レジにお客さんが傷薬をもってきたらどうしましょうか - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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レジにお客さんが消毒薬を持ってきた時、どうしたらお客さんにも悪い感じを与えずに、お店にも利益をもたらす事ができるでしょうか。

軽めにジャブを打つ感じで「消毒すると治りが遅くなるそうですよー」とポロっと言ってみて様子をみる。

「そうみたいですねー」とわかってんだか興味ないんだかの人はスルーしてそのままお会計。

「え、そうなんですか!?」と興味津々に聞いてきたらその先をお伝えし、創傷被覆材をお勧め(単価アップ)。消毒しないということにかなり抵抗がある様なら、おまじない変わりに抗生物質軟膏も一緒に買ってもらう(プラスワン)。

興味ない人にあんまり湿潤療法を強要するのも良くないでしょうね。望んでいないサービスのごり押しは、お客さんが自身で選択した『消毒薬を使う』という未来を貶める行為になってしまいます。

まぁ後で「なんであの時もっと強く使うなと言ってくれなかったの」と言われたらちょっと困りますけど。そういう事があるかもしれないので、店内の衛生用品コーナーに、湿潤療法に関するコラムというかPOPを大きく貼っておいてあれば、ちょっとはそういったクレームの予防線にはなるかな?

いやーしかし湿潤療法のやり方と基本的な部分をみんなに教えるとして、あまりにも今までと正反対ですから、どうやって上手く落とし込んだもんでしょうね。クリームとか尿素とか乳化剤とかの話しは省くか……?

「この前は教えてくれなかったじゃない」
「なんで悪いと分かっている消毒薬を置いてるの?」
「さっき処方されたこの軟膏もダメなの?」

恐らくこういったことを耳にすることが増えそうです。

利益考えずに消毒薬やガーゼを全否定するのは楽なんですが、それだと短期的な粗利のダウンが痛ましいです。あ、でもアレがバンバン売れれば粗利率は落ちるけど額は稼げるだろうから、結構大っぴらに消毒薬とガーゼを否定しても良いかもしれませんね。

そして地域の軽医療の担い手としての信頼も上がるでしょうし、生涯顧客価値も恐らく上がるでしょうから。
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プロフィール
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アリウス
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男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
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