日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
ウチの会社の新年会議とか、他企業のお付き合いのある方とお話ししているときなどに飛び出すフレーズで、
「消費税が上がるのは確実ですから」
というものが、それはもうしょっちゅうありました。
もちろん消費税が上がったら、それはそれでシステム周りを変えなくてはいないとか、
販促方法としての「消費税還元セール」なんてのが5%オフから10%オフになっちゃったりしたら、その割引原資はどこに求めるんだオイ、人件費から引くのかよとか色々あるのは当たり前です。
でも、
「日本の財政は火の車ですから!」
と、社員全員が思ってしまうのはどうだろうな。
まぁ、「だからこそ俺がやらねば!」みたいに発奮する人ばかりならいいと思うのですが、なんとなくどんより暗い気持ちになってしまうとお店の活力も98%くらいに若干下がっちゃうような気がします。
良くないです。
「消費税が上がるのは確実ですから」
というものが、それはもうしょっちゅうありました。
もちろん消費税が上がったら、それはそれでシステム周りを変えなくてはいないとか、
販促方法としての「消費税還元セール」なんてのが5%オフから10%オフになっちゃったりしたら、その割引原資はどこに求めるんだオイ、人件費から引くのかよとか色々あるのは当たり前です。
でも、
「日本の財政は火の車ですから!」
と、社員全員が思ってしまうのはどうだろうな。
まぁ、「だからこそ俺がやらねば!」みたいに発奮する人ばかりならいいと思うのですが、なんとなくどんより暗い気持ちになってしまうとお店の活力も98%くらいに若干下がっちゃうような気がします。
良くないです。
そもそも「国の借金」ってなんでしょう。
紙面やテレビで良く使われるこの言葉、正しくは「日本政府の借金」ということは前にもお話しました。だって日本は純債権国で、差し引き250兆程度の「20年連続世界一の黒字国」ですから。
国家としては差し引き、貸しているお金のほうが多い世界でも珍しい国なわけです。
紙面などに踊る「日本政府の借金」は、前にもお話しした通り、国内の民間金融機関から借りているもので、諸外国の借金とは性質が異なります。
日本政府は民間金融機関を通して、国内に余っているみんなの預金を国内経済に回すために「仕方なく使ってあげている」状態なわけです。今の政府は使い方がまずすぎてヤバイわけなのですが。
もし、今国民が「借金返せ!」と思うなら預金を手元に戻せばいいだけのこと。でも結局そのお金を手元においておくわけにいかないので、何処かに預けますよね。そしたらその民間金融機関はそのお金でまた国債を買うだけのことです。
おろしたお金を使ったらどうなるか。その分GDPが増えます。500兆使っちゃったら日本のGDPは1000兆超えて財政問題も全て解決です。
「日本政府の借金というものに対する考え方」って
やっぱりおかしいと思います。
国家は「いついつに設立して、いついつに潰して消滅します」という感じで期限を設けて運営するものではありません。企業も同じですよね。「俺一代限りだな」なんて思う人もいるでしょうが、殆どは永続性を考えているものです。
この企業の永続性を持つ考え方をゴーイングコンサーン(going concern)と言います。
なので、国も企業も全てを精算する時なんてこない前提で経営しているはずです。
経営破綻とか財政破綻という言葉も、赤字になったから、借金があるから経営破綻ではなく、借金を返すために「借り換えができなくなったから」経営破綻するという使い方をされるべきな言葉です。資金ショートとか言ったりしますが。
永遠に続くものなどないのは当然ですが、他国の財政赤字も「額は」ずーっと増加しています。それは、財政規律は対GDP比で薄めて達成すべきものだからです。
みんなが頑張って効率化すれば、創り出される付加価値が増えていきます。その結果生まれた「モノ」を取引するための「お金」も増えます。そうやって経済規模が大きくなるに従って、上のグラフの様に借金も増えていくわけです。
だって、借りている人がいるってことは、貸している人がいるってことだしね。
日本の財政の問題は、借金が多いことではなく、お金の使い所が無くて困っているところ。
↑のグラフの緑部分で表されているように、貸出し先のないお金で銀行が困っているので、政府が仕方なく国債という形で借りているだけのことです。
ですから日本に限って言えば、
政府の借金というものは、返さなくちゃいけないものではなく
「お金の使い道があって経済が回っているのかいないのかを、借金額の増減で判断できる目盛りみたいなもの」
って考えていいんじゃないでしょうか。
とりあえずもう「日本の財政は火の車」的な記事に騙されるのはやめにしましょう。
紙面やテレビで良く使われるこの言葉、正しくは「日本政府の借金」ということは前にもお話しました。だって日本は純債権国で、差し引き250兆程度の「20年連続世界一の黒字国」ですから。
国家としては差し引き、貸しているお金のほうが多い世界でも珍しい国なわけです。
紙面などに踊る「日本政府の借金」は、前にもお話しした通り、国内の民間金融機関から借りているもので、諸外国の借金とは性質が異なります。
日本政府は民間金融機関を通して、国内に余っているみんなの預金を国内経済に回すために「仕方なく使ってあげている」状態なわけです。今の政府は使い方がまずすぎてヤバイわけなのですが。
もし、今国民が「借金返せ!」と思うなら預金を手元に戻せばいいだけのこと。でも結局そのお金を手元においておくわけにいかないので、何処かに預けますよね。そしたらその民間金融機関はそのお金でまた国債を買うだけのことです。
おろしたお金を使ったらどうなるか。その分GDPが増えます。500兆使っちゃったら日本のGDPは1000兆超えて財政問題も全て解決です。
「日本政府の借金というものに対する考え方」って
やっぱりおかしいと思います。
国家は「いついつに設立して、いついつに潰して消滅します」という感じで期限を設けて運営するものではありません。企業も同じですよね。「俺一代限りだな」なんて思う人もいるでしょうが、殆どは永続性を考えているものです。
この企業の永続性を持つ考え方をゴーイングコンサーン(going concern)と言います。
なので、国も企業も全てを精算する時なんてこない前提で経営しているはずです。
経営破綻とか財政破綻という言葉も、赤字になったから、借金があるから経営破綻ではなく、借金を返すために「借り換えができなくなったから」経営破綻するという使い方をされるべきな言葉です。資金ショートとか言ったりしますが。
永遠に続くものなどないのは当然ですが、他国の財政赤字も「額は」ずーっと増加しています。それは、財政規律は対GDP比で薄めて達成すべきものだからです。
みんなが頑張って効率化すれば、創り出される付加価値が増えていきます。その結果生まれた「モノ」を取引するための「お金」も増えます。そうやって経済規模が大きくなるに従って、上のグラフの様に借金も増えていくわけです。
だって、借りている人がいるってことは、貸している人がいるってことだしね。
日本の財政の問題は、借金が多いことではなく、お金の使い所が無くて困っているところ。
↑のグラフの緑部分で表されているように、貸出し先のないお金で銀行が困っているので、政府が仕方なく国債という形で借りているだけのことです。
ですから日本に限って言えば、
政府の借金というものは、返さなくちゃいけないものではなく
「お金の使い道があって経済が回っているのかいないのかを、借金額の増減で判断できる目盛りみたいなもの」
って考えていいんじゃないでしょうか。
とりあえずもう「日本の財政は火の車」的な記事に騙されるのはやめにしましょう。
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性別:
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ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
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お酒、から揚げ、
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歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
カレー、
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で、構成されています。
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