ちょっと立ち止まって言葉を見なおそう

　普段の接客接遇や営業トークで使っている言葉、POPなどの印刷物の中での言葉使いなどを、いっぺん見なおしてみよう。

そしてそれをちょっとで良いので「同じ意味だけど別の言葉」に変えてみよう。

きっとそれだけで、お客さんが今までスルーしてきた情報が脳にひっかかるようになるはず。

「12錠」なら「6回分」へ。

「6回分」なら「2日分」へ。

表記を変えたり、お客さんへ紹介する時の言い方を変えてみよう。

色々小難しい経営理論とか商売上の理論を勉強するのもいいけれど、そもそもお客さんにその商品の本当の意味というものが伝わっていないようでは、その勉強も真価を発揮できません。まずはちょっとだけ身の回りの「言葉」ってやつを見直してみましょう。

いやほんと。

「12錠と24錠がありますがどちらにしますか？」と
「6回分と12回分がありますけどどちらにしますか？」

という紹介のしかたを比べると、体感だけど大きい包装を選んでくれるお客さんの方が小包装を選ぶお客さんより増えましたよ。

言葉はまだまだ見直す部分があります。

ちょっと何かお願いして手伝ってもらったら「ありがとう」と必ず言うようにしていると、人間関係がだんだんいい方向に変わってくるものです。