日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
薬のネット販売「テレビ電話活用」条件に容認へ 厚労省
一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売で厚生労働省が、薬剤師ら専門家による情報提供のためテレビ電話を活用することなどを条件に、販売を容認する方向で検討していることが9日、関係者への取材で分かった。今後、検討会で業界や薬害被害者の意見を聴いた上で細部を詰める。
同省が作成した新ルールの案では、薬剤師らが薬の情報を消費者に提供する手段としてテレビ電話などを挙げ、販売時間内の消費者からの相談に専門家がすぐ応じることや、乱用の恐れがある薬の大量購入防止策などが必要としている。
厚労省は、一部の胃腸薬など副作用リスクが高い第1、2類のネット販売を省令で一律禁止してきた。だがネット通販会社が起こした訴訟で最高裁は1月、同省令を「薬事法を逸脱し違法で無効」と判断。規制は効力を失い、ネット販売が事実上解禁された状態となっている。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130509/bdy13050913160004-n1.htm
ドラッグストアに勤める人なら、このネットで医薬品が売れるようになる「規制緩和」ということがどれだけ自分達の「既得権益」を失わせることになるか想像が付きますよね?
別にネットで医薬品が売れるようになったところでウチはなんとかなるんでしょうが、こういう規制緩和は
「商品やサービスが安くなる方に働く」という事を知っておかなければいけません。
「価格が安くなるなら良いじゃない」と思った人は、今は物価が下がっていくデフレだって事を思い出して下さい。あと、自分たちは値下げで恩恵を得る消費者だけども売る側にもなるということも。
「売る商品やサービス」の価格が下がっていくと、去年と同じものを同じ個数売っているのに売上は下がるわけです。当然利益も減ります。物価とともに人件費は下がるわけじゃないですから、経営は悪化していきます。最も経費のかかる人は増やせませんから仕方なしのサービス残業も増えていきます。倒産する企業も増えるでしょう。
そういうことがタクシー業界でも起きましたね。
2002年(平成14年)2月1日に道路運送法・タクシー業務適正化臨時措置法の一部が改正施行され、事業はこれまでの免許制から許可制とし、事業者の車両数増減も届出のみで自由に可能になった(いわゆる「タクシー規制緩和」とはこれらの法改正を指す)。これにより大都市では新規参入事業者が増加している反面、既存の中小事業者は地方・大都市の別を問わず、マイカーの普及や公共交通網の拡充、社会事情の変化などによる乗客の減少に加え、業務の性質そのものが収入を増やせず支出を減らせないため、構造的な業績不良に陥り、経営の苦しいところが多い。また、売り上げを上げるため労働者に過大な負担がかかるようになってきていることも問題視されている。
まさしく「供給(在庫)が増えれば需要(売上)が上がる」という経済学から来る政策ですね。これはデフレの日本ではしちゃいけないことです。やるんならみんなから
「もっと在庫を増やしてくれなきゃ欲しくても買えないよ!」と、
口で言われて初めて規制を緩和しましょう。
今回のクスリの事に関して言えば、離島に済んでいるおかげで医薬品を買えないという人がどれだけ居るかで、まぁ仕方ないかと思うかそれはちょっと、と思うかの判断をしたいです。
なんとなく離島というと常備薬としての救急箱を思い出しましたが、まずかぜ薬なんて不要でしょ。あんなもん熱が下がって尚更カゼが治りづらくなるだけのものだし、消毒薬なんて細菌は殺せないわ傷口の細胞を破壊するわで百害あって一理なしってことが判明しましたし、胃薬も肉より消化の悪い炭水化物を食べなきゃ逆流性食道炎も起こりにくいし胸焼けしないし、消化不良も起こらないし。
なんだろ。必要なのは痛み止めくらいか?病院ぐらいはあるだろうし。そもそも一般用医薬品は「治療はできない」という定義ですもんね。
一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売で厚生労働省が、薬剤師ら専門家による情報提供のためテレビ電話を活用することなどを条件に、販売を容認する方向で検討していることが9日、関係者への取材で分かった。今後、検討会で業界や薬害被害者の意見を聴いた上で細部を詰める。
同省が作成した新ルールの案では、薬剤師らが薬の情報を消費者に提供する手段としてテレビ電話などを挙げ、販売時間内の消費者からの相談に専門家がすぐ応じることや、乱用の恐れがある薬の大量購入防止策などが必要としている。
厚労省は、一部の胃腸薬など副作用リスクが高い第1、2類のネット販売を省令で一律禁止してきた。だがネット通販会社が起こした訴訟で最高裁は1月、同省令を「薬事法を逸脱し違法で無効」と判断。規制は効力を失い、ネット販売が事実上解禁された状態となっている。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130509/bdy13050913160004-n1.htm
ドラッグストアに勤める人なら、このネットで医薬品が売れるようになる「規制緩和」ということがどれだけ自分達の「既得権益」を失わせることになるか想像が付きますよね?
別にネットで医薬品が売れるようになったところでウチはなんとかなるんでしょうが、こういう規制緩和は
「商品やサービスが安くなる方に働く」という事を知っておかなければいけません。
「価格が安くなるなら良いじゃない」と思った人は、今は物価が下がっていくデフレだって事を思い出して下さい。あと、自分たちは値下げで恩恵を得る消費者だけども売る側にもなるということも。
「売る商品やサービス」の価格が下がっていくと、去年と同じものを同じ個数売っているのに売上は下がるわけです。当然利益も減ります。物価とともに人件費は下がるわけじゃないですから、経営は悪化していきます。最も経費のかかる人は増やせませんから仕方なしのサービス残業も増えていきます。倒産する企業も増えるでしょう。
そういうことがタクシー業界でも起きましたね。
2002年(平成14年)2月1日に道路運送法・タクシー業務適正化臨時措置法の一部が改正施行され、事業はこれまでの免許制から許可制とし、事業者の車両数増減も届出のみで自由に可能になった(いわゆる「タクシー規制緩和」とはこれらの法改正を指す)。これにより大都市では新規参入事業者が増加している反面、既存の中小事業者は地方・大都市の別を問わず、マイカーの普及や公共交通網の拡充、社会事情の変化などによる乗客の減少に加え、業務の性質そのものが収入を増やせず支出を減らせないため、構造的な業績不良に陥り、経営の苦しいところが多い。また、売り上げを上げるため労働者に過大な負担がかかるようになってきていることも問題視されている。
まさしく「供給(在庫)が増えれば需要(売上)が上がる」という経済学から来る政策ですね。これはデフレの日本ではしちゃいけないことです。やるんならみんなから
「もっと在庫を増やしてくれなきゃ欲しくても買えないよ!」と、
口で言われて初めて規制を緩和しましょう。
今回のクスリの事に関して言えば、離島に済んでいるおかげで医薬品を買えないという人がどれだけ居るかで、まぁ仕方ないかと思うかそれはちょっと、と思うかの判断をしたいです。
なんとなく離島というと常備薬としての救急箱を思い出しましたが、まずかぜ薬なんて不要でしょ。あんなもん熱が下がって尚更カゼが治りづらくなるだけのものだし、消毒薬なんて細菌は殺せないわ傷口の細胞を破壊するわで百害あって一理なしってことが判明しましたし、胃薬も肉より消化の悪い炭水化物を食べなきゃ逆流性食道炎も起こりにくいし胸焼けしないし、消化不良も起こらないし。
なんだろ。必要なのは痛み止めくらいか?病院ぐらいはあるだろうし。そもそも一般用医薬品は「治療はできない」という定義ですもんね。
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HN:
アリウス
HP:
性別:
男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
自己紹介:
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お酒、から揚げ、
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歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
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