日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
SONY BRAVIAのCM
こちらもBRAVIA
こういうアイデアありきのCMっていいですね。好きです。「タレントがこの商品つかってます」とかイメージキャラクター(?)としてのタレントを起用したCMよりも。
ただ売上に直結しているかどうかは解りませんがw
このワーゲンのCMもブラック過ぎてヤバイ
CMプランナーの中の人という表現は合っているのかわかりませんが、そう思われる方からのこんなわかりやすい、なぜ日本のCMはタレント起用が多いのかの説明がありました。
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/12(月) 03:56:38.80
>>44
タレント広告の蔓延について、
企業が悪いのか、製作者が悪いのか。ですが、
両方だと言えますね。
企業側は担当者が決定者である上司にあげなければいけないので、
とにかく「安心できる」CMが必要なんです。
制作者でいえば、とがったアイデアを出すよりも、
タレントを使えばとりあえず企業に「受け取ってもらえる安心感」。
「悪い安心感」がタレント広告の蔓延につながっていると言えます。
でも、数年前のジョージアの「明日があるさ」の
キャンペーンのように、タレントの力とアイデアの力が
連結したすごいCMがあることも確かです。
やはりどこの世界も「求められている声」にだけ従っていくと、感動や新しさのない流れになっていってしまうようです。
小売業の売り場の作り方とも似ている気がします。
商品から出発した従来の売場作りは、目的買いには繋がるでしょうけれども、「ついで買い」や「うっかり買い」には繋がりにくい。何より商品自体に頼る部分が大きいので、商品に魅力が無いとあまりワクワクしない。
アイデアから発生したくくりの売場作りなら、もっとお客さんをワクワクさせることができる。たとえそこに並んでいる商品が既存のものだったとしても。お客さんに既存の商品の新しい角度からの見方を伝えられるかもしれない。
タレント起用=単品ありきの展開(大量陳列)
アイデアCM=あるテーマに沿った売り場作り(花粉対策!とかじゃなくて)
自店の限界だと思われる客単価を、上げることが出来るかもしれない。
あのヴィレッジヴァンガードの菊地敬一社長がこんなことをおっしゃっています。
菊地
棚を作っていくことを「編集」と呼んでいます。この能力を高めて、アルバイトから正社員になるのは平均で3年半ぐらい。ハードルは高い。一生懸命やってもなかなか習得できず、社員になれない子もいる。かわいそうだが、そこは実力主義です。バイト料は安いが、社員になった後は、ぐんと給料を上げています。うちは終身雇用です。
菊地
もう菊地個人のこだわりは追求できません。例えば、LLビーンのアウトドアジャケットのポケットにヘミングウェイの文庫本を突っ込み、横に釣り具を置く。ぼくはこんな編集が好きですが、今は駅前のビルなどにも出店し、子どもたちも多い。アニメキャラクターのシールなども必要です。すべて店長に任せているので店の雰囲気は変わっていきます。でも、決して口出ししません。
http://doraku.asahi.com/hito/runner/060721_02.html
そうですね、「編集」「アレンジ力」が大事なんですよね。
商品を棚に並べるのではなくて、「生活の一部を切り取って見せる」「そうありたい自分を想像させる」のが大事なんですよね。
商品をただ並べてプライスカードを貼っただけの売り場や、商品単品からの棚作りだとどうしても価格競争に巻き込まれがちですし、そのお店の個性が主張できませんよね。
58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/12/12(月) 03:56:38.80
>>44
タレント広告の蔓延について、
企業が悪いのか、製作者が悪いのか。ですが、
両方だと言えますね。
企業側は担当者が決定者である上司にあげなければいけないので、
とにかく「安心できる」CMが必要なんです。
制作者でいえば、とがったアイデアを出すよりも、
タレントを使えばとりあえず企業に「受け取ってもらえる安心感」。
「悪い安心感」がタレント広告の蔓延につながっていると言えます。
でも、数年前のジョージアの「明日があるさ」の
キャンペーンのように、タレントの力とアイデアの力が
連結したすごいCMがあることも確かです。
やはりどこの世界も「求められている声」にだけ従っていくと、感動や新しさのない流れになっていってしまうようです。
小売業の売り場の作り方とも似ている気がします。
商品から出発した従来の売場作りは、目的買いには繋がるでしょうけれども、「ついで買い」や「うっかり買い」には繋がりにくい。何より商品自体に頼る部分が大きいので、商品に魅力が無いとあまりワクワクしない。
アイデアから発生したくくりの売場作りなら、もっとお客さんをワクワクさせることができる。たとえそこに並んでいる商品が既存のものだったとしても。お客さんに既存の商品の新しい角度からの見方を伝えられるかもしれない。
タレント起用=単品ありきの展開(大量陳列)
アイデアCM=あるテーマに沿った売り場作り(花粉対策!とかじゃなくて)
自店の限界だと思われる客単価を、上げることが出来るかもしれない。
あのヴィレッジヴァンガードの菊地敬一社長がこんなことをおっしゃっています。
菊地
棚を作っていくことを「編集」と呼んでいます。この能力を高めて、アルバイトから正社員になるのは平均で3年半ぐらい。ハードルは高い。一生懸命やってもなかなか習得できず、社員になれない子もいる。かわいそうだが、そこは実力主義です。バイト料は安いが、社員になった後は、ぐんと給料を上げています。うちは終身雇用です。
菊地
もう菊地個人のこだわりは追求できません。例えば、LLビーンのアウトドアジャケットのポケットにヘミングウェイの文庫本を突っ込み、横に釣り具を置く。ぼくはこんな編集が好きですが、今は駅前のビルなどにも出店し、子どもたちも多い。アニメキャラクターのシールなども必要です。すべて店長に任せているので店の雰囲気は変わっていきます。でも、決して口出ししません。
http://doraku.asahi.com/hito/runner/060721_02.html
そうですね、「編集」「アレンジ力」が大事なんですよね。
商品を棚に並べるのではなくて、「生活の一部を切り取って見せる」「そうありたい自分を想像させる」のが大事なんですよね。
商品をただ並べてプライスカードを貼っただけの売り場や、商品単品からの棚作りだとどうしても価格競争に巻き込まれがちですし、そのお店の個性が主張できませんよね。
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プロフィール
HN:
アリウス
HP:
性別:
男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
自己紹介:
アリウスの体は、
お酒、から揚げ、
ラグナロクオンライン、
歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
カレー、
フライフィッシング
で、構成されています。
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