選ぶという行為は何にでも関わります

日本初のスマホ向け放送局「NOTTV」2012年4月に開局！

電車の中吊りやネット広告でも最近見かけるこれ、

コケる匂いがぷんぷんしませんか？

とかいいつつ、新ハチロクが売れないだろと言って予想を外した私が言うとヒットしそうでアレですが。

このNOTTVてやつからしてくる、溢れ出る


「この程度の中身を用意しとけば、あんたらなら見るだろ感」


ざっと見てみましたが、ケーブルテレビとかBSとか地デジと変わらないような気がしました。いや、それだとケーブルテレビに失礼か。

番組を作る当人も、出演者も、「今自分がしていることが、優れていて、皆に楽しんでもらえるだろう」というエネルギーが伝わって来ません。使い終わった熱さまシートみたいなぬるい感じがします。


出演者のギャラを削って中身で勝負ってものが欲しいのですが、それは制作側の苦労を知らない者の意見なんでしょうかね。


「鈴木史朗・加山雄三・大山のぶ代の骨までゲーマー」とかあったら見たいのに。


10年前と比べて、個人の前を通り過ぎる情報量はおよそ600倍増えたとも言われています。

数ある娯楽の中から、作られた番組を見るという行為を選んでもらって、さらにその中から自分の番組を選んでもらうためには、ライバルが沢山いるということになります。

なぜ自分が作ったコンテンツが選ばれるかってことを口と文章で説明できないと、次回も同じレベルの「選ばれるもの」を作れるとは限りません。

お店の商品を選んでもらうPOPの書き方だって同じですよね。