日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
1~3月期GDP改定値を大幅上方修正 実質年率成長率4・1%に
内閣府が10日発表した今年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)の改定値は、物価変動を除いた実質で、前期比1・0%増、年率換算で4・1%だった。5月16日に公表した速報値は前期比0・9%増、年率3・5%増で、これを上方修正した。
2四半期連続のプラス成長。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」への期待から、景気回復が進んでいることを改めて示した。
速報後の今月3日に発表された1~3月期の法人企業統計で企業の設備投資に下げ止まりの傾向が見られたことを反映した。設備投資は前期比0・7%減から0・3%減へ上方修正となった。業種別では、3月以降工場などのプラントや産業機械への投資が増えたことが影響した。個人消費は速報値の前期比0・9%増から変わらなかった。一方、公共投資は0・8%増から0・4%増へと下方修正した。
実質GDPの伸びに対する寄与度は、内需がプラス0・5%からプラス0・6%に0・1ポイント上方修正。輸出から輸入を引いた外需はプラス0・4%で変わらなかった。
景気実感に近いとされる名目GDPは前期比0・6%増、年率換算で2・2%増となり、速報値の年率1・5%増から引き上げられた。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130610/fnc13061009210002-n1.htm
この記事には2つのGDPが出てきます。
実質GDPというのは「どれだけ生産量があるのか」という「量の合計」
名目GDPというのは「どれだけの金額が動いたか」という「金額の合計」
こう考えるとしっくりきますか。
日本経済はデフレから抜けださなくてはいけないのですから、物価が織り込まれている名目GDPの方が重要です。だって、
どんだけ商品やサービスを売りまくったところで、売価が下がりまくったら利益取れないでしょ。
というわけで、名目GDPの方が今は大事ということを気にしながら上の記事を読むといいと思います。
さて、この記事を読むと、なんとなく景気が良くなってきた気がしますね。そう、景気の「気」は気分の気ですから、みんながなんとなくでも明るくなることはとても良いことなのです。
でもちょっと気をつけることがあります。
それはまだまだデフレから抜けだしたわけではないということ。
ですから、ちょっと景気が良くなった「気がした」というだけで、今年の秋に「来年に消費税増税してもいいんじゃね?」と思ってしまってはダメということ。ここで消費税増税されたら、私たちはこの先また数十年も「給料が下がり続けるデフレ」に閉じ込められるでしょう。
ではデフレから抜け出したかどうかを何で判断するかというと、GDPデフレーターという数値で判断します。
GDPデフレーターとは物価変動の程度を表す物価指数です。
このGDPデフレーター、日本は困ったことに14年連続でマイナスです。1997年の消費税を3%から5%へと上げた辺りからずーっとです。
この産経新聞の記事もそうですが、恐らくマスコミは消費税を上げたいがためにGDPデフレーターがマイナスだということをひた隠しにするでしょう。みんながなんとなく「消費税増税も仕方ないよね」と思うように仕向けてくると思います。
「とりあえずGDPデフレーターがプラスにならない限りはデフレを抜けだしたとは言えない」ということだけを覚えておいて、「消費税増税ムード」に乗ったりしないようにしましょう。
景気のいい話には気をつけなくてはいけません。
内閣府が10日発表した今年1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)の改定値は、物価変動を除いた実質で、前期比1・0%増、年率換算で4・1%だった。5月16日に公表した速報値は前期比0・9%増、年率3・5%増で、これを上方修正した。
2四半期連続のプラス成長。安倍晋三政権の経済政策「アベノミクス」への期待から、景気回復が進んでいることを改めて示した。
速報後の今月3日に発表された1~3月期の法人企業統計で企業の設備投資に下げ止まりの傾向が見られたことを反映した。設備投資は前期比0・7%減から0・3%減へ上方修正となった。業種別では、3月以降工場などのプラントや産業機械への投資が増えたことが影響した。個人消費は速報値の前期比0・9%増から変わらなかった。一方、公共投資は0・8%増から0・4%増へと下方修正した。
実質GDPの伸びに対する寄与度は、内需がプラス0・5%からプラス0・6%に0・1ポイント上方修正。輸出から輸入を引いた外需はプラス0・4%で変わらなかった。
景気実感に近いとされる名目GDPは前期比0・6%増、年率換算で2・2%増となり、速報値の年率1・5%増から引き上げられた。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130610/fnc13061009210002-n1.htm
この記事には2つのGDPが出てきます。
実質GDPというのは「どれだけ生産量があるのか」という「量の合計」
名目GDPというのは「どれだけの金額が動いたか」という「金額の合計」
こう考えるとしっくりきますか。
日本経済はデフレから抜けださなくてはいけないのですから、物価が織り込まれている名目GDPの方が重要です。だって、
どんだけ商品やサービスを売りまくったところで、売価が下がりまくったら利益取れないでしょ。
というわけで、名目GDPの方が今は大事ということを気にしながら上の記事を読むといいと思います。
さて、この記事を読むと、なんとなく景気が良くなってきた気がしますね。そう、景気の「気」は気分の気ですから、みんながなんとなくでも明るくなることはとても良いことなのです。
でもちょっと気をつけることがあります。
それはまだまだデフレから抜けだしたわけではないということ。
ですから、ちょっと景気が良くなった「気がした」というだけで、今年の秋に「来年に消費税増税してもいいんじゃね?」と思ってしまってはダメということ。ここで消費税増税されたら、私たちはこの先また数十年も「給料が下がり続けるデフレ」に閉じ込められるでしょう。
ではデフレから抜け出したかどうかを何で判断するかというと、GDPデフレーターという数値で判断します。
GDPデフレーターとは物価変動の程度を表す物価指数です。
このGDPデフレーター、日本は困ったことに14年連続でマイナスです。1997年の消費税を3%から5%へと上げた辺りからずーっとです。
この産経新聞の記事もそうですが、恐らくマスコミは消費税を上げたいがためにGDPデフレーターがマイナスだということをひた隠しにするでしょう。みんながなんとなく「消費税増税も仕方ないよね」と思うように仕向けてくると思います。
「とりあえずGDPデフレーターがプラスにならない限りはデフレを抜けだしたとは言えない」ということだけを覚えておいて、「消費税増税ムード」に乗ったりしないようにしましょう。
景気のいい話には気をつけなくてはいけません。
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
ちょっと前の記事です↓
(09/20)
(05/27)
(07/24)
(07/16)
(07/15)
(07/14)
(07/13)
(07/12)
(07/11)
(07/10)
カテゴリー
プロフィール
HN:
アリウス
HP:
性別:
男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
自己紹介:
アリウスの体は、
お酒、から揚げ、
ラグナロクオンライン、
歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
カレー、
フライフィッシング
で、構成されています。
お酒、から揚げ、
ラグナロクオンライン、
歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
カレー、
フライフィッシング
で、構成されています。
リンク
アーカイブ
最新コメント