牛丼戦争って何と戦っているんだろう?コスト? - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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牛丼値引き効果もう限界? 11月売上高、主要3社ともマイナス
牛丼各社による値引きキャンペーンに限界が露呈してきた。ゼンショーホールディングス(HD)の「すき家」、松屋フーズの「松屋」、吉野家ホールディングスの「吉野家」の主要牛丼チェーン3社が発表した11月の月次売上高は、そろって前年割れ。全社が牛丼値引きキャンペーンを繰り広げたものの、度重なる値引きで新鮮味を失い、効果が薄れてきたようだ。

 吉野家HDが8日発表した「吉野家」の11月の月次売上高は前年同月比6.4%減で、4カ月連続の前年割れ。16~24日で牛丼並盛りを110円引きして270円に引き下げた効果は限定的だった。客数は5.9%減で4カ月連続でマイナスが続いた一方、客単価は値引きの影響で0.7%減と3カ月ぶりの前年割れだった(後略
http://www.sankeibiz.jp/business/news/111209/bsd1112090501003-n1.htm


>野村証券の繁村京一郎シニアアナリストは「値下げ以外の目新しい軸を打ち出す過渡期にさしかかっている」と指摘している。

と、記事の最後にあるのですがそんなことはTOPもわかっているでしょうね。この「わかっちゃいるけどやめられない」のが、

旧態依然とした「安売りすればなんとかなる」といった思想。安売り教と言っていいのかもしれない。

今までに染み付いた戦い方が出てしまい、序盤ピンチに陥った、はじめの一歩の宮田一郎対ジミー・シスファー戦を思い出します。

みんな会議やなんかでは「今のままではいけない」なんて言うのですが、そこから本当に販売に対する行動を自発的に変えることが出来るのは、結構少ないんですよね。

名のあるコンサルタントの講演が続けて2、3回あっても、「前回から何か変わったことはありますか?」という問いに対して手を挙げられる人は100人に一人いるかどうか。本当に毎回こんな感じです。

ということは今行動を起こすだけで、取り敢えず100人中TOPになれるってことだと思うんだけどな。それはとてもコストパフォーマンスの良い行動だと思う。



 牛丼戦争という言葉があるくらいなんだから、それなら休戦して協定は組めないものなのかしら。今や牛丼と言えば吉野家、松屋、すき家の3強だろうから、カルテルのように
価格吊り上げるのもどうにかならないものだろうかね。

もちろんその分の質は担保してもらってと。

そうじゃないとまたこういった画像が出まわることになる。





もちろんこういったご飯が見えちゃってる程少な目に見える盛りというのは珍しいことなのかもしれませんが、従業員に対する指示が少し減ったりすると、たまに出る人によっての「ブレ」がかなり影響するはず。

肉は200gとかいう指示があったとして、すくう人によってはそれが190g~210gになったり。

その指示が190gになったとしたら、人によってはそれが180g~200gになったり。


その少ない方のブレが出てしまう確率が上がりますよね。そういったタイミングの盛りの画像が出まわってしまっているんでしょうね。

しかしそれでも、



349 :名無しさん@十周年:2010/07/09(金) 22:52:38
並盛400円 大盛500円 特盛650円くらいだった時は質がよかったのに
今380円で円高で材料調達費も下がってるはずだけど当時より品質落ちてるべ

いろんな意味でもう吉野屋はないかも
食べに行くならココイチとかのがいいわ


388 :名無しさん@十周年:2010/07/09(金) 22:57:31
>>349
同意だわ。この頃の吉野家はすげぇ好きだったんだよな。
並、卵、味噌汁でちょうど1コインで。肉の味付けも濃すぎず甘すぎずで
柔らかくてさ。何よりも座りながら注文して、ちょいと手を洗って戻って
くればもう牛丼が出てる、って言う・・・。



こんな事を言ってくれる人がまだまだ居るということは幸せだと思わなければいけない。

新規顧客開拓は安売りだけじゃないし、お得意さんを作るのは安さだけじゃまず無理。沢山お金を使ってくれるのは、絶対にお得意さんだしね。


よくディズニーのココが凄いって本やら何やらを見かけるけれども、一番すごいのは、よほどメルヘンとか非日常アトラクション風味が嫌いな人間じゃなければ、


「またそのうち行ってもいいかな」と、


一度行った人が半永久的にリピーターで在り続けることなんですよね。

「遊び」という数ある選択肢の中に必ず居続ける、忘れ去られず居続けるという凄さ。


「カゼひいた」「水虫になった」「鼻水でた」


そんな時の「気になる症状から解放された自分」を叶えてくれる方法を選択する時に、まっさきに頭に浮かぶ店を自分の店にしないといけませんね。

そのための方法は、ディズニーのように身の回りにキャラクター物やCM、ポスターといった「忘れ去られない努力」に大きなお金をかけなくても何か出来るはずです。


店頭での音声告知

店頭でのブラックボードやのぼり

財布にいつもポイントカードを持ってもらうように

定期的に届く売り込み以外のDMやニュースレター

メルマガ

改札口の広告

バス内の広告


適当に考えてこれだけ出ます。ウチもこの半分もできてないですけど、一つ一つ自企業の文化として定着させていきたいところです。


そもそも、

沢山の選択肢があって、そこから自社が選ばれるのがたまらなく気持ちいいのに、戦争して独壇場になったらあまり面白くは無いですよね。



ちょうど、三国志なんかの歴史シミュレーションゲームの終盤で、

自国が全土の70%を占めるようになったあたりから、急速にやる気を失う現象と似てます。

だれかあの症状に名前つけて。
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