日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
健康食品の機能表示 運用方法を議論おぉ……
健康食品はこれまで特定保健用食品、いわゆる特保などを除いては、「骨を丈夫にする」とか「心臓の健康を維持する」などと体にどのように機能するかを表示することが法律で禁じられていました。
これについて、政府は規制改革の一環として去年6月、一定の科学的根拠がある健康食品には企業の責任で機能の表示を認めることを決めました。
これを受けて、消費者庁は新しい制度の運用方法について検討を進めていて、2日開かれた有識者による会議では製品の科学的な根拠をどのように担保するか話し合われました。
この中で消費者庁からは、機能の表示を認める条件に、人に対する実験で有効性や安全性が確認されていることなどを含める案が出され、委員からは「機能の表示については国への届け出制にするべきだ」などという声が上がっていました。
この健康食品の機能の表示については、消費者団体から「根拠が乏しくても機能を表示する製品が出回るおそれがある」と懸念する声も上がっています。
消費者庁では、ことし夏ごろをめどに新しい制度の具体的な中身を取りまとめることにしていて、来年3月には運用が開始される予定です。(抜粋
なんだか面白そうなことになっていますね。
>「根拠が乏しくても機能を表示する製品が出回るおそれがある」
これが一番問題でしょうね。そしてこれは一種の規制緩和になるのでしょう。つまり『医薬品と競合する』恐れがあります。医薬品が使われるべき時に使われなくなるのですから反発も起こりそうです。
規制緩和といえば大抵はデフレ促進策です。なぜかというと規制を緩和するのですから、自由な競争になり、サービスや商品の単価はまず下がります。タクシーの台数を規制緩和したらタクシーが増えすぎて、競争が激化。タクシー料金も値下がりしたことによってタクシードライバーの収入が激減したという事例もありましたね。
たまに本当に規制緩和したほうが良いこともあるのですが、ニュースに登場する『規制緩和』はほとんどが『今はしてはいけない規制緩和』でしょう。『発送電分離』『解雇規制緩和』なんてのもしてはいけない規制緩和です。
今回の健康食品の件はどうなるんでしょうね。
1 医療機関に受診してから、手元に医療用医薬品を手に入れるまでにかかる全ての費用の平均(薬価+全ての点数)
2 市場に流通する一般用医薬品の平均単価
3 健康食品の平均単価
だと、どれが最も安価なのでしょう。
答えが3なら、その規制緩和は『デフレの今と脱却直後は』しないほうが無難です。
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