日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
昨夜同僚と飲んでいまして、ベロベロになりながら「人に商品をおすすめする」ということに対して居酒屋談義をしていました。
仲間の一人いわく「服屋に言って声をかけられて薦められるのが非常に嫌い」だそうで、そこには私もそう思います。また彼は「静かに買い物させろ」とも言っていましたね。
「新作出たんすよ~」とか言われても「知らねぇよ」「別に3年前のモデルでも俺が良けりゃ買うんだよ」とも言っていました。
「あ~それ僕も持ってるんすよぉ~」とか言われたら「だったらてめぇと被るじゃねーか」と思いますしね。
特に服飾業界なんかは顕著でしょうが、この声掛けをすることによって
商品の購入に対して「心が1%くらい引っかかるけど、まぁ買うか」というお客さんが買ってくれるようになるのですね。結構沢山。もうびっくりするくらい売れます。
見かけ、売上は劇的に上がります。経営者も喜ぶことでしょう。
ただ、これって長期的に見てどうなんでしょうね。このお勧めを繰り返していると、お客様はどう思ってくるのでしょうね。まったく同じ人間がまったく同じ立地で、レジで何かお勧めするお店と「会話はするけどお勧めしないお店」比べたらお客さんはどうなるんでしょう。
「仕事だから売る」
という責任は当然あるので売りゃ売りますが、このやり方で10年経った後、何も変わっていないかもしれませんが、お客さんの足は遠のくのではないかと少し心配になります。
先ほどの会話に登場した同僚が言っていました。「◯井の地下の試食コーナーで何だっけか、ローストビーフだったかチーズだったかを試食して商品を購入したんだけどもう二度と行かない。」何を言っているのかわかりませんが、多分彼なりに試食係の方に「後ろめたさ」を感じたか、「1%のひっかかり」があったのではないでしょうか。
試食や試飲をすると、
「相手に良いことをして貰った」つまり「相手に貸しを作る」ことになり、心のバランスが取れないので相手に「良いことをして」返そうとします。返報性の原理と認知的不協和が混じっているかもしれませんが。
これが1%の引っかかりを生む原因にもなるのかもしれません。
まぁ同僚や私のように考える者は少数派なのかもしれませんね(笑)
仕事は遂行しますが、先を考えるとこの「カンフル剤」とも言える推奨行動から「お客さんの心の引っ掛かり」を無くしたいですね。
それには、「おすすめする」というレベルでは無く、
「布教する」
というレベルにならないといけないのでしょう。もしくは「布教しているように見えるレベルでの演技」か。
「やせたい」とお客様がうっかりレジで私に喋っちゃった時の「私の糖質制限の布教具合」とか、
「やけどしちゃって」と相談されに来た方への「私の湿潤治療の布教具合」とか、
この2点なら「布教している!」と胸を張って言えるのですが。
これをサラッと出来る販売のプロはやっぱりすごいですね。
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仲間の一人いわく「服屋に言って声をかけられて薦められるのが非常に嫌い」だそうで、そこには私もそう思います。また彼は「静かに買い物させろ」とも言っていましたね。
「新作出たんすよ~」とか言われても「知らねぇよ」「別に3年前のモデルでも俺が良けりゃ買うんだよ」とも言っていました。
「あ~それ僕も持ってるんすよぉ~」とか言われたら「だったらてめぇと被るじゃねーか」と思いますしね。
特に服飾業界なんかは顕著でしょうが、この声掛けをすることによって
商品の購入に対して「心が1%くらい引っかかるけど、まぁ買うか」というお客さんが買ってくれるようになるのですね。結構沢山。もうびっくりするくらい売れます。
見かけ、売上は劇的に上がります。経営者も喜ぶことでしょう。
ただ、これって長期的に見てどうなんでしょうね。このお勧めを繰り返していると、お客様はどう思ってくるのでしょうね。まったく同じ人間がまったく同じ立地で、レジで何かお勧めするお店と「会話はするけどお勧めしないお店」比べたらお客さんはどうなるんでしょう。
「仕事だから売る」
という責任は当然あるので売りゃ売りますが、このやり方で10年経った後、何も変わっていないかもしれませんが、お客さんの足は遠のくのではないかと少し心配になります。
先ほどの会話に登場した同僚が言っていました。「◯井の地下の試食コーナーで何だっけか、ローストビーフだったかチーズだったかを試食して商品を購入したんだけどもう二度と行かない。」何を言っているのかわかりませんが、多分彼なりに試食係の方に「後ろめたさ」を感じたか、「1%のひっかかり」があったのではないでしょうか。
試食や試飲をすると、
「相手に良いことをして貰った」つまり「相手に貸しを作る」ことになり、心のバランスが取れないので相手に「良いことをして」返そうとします。返報性の原理と認知的不協和が混じっているかもしれませんが。
これが1%の引っかかりを生む原因にもなるのかもしれません。
まぁ同僚や私のように考える者は少数派なのかもしれませんね(笑)
仕事は遂行しますが、先を考えるとこの「カンフル剤」とも言える推奨行動から「お客さんの心の引っ掛かり」を無くしたいですね。
それには、「おすすめする」というレベルでは無く、
「布教する」
というレベルにならないといけないのでしょう。もしくは「布教しているように見えるレベルでの演技」か。
「やせたい」とお客様がうっかりレジで私に喋っちゃった時の「私の糖質制限の布教具合」とか、
「やけどしちゃって」と相談されに来た方への「私の湿潤治療の布教具合」とか、
この2点なら「布教している!」と胸を張って言えるのですが。
これをサラッと出来る販売のプロはやっぱりすごいですね。
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アリウス
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性別:
男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
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釣り・歌うこと・本読むこと。
自己紹介:
アリウスの体は、
お酒、から揚げ、
ラグナロクオンライン、
歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
カレー、
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で、構成されています。
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