「ガン先進治療2000万円まで!」みたいな感じ - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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突然ですが、TPPなどで話にも上ることの多い混合診療とは?


保険診療において保険外診療(自由診療)を併用することは原則として禁止されている。通常であれば、健康保険(全国健康保険協会、健康保険組合、国民健康保険)が適用される診療内容にそれ以外の保険外診療が加わった場合、保険外診療分に加えて、本来、健康保険からの給付対象分を含めた医療費支払いの全額が患者の自己負担となる

Wikiより

がん保険で良く聞く先進医療などは特別に保険外診療プラス健康保険も利用できます。

今現在はその他の保険外診療については原則自己負担になりますし、その時併用している保険適用されている治療に関しても自己負担になります。

まとめると、現在は

「保険適用するなら全部保険適用になる治療法でやれ。そしたら国が保険で7割負担してやる。じじいは9割負担してやる。」

「先進的な治療にチャレンジしたいなら、併用している保険適用される分も全額自分で払えよ。国は一切払わないからな。」
※一部の先進医療を除く。

ということです。

もし混合診療が解禁になると、併用している保険適用される部分は国が支払うことになるので、今より医療費は増大します。でも今はデフレなので、政府の支出が増えるのは歓迎されるべきことですよね?

これを踏まえると…

経済界などが混合診療解禁を願う声の中におかしなものが混じっていることに気が付くはずです。

「財政破たんを防ぐため、公的医療費を抑制するために混合診療は必要なんだ!」

こんな声が上がっていませんでしょうか。


この発言、いろいろな意味で間違っていると思います。

デフレなのに抑制してどうするということと、

混合診療を認めた日には、公的医療費はむしろ「増える」ということ。


セルフメディケーションを推進して、医療費を抑制するということとはまるで違う話なのですねこれ。



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