日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
オープン価格ってありますよね。マキアージュとかの化粧品とか色々。メーカーではなく小売店側が自由に価格を決めて良いという商品に付けられる価格のことです。とは言いつつメーカーによってはブランドイメージの低下を防ぐために「オープン価格でも安売りを許していない」ところはあるのですが。
そのオープン価格が無くなるかも?というニュースです。
誰が価格決めるのか 経産省などメーカー価格指定容認
経済産業省と公正取引委員会はメーカーの価格指定を禁じた独占禁止法の運用指針の22年ぶりの改正に乗り出した。過去20年で進んだメーカーと小売りの力関係の逆転を巻き戻す動きだ。だがこの逆転はメーカーが過当競争を続けるなか、小売りが実現した低価格を消費者が支持した結果といえる。最安値がネットを通じて瞬時に共有される中、新指針が受け入れられるには課題が多い。
経産省は19日、独禁法の運用指針の改正を求める有識者会議の提言をまとめた。これを受けて公取は1991年施行の指針を見直す方向だ。新たな指針はメーカーが小売りに最低販売価格を指定し、拒んだ場合には出荷しないことを認める。(後略
これね、とても良いことだと思う。今のデフレにはね。
だって考えてみてよ。消費者が「安く商品を手に入れられて良かったー」って思うのはまぁ自由だけど、お店側の人間としては「これだけ売っても全然儲からない」ってことだよね。
でも消費者だって仕事で何かを生産している時は生産者です。生産者としては自分の給料に直結する自社の売上と利益は上がって欲しいところじゃありませんか?そうでないと消費すらできなくなってしまいます。
ま、だからといって反対に消費者が高過ぎて文句ブーブーで生産者が儲かりすぎというのもバランスが悪いですが。
初めのうちは、一人だけ安売りから抜け出すかどうかというチキンレースになるでしょうから、この制度が上手く機能してくるには数年の時間が必要でしょうけど、商品数や品目数が少なめの分野には効果が現れるのが早めかもしれません。あの過当競争を見ていると、
「牛丼チェーンにこそ最低小売価格を決めさせてやれよな…」
とか思います。小売店ではないですが。
まぁそしたら味じゃなくて価格だけで選んでいるからこそのファストフードですから、もっと安い、腹が膨れるだけの牛丼以外のファストフードに流れるだけかもしれません。
そろそろいい加減、消費者も生産者になるってことにみんな気がつくべきです。
安売りをありがたがったり、安易な、脳みそ使ってない値引きは生産者として恥ずかしいということに気がつくべきです。
とは言うもののみんなやっぱりお金使う時はシビアになりますわね。ですからこういうことは国が主導して損して動かないといけません。誰かの利益は誰かの損失です。国が損して国民が利益を得るということです。
それでも、価格が少々高くったって売れる方法はいくらでもあるのです。例え、
隣の店に「全く同じ商品が置いてあっても」「あなたのお店じゃなきゃ買う気がしない」と言ってくれるお客さんを増やすことはできます。
きちんとお客さんに商品の価値を伝えれば、ここ数年ならそれだけでも行けるでしょう。その後はもっと深い1対1の関係を重視しないといけないかもしれません。
でも1対1で全部のお客さんと関係性を築くというのは中々難しいですよね?
それなら関係性の手助けになるように、POPに自分の顔写真を貼って「私が責任をもって勧めている」ということを明言することから始めたらいいじゃないですか。
店頭に「今日の薬剤師」「今日の美容部員」という写真を掲げたらいいじゃないですか。
全てのPOPに署名をさせるようにしたらいいじゃないですか。
まだまだやっていないことは沢山あるものです。それを全部やったら、どんな安売りにも負けない、いちいち価格調査なんか行かなくても良くなる楽しい仕事になるんじゃないですかね?
そのオープン価格が無くなるかも?というニュースです。
誰が価格決めるのか 経産省などメーカー価格指定容認
経済産業省と公正取引委員会はメーカーの価格指定を禁じた独占禁止法の運用指針の22年ぶりの改正に乗り出した。過去20年で進んだメーカーと小売りの力関係の逆転を巻き戻す動きだ。だがこの逆転はメーカーが過当競争を続けるなか、小売りが実現した低価格を消費者が支持した結果といえる。最安値がネットを通じて瞬時に共有される中、新指針が受け入れられるには課題が多い。
経産省は19日、独禁法の運用指針の改正を求める有識者会議の提言をまとめた。これを受けて公取は1991年施行の指針を見直す方向だ。新たな指針はメーカーが小売りに最低販売価格を指定し、拒んだ場合には出荷しないことを認める。(後略
これね、とても良いことだと思う。今のデフレにはね。
だって考えてみてよ。消費者が「安く商品を手に入れられて良かったー」って思うのはまぁ自由だけど、お店側の人間としては「これだけ売っても全然儲からない」ってことだよね。
でも消費者だって仕事で何かを生産している時は生産者です。生産者としては自分の給料に直結する自社の売上と利益は上がって欲しいところじゃありませんか?そうでないと消費すらできなくなってしまいます。
ま、だからといって反対に消費者が高過ぎて文句ブーブーで生産者が儲かりすぎというのもバランスが悪いですが。
初めのうちは、一人だけ安売りから抜け出すかどうかというチキンレースになるでしょうから、この制度が上手く機能してくるには数年の時間が必要でしょうけど、商品数や品目数が少なめの分野には効果が現れるのが早めかもしれません。あの過当競争を見ていると、
「牛丼チェーンにこそ最低小売価格を決めさせてやれよな…」
とか思います。小売店ではないですが。
まぁそしたら味じゃなくて価格だけで選んでいるからこそのファストフードですから、もっと安い、腹が膨れるだけの牛丼以外のファストフードに流れるだけかもしれません。
そろそろいい加減、消費者も生産者になるってことにみんな気がつくべきです。
安売りをありがたがったり、安易な、脳みそ使ってない値引きは生産者として恥ずかしいということに気がつくべきです。
とは言うもののみんなやっぱりお金使う時はシビアになりますわね。ですからこういうことは国が主導して損して動かないといけません。誰かの利益は誰かの損失です。国が損して国民が利益を得るということです。
それでも、価格が少々高くったって売れる方法はいくらでもあるのです。例え、
隣の店に「全く同じ商品が置いてあっても」「あなたのお店じゃなきゃ買う気がしない」と言ってくれるお客さんを増やすことはできます。
きちんとお客さんに商品の価値を伝えれば、ここ数年ならそれだけでも行けるでしょう。その後はもっと深い1対1の関係を重視しないといけないかもしれません。
でも1対1で全部のお客さんと関係性を築くというのは中々難しいですよね?
それなら関係性の手助けになるように、POPに自分の顔写真を貼って「私が責任をもって勧めている」ということを明言することから始めたらいいじゃないですか。
店頭に「今日の薬剤師」「今日の美容部員」という写真を掲げたらいいじゃないですか。
全てのPOPに署名をさせるようにしたらいいじゃないですか。
まだまだやっていないことは沢山あるものです。それを全部やったら、どんな安売りにも負けない、いちいち価格調査なんか行かなくても良くなる楽しい仕事になるんじゃないですかね?
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性別:
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職業:
ドラッグストア各店放浪中
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釣り・歌うこと・本読むこと。
自己紹介:
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お酒、から揚げ、
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歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
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で、構成されています。
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