りでポイントカードのシステム変更しなきゃならん面倒くささから現実逃避しつつ屁理屈を考えるのでした。(ホギャー
消える書店:ネットに負け相次ぎ閉店 地域中核店も
出版不況がいわれる中、書店の廃業・閉店の波が街の小規模書店だけでなく、地域の中核書店にも押し寄せている。先月末には、海事書などで有名だったミナト神戸の老舗が店を閉じた。文化の担い手でもあった老舗書店が相次いで店をたたむ背景には、消費者の本離れだけでなく、欲しい本が最速で当日中に手に入るアマゾンジャパンや楽天などネット書店への顧客流出もあるようだ。【田畑知之】(後略
http://mainichi.jp/select/news/20131024k0000m040003000c.html
Amazonでも本は買うけど、同じくらい本屋で買うこともあるんだけどな。駅前の書店に行って平積みされた本を眺めるのも好きだし。もっと出来れば店員さんのPOPを読みたいんだけどな。人の「面白いよ!」という勧めで「面白い」を共感することが好きなので、様々な勧め方をして頂きたいのです。

 でもなかなか「良い勧め方」をしている本屋さんは少ない。そうするとジャケ買いというかタイトル買いかしかしにくくなる。本当はもっと勧めて欲しい人は私以外にもいるはずです。

勧められて面白かったことや、使える商品だったこと。自分の健康にとても役立った。などなど、勧められて成功したことがいくつも重なると、そりゃお客さんとお店に強固な関係性がうまれますね。まるで初めて行った美容室で自分の望む通りのスタイルにバッチリなった時のような。そうすりゃ担当の人がもし店を変わっても、ちょっとくらい遠くても、その人に付いて行ってしまうでしょう。

数あるドラッグストアの中でお客さんはどこの店を利用するのも自由なわけだ。値段で選んでも良いし、自分ん家から近いって理由で店を選んでもいい。

さて、お客さんが自分の店を選ぶ理由はなんですかね。それをハッキリ口に出して言えないようではこの先危険な気がします。

自分がいるから
あのパートのおばちゃんがいるから
なんか面白いから
値段が安いから
きちんと挨拶してくれて帰りには「お疲れ様でした」って言ってくれるから


なんだって良いのですが、何か一つは特徴が無いとお客さんがわざわざ来てくれるお店にはならないですね。

あなたのお店の唯一無二の特徴はなんですか?
大衆薬、ネット販売で値下がり 参入相次ぎ競争激化
一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売の価格が下がっている。実質解禁となった1月の最高裁判決を受け、中小の薬局や大手小売りなどが参入。売れ筋の解熱鎮痛薬「ロキソニンS」はネットの最安値がドラッグストア店頭より2割強安い。政府の調整が難航するなか、大衆薬のネット販売は消費者に浸透しつつある。



 下げ幅が大きいのは副作用リスクの高い第1類医薬品。価格比較サイト「価格・com」の最安値は21日時点でロキソニンS(12錠)が520円(ドラッグストア店頭680円)、胃腸薬「ガスター10(12錠)」が1131円(同1659円)だった。店頭の値引き販売が常態化している第2類もネットの最安値が1~2割安い商品が多い。

 ネットの価格引き下げをけん引しているのは家電量販大手のビックカメラだ。すでに第2類などは店頭より1~3割安く設定。近く第1類の取り扱いも始める。アマゾンジャパン(東京・目黒)やアスクルなどネット通販大手の参入も拍車をかける。「当日配送」などサービスで優位に立つアマゾンなどに対抗するため、中小薬局が値下げに動く公算は大きい。

 政府内では医療用医薬品(処方薬)から転用して4年以内のロキソニンSなど23品目と成人向けの劇薬5品目に関する調整が難航。結論は先送りになっている。23品目は対面での発売から3~4年間、劇薬5品目は全面的に禁止する方向で最終調整する厚生労働省に対し、安全な販売ルールを作った上で全面解禁すべきだとの意見は根強い。

 ネットでの大衆薬の販売量は市場全体の1%未満にとどまり、現状は製薬会社の取引価格に影響を与えるほどではない。ただ、「ネットで買う消費者は値段しか見ていない」(中小製薬会社)といった指摘もあり、ネット販売を販路の拡大よりも価格下落のリスクとみる製薬会社は多い。政府の調整が規制緩和の方向で決着すれば、店頭価格もネットにつられる形で下がる可能性はある。http://www.nikkei.com/article/DGXNASDC2100E_R21C13A0EA2000/

 さて、医薬品のネット販売解禁によって薬の値下がりが始まりました。元々安かったロキソニンSが規制緩和によって価格競争が激しくなり、さらにお求めやすく。そしてますます利益が減って従業員の給料も上がらず、世の中にお金が回りにくくなりましたとさ。って全然めでたくねぇな…。

さて、上記の流れこそみんな大好き「規制緩和」の効力です。

 そしてこのネット販売を強力に推進しているのが楽天のあの方です。

大問題なのが、国民の投票により選ばれた政治家がネット販売解禁を進めるのならまだしも、楽天の社長は「国民の意思により選ばれた政治家」ではなく単なる民間人です。政治家は投票してくれた有権者を裏切ったり、約束を破った時に「落選」という形で責任を取らせることが出来ますが、民間人の楽天の社長はそうではありません。ま、「産業競争力会議」にこの方を招いた政治家に責任をとってもらうことは出来るかもしれませんが。

多分、楽天は「ただ儲けたいからそういう仕組みにしちゃえ」って話なのでしょうが、

規制緩和により競争が激しくなり商品やサービス価格が下落し、デフレを悪化させる。

そして議員でもない民間人が国民の意思を無視して国の方向に口を出しているということ。

この二点に政治家の方々が突っ込んでくれることを祈ります。

「国民の意思を無視」なんて書きましたが、薬の値下がりを歓迎する方や、離島などでなかなか医療機関や薬局に行けない人、発毛剤など店頭で対面購入するには少々抵抗のある医薬品を欲する方は、今回の事実上のネット販売解禁に喜んでいることでしょう。

ただ、今回の規制緩和により一部の業界に勤める人は収入が減り、その減った収入が使われるはずだった別業界も収入が減り、回り回って国民ということは覚えておいて欲しいものです。

という訳で、我々としては安売りなんぞクソ食らえって感じで我が道を行きたいものです。
ベジタリアン。野菜を食べる人。

ベジタリアニズム

普通ベジタリアンと言うとイメージされるのが、環境を憂いてのベジタリアンへの転向だったり、生命を尊んでの転向だったりしますが、腸内細菌から見た面から妄想したいと思います。

 ベジタリアンの主食は野菜ですが、かぼちゃだったりジャガイモだったり、トウモロコシだったりは炭水化物を沢山含んでいます。また、アボカドは森のバターなどといわれるように脂肪分が多い。現代の野菜は、人が食べて十分なエネルギーが得られるように何代にも渡って品種改良されてきたものですから、結構エネルギーになるものは多いです。んーそれってベジタリアンって言葉のイメージからするとなんかもやもやしますね。「食べてるものが全然自然じゃないじゃん」と。まぁそもそも「人が手を加えている食品」最右翼と言える遺伝子組換え作物も、すでにコーラなどの普通の清涼飲料水に「果糖ブドウ糖液糖」としてガンガン入っているので何をか言わんやですが。

そこで真のベジタリアンとして、人の手が加わっていないその辺の雑草だけ食べて生きることは可能なのかどうか。

結論から言うとどうも出来そうです。

 ようは人であっても草食動物にクラスチェンジ出来る可能性があるようなのです。そこら辺の草を食べて生きている草食動物は、セルロースという、人には分解してエネルギーに出来ない炭水化物を、身体の中に住まわせている細菌に分解してもらいエネルギーにしています。驚くことにこれと同じ仕組を体内に持っている人がいるそうです。



その代表的な方が森美智代さん。このお方は13年間青汁1日1杯60kcalだけで暮らされているそうで、腸内細菌叢にセルロース分解菌が見られるそうです。しかも青汁の量を増やすと太ってしまうそうで。ウシがまずカロリーの無さそうな牧草だけ食って、ほとんど1トンクラスもあろうかというあの体重になれることと似ています。

なぜそんな事ができるようになったのでしょうか。それはこういう順序で起きた身体の変化だそうです。

1 絶食して腸内細菌叢のバランスと勢力を崩す。

2 腸内細菌叢が減ったところに、何らかの方法によりセルロース分解菌が届く。

3 同時にセルロースが大量に含まれる青汁のみの食生活が始まり、セルロース分解菌が通常の腸内細菌の勢力を超えて優勢種となる。

これを試した全員が真のベジタリアンになれるわけではないでしょうが、ちょっと試して見たい気がします。

 何せパンダはもともと肉食だったのが、たった1世代のみの変化で「肉食から笹食に変わった」のです。こういった進化というか変化はゆっくり起こるものだと思っていましたが、即座のクラスチェンジは条件さえ揃えば起こりうるようです。

ところで、こういった本来の食生活(?)とは異なるだろう食生活によって生まれた腸内細菌叢は遺伝するのでしょうか?パンダが絶滅していないところを見ると、遺伝では無いかもしれませんが、何かしらの手段で受け継がれているのでしょうか。

例えば、人の出産時に母親から子への大腸菌や皮膚常在菌のおすそわけがあるように。
今現在世の中で食物の持つエネルギーを表す表記として「カロリー」が使われています。痩せたい人はこの表記とにらめっこして頑張っていますよね。ところでこのカロリーというもの、どうやって算出されているものなのでしょうか。そしてそれって本当に正しいのでしょうか。

カロリー(食物の熱量)というものの測定法はこうです。

【食物の熱量】=【食物を空気中で燃やして発生した熱量】―【同量の食物を食べて出た排泄物を燃やして発生した熱量】

1883年にルブネルという科学者が考案した方法だそうですが、ここで感のいい登録販売者は気がつくはずです。2章でさんざんうんこのことは話したよな?試験には出なかったけど(笑)

排泄物ってうんこだですよね。ほんであれってさ、半分以上が腸内細菌の死骸と古くなった腸壁などの老廃物で食物の食べかすって少ないんじゃなかったっけか?それを燃やしたところで何の数値を測ろうとしてんだ?

こんな突っ込みどころが頭に浮かびますよね。

それと、体内で起きる消化吸収の過程で空気中の燃焼と同程度の高温の化学反応なんて起きてないんですけど。

もうこの時点でおかしい。

 大体アルコールにカロリーがある時点で変ですよ。アルコールは確かに勢い良く燃焼しますけど、あれ、飲んだら解毒に大変なエネルギーを要するじゃないですか。多分、飲んでためになるエネルギーよりも、飲んで分解に要するエネルギーの方が高くて身体のためになってないんじゃないでしょうかね。ま、酒は美味しいので飲むんですけど。

ファミレスとか居酒屋に行くと、メニューに食品に含まれるキロカロリーと脂肪分などが表記されていることがありますが、

実はどの数値も意味が無いかもしれないという話でした。

ダイエットを気にしている人にとって一番笑えて困っちゃう話なのが、

脂肪分やたんぱく質やカロリー表記までも徹底している大手のファミレスでも、体重に一番影響する【糖質】の表記だけが無いという事実です。



今まだ半分読んだ辺りですが、相変わらず夏井先生の本は読みやすくわかりやすい。

というわけで、本の中から印象に残る部分をちょっと紹介。

以前「サンポールに唐揚げを入れたらどうなるか」という実験で見たのですが、衣は残るが肉はすぐグズグズになってしまうようで、実は炭水化物は消化が悪くて、たんぱく質や脂肪は早々に消化されてしまうということがありました。

外科医の先生方の意見交換でも、緊急手術で胃に穴を開けた時に眼に入るのは飯粒や麺ばかりで、肉は見たことがないそうです。

そこで炭水化物の消化の悪さを表すわかりやすい一文が。

これは一般の人も目にすることができる、泥酔して吐いている人のゲロを観察してみてほしい。ゲロの中身は米粒、麺類、そして野菜だけであり、肉の姿はどこにもないはずだ。ついさっき、焼き鳥や唐揚げを食べていたのに、それらはどこを見ても見つからない。ようするに、胃袋のなかの肉屋魚はすみやかに姿を消すのに対し、いつまでも居座っているのはご飯と麺類、つまり糖質なのである。

確かに!

しかしバターが消化に20時間もかかるとか誰が言い始めた嘘なんでしょうね…バターなんぞ溶けてすぐに幽門突破しちゃうでしょうに。
どこにでもくだらない事を言って引きずり降ろそうとする奴はいるものだ。

 既存の小売業という業態とは全く違う新事業がウチで始まるのですが、その事業部への移動を表明した二人はなかなかのやる気を見せているのです。今まで体に染み付いた仕事との毎日とは全くと言っていいほど違う生活になるのですから、大変勇気のいることだと思います。しかし、そんな二人の心の中を知ってか知らずかアドバイス然な顔をしつつ、くだらないことを言う奴がいるのですよ。

曰く「クスリが好きで薬局に入ったのになんでまたそんな事業に行くつもりになったの?」「そんな事業上手くいくと思ってんの?」「俺は薬屋でクスリが好きだから行かない」だと。

はっ、笑わせるわ。

薬局が好きでクスリが好きだと?小売が好きだと?その程度の知識欲でどの口が言うのだ。

薬の成分が好きだと言うのなら、別事業に行く後輩のように試験くらい一発で受かってから言え。小売が好きだと言うのなら、仕事以外の時間を小売に関することに毎日数時間当てろ。接客が好きだから行かないだと?はぁ!?

「いらっしゃいませ」をきちんと言えない奴らが何を言う。「しゃっせー」ってなんだよオイ、店内で射精してんのか貴様ら。「せ~」てなんだよ。略しすぎだろ。残り7文字はどこ行ったんだ。てめぇらどっかの柔道部かよ。

「接客が好き(キラッ」とか抜かすなら、唇と舌を甘やかすな。一字一句きちんと発せよ。「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」くらいきちんと目を見て言えるようになってから言え。これなすげー精神的にクるんだからな。イヤホンしたままの奴に挨拶して「あぁ?」とか言われた日にはもう、心が折れるぞ。せめてその地点に立ってから言え。

 これ、恐らく、自分には乗り越えられなかった決断の壁をいとも容易く乗り越えていった者に対する嫉妬心か、それとも自分の理解の枠から外れた存在に対する恐怖からくる発言なんだろうが、やる気を出している部下に対してする発言じゃないだろうに。泣けてくるのが、この手の発言をする奴がウチの企業に結構多いことだ。

 全く、小売が好きとか薬屋が好きとか、あんたらもともとはなっから小売が好きで就職したわけじゃないだろうに。俺は正直、その時給料がもらえるなら何でもいいから正社員になりたかっただけだし。ただ色々見聞きしているうちに脳が小売脳になってきただけで、「将来の夢は小売業に就くことです」なんてこれっぽっちも思っちゃいなかったわ。っていうか元々は普通の仕事に就くことから逃げて声優になりたかったんだよな。だから就職したのも27歳だったし。

 自分の事は棚に上げて言うけれども、やる気のある奴は例えどんな部署に飛ばされても、異業種に飛ばされても、なんらかの結果を出すものだよ。

「頼み事は忙しい人に頼め。その方が早く仕上がる」

「忙しいと自分で言う奴ほど時間の使い方が下手」

という言葉とも似ている。そしてこの部下に対してなんやかんやマイナスの息を吐きかける奴は、どんな部署に行こうが役立たずだろうな。

とにかく頼んだぞ二人共。

今決断できなかった俺たちが悔しくて失神するような成功を成し遂げてくれ。くだらない事を言うやつを見返してやってくれ。
広がる自然エネ、上がる電気代 ドイツ家庭また負担増
【ベルリン=松井健】「脱原発」を進めるドイツで、家庭の電気料金が来年もまた値上がりすることが15日、確実になった。太陽光など自然エネルギー発電の導入促進に向け、電気料金に上乗せする「再生可能エネルギー法賦課金」が来年も増額されるため。標準家庭の値上げ幅は、少なくとも年間約40ユーロ(約5200円)になる見通しだ。

 独エネルギー水道事業連合会によると、今年の標準家庭の平均電気料金は月83・80ユーロ(約1万900円)。ドイツでは、自然エネルギーの普及が急速に進む一方、電気料金の上昇が続いており、メルケル政権が対策に苦慮している。

 送電事業者が同日発表した来年の賦課金額は、1キロワット時あたり6・24セント(1セント=100分の1ユーロ)。今年の5・277セントから、0・963セント上がる。これに伴い、年間3500キロワット時を使う標準家庭で、付加価値税(19%)も含め約40ユーロの負担増となる。このほか、送電網使用料なども上がる見通しだ。

賦課金額は、昨年から今年にかけても約1・7セント上がった。賦課金は、太陽光や風力などで起こした電力を20年間、市価より割高な固定価格で買い取り、その差額を電気料金に上乗せするもの。ドイツは2000年に固定価格買い取り制度を導入。自然エネルギーによる電力の比率が22%(12年)まで増える成果を上げた一方、買い取りに必要な費用が膨らみ、消費者の負担増が問題になっている。
http://www.asahi.com/international/update/1015/TKY201310150477.html

 再生エネルギー固定価格買取制度ってやつがあります。


なっとく!再生エネルギー

市場の電力価格がどれだけ変動しようとも国が定めた価格で買い取ってもらえるという、電力を売る側にとっては打ち出の小槌のようなあの法律です。

日本でもすでに電力の値上がりが始まっていますが、ドイツはさらにその先を行っているために消費者の負担が問題になっているようです。そういやメルケル首相も「この政策は失敗だった」と言っていたはずですね。

独、再生エネに曲がり角 電気料金抑制へ買い取り制度見直し (1/3ページ)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/131011/mcb1310110501010-n1.htm

脱原発やら卒原発と叫ぶ人は、電気が料金が何倍にも値上がりした所で自分の発言に責任をもって耐え忍ぶのでしょうが、問題は料金のことだけに留まりません。

電力会社にしてみれば「安定して異常に高い値段で電気を買い取ってくれるお客さん」がいるわけですから、好き好んで普通のお客さんのための設備投資をしなくてもいいわけです。ですから普通のお客さん、つまり私達の電気のための設備投資は減り、安全性も低下して行きます。停電が起こったら困る事、ありますよね。信号やら病院やら命に直結することもあるでしょう。事実、発送電分離や電力の自由化が進んでいるアメリカや欧州は日本よりも年間停電時間の平均値が高いです。

1軒当たりの年間事故停電時間は、日本は約14分と短いが、ドイツは約17分、イギリスは約76分、米カルフォルニア州に至っては約417分であり、00~01年の間に大停電を起こしている。要するに、発送電分離は、おおむね失敗に終わったのだ。http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-11181303701.html

 明らかに市場原理に反しているこの法律に関しては、市場原理に反することに対してやたら突っかかってくる方々がだんまりを決め込むのはなぜでしょうか?ま、多分「儲かるから」なんでしょうね。しかもなんら付加価値を産まずにです。あぁ、メガソーラーだのの発電施設を実際に建設する企業は付加価値を生んでいますか。

人が儲かるのが嫌いってだけなら話は簡単なのですが、電力の安全性の低下と「私達が損をする」というデメリットが二つのしかかってくるところが問題です。儲かった人が国内の人なら、そのお金をさらに投資してくれるのならまだいいですがそれは期待できないでしょうね。そしてこの制度を利用して高い値段で電力を買い取ってもらおうとしているのは国内企業だけではありません。ドイツや韓国の企業も参入してきています。「メガソーラー」って単語で検索をかけると腐るほどニュースが出てきます。どの施設も、あの買い取り法律が無かったら採算がとれないでしょうから、建設はされなかったはずです。

買い取ってもらうエネルギーからの利益を、企業が支払う消費電力代金の値上がり分が圧迫し始めたら、初めて企業から問題視する声が上がってくるのでしょうか。いや、その前にそんなに電気料金が値上がりしたら一般人が死滅するか…


というわけで、この「
再生可能エネルギーの固定価格買取制度」は全然クリーンなものではないのです。
販促物や棚を作っていると、回をこなすごとにふと気がつくことがあります。なんかちょっと「かっこ良さを求め過ぎになっている」と。いや、かっこつけるのは悪いことではないのでしょうが、最終的に私達が求めるのは「お客さんにその商品を手にとって買ってもらうこと」であるはずですが、知らない間に「見て満足してもらおう」に変わることが多いです。

 そう考えると、百貨店が傾いていったのはブランドというものを維持することに注力して、「POPを付けない」というやりかたを選んだ結果なのかなと思います。

お客さんから「◯◯ってキレイで清潔感のあるお店だよね」と言われても腹の足しにはなりません。

とにかく、「ワクワクさせて財布を緩ませること」が最終目的ということを忘れないようにしましょう。ブランドだのなんだのを考えるのは上にまかしときゃいいのです。
昨日は「なぜ傷口を消毒してはいけないか」についてでしたが、今日は「それではなぜ消毒しなくても傷口が化膿しないか」についての復習をしましょう。

 まず、「化膿」という言葉の定義です。傷口が化膿しているかどうかは、以下の4つの兆候が現れているかどうかにかかってきます。

1 腫脹(しゅちょう:腫れているか)
2 発赤(ほっせき:赤いか)
3 発熱(発熱:熱を持っているか)
4 疼痛(とうつう:痛痒いか)

このうちどれも現れていなければ、傷からデロデロしたものが出ようが、ちょっと臭おうが、その傷は化膿しているとは言えないのです。つまりほっといてOKということです。

 傷口から細菌が見つかることと傷口が化膿していることはイコールではありません。そもそも私たちの皮膚には皮膚常在菌が住んでいるのですから、傷を作った瞬間にもうその傷には黄色ブドウ球菌が速攻で集まります。傷のphは通常の皮膚と比べてアルカリ性です。アルカリ性が大好きな黄色ブドウ球菌は、急いで傷口にあつまり分裂しまくって、実は「他のもっと悪い細菌が傷に入ってくるのを防いでくれている」のです。

ただ、この時傷に細菌にとって隠れ家のような場所があると、困ったことに彼らは爆発的な増殖をしてしまい、人体に対して悪影響を及ぼします。それが「化膿」です。

 隠れ家的場所とは、まわりに十分に水分があり、白血球や抗生物質が入ってこれないような場所、つまり「かさぶたの下」や、「縫合糸」の繊維の中や、深い刺し傷に溜まった血液や、やけどで出来た水ぶくれの中などになります。湿潤療法においては、やけどして出来たわりと大きめの水ぶくれは取ってしまうように言われるのですが、そういうわけがあるのです。

 ちなみに傷を消毒し続けると、傷口の細胞が死に、傷の乾燥を引き起こし、かさぶたができやすくなり、ひいては化膿の原因を作ることになります。そういう意味でも傷は消毒してはいけないのです。特にクリーム状の消毒薬や傷口を乾燥させることが目的なパウダースプレーは最悪なことがわかりますね。クリーム内の界面活性剤による傷の乾燥とのダブルパンチですから、もはや何のために存在しているか分からない薬なわけです。

というわけで、傷が感染して化膿するためにはかさぶたなどの菌の隠れ家が必要。それさえ無ければ傷に化膿は起きないということが分かります。
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プロフィール
HN:
アリウス
性別:
男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
自己紹介:
アリウスの体は、
お酒、から揚げ、
ラグナロクオンライン、
歌うこと、ゲーム音楽
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カレー、
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で、構成されています。
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