20人とのお見合い。

【問題】　あなたは今から、20人の異性と順番にお見合いします。

ここでルールがあります。

１　結婚を申し込んだとき、相手から断られることはないものとする。
２　結婚を申し込めるのは、一度だけ。
３　一度断った相手とは、二度と会えない。

さてここであなたは、できる限りベストな異性と結婚したいと思いました。
こんなとき、あなたなら、どうしますか？

これ、

精神科医ゆうきゆう先生の

心理学ステーション世界一セクシーに心理学を学べるサイト

からの引用なんですが、

最終的に最も効率というか成功率（？）がいい相手の取捨選択の仕方は、

「20～25歳までは結婚せず、とにかく色々な人と恋愛する」
「26～30歳くらいまでの相手が、今までの『１位』なら、結婚する」
「31歳～33歳までの相手が、『1～2位』なら、結婚する」
「34歳以降は、３位や４位などであっても結婚する」

に、なるそうです。

先生もおっしゃっていましたが

ほんと生々しい答えだなコレ。

取り敢えずこの選択肢の中に俺の年齢が既に見られないことには、触れてあげないでくださいorz

この問題の優れているところは「結婚」の部分を

「仕事」とか「最終居住地」にしても成り立ちそうなところだよね。


「あの時こうしていれば」という後悔は誰しも必ず一度はするけど、

どんな選択も自分が決めたこと。

もっと良い選択肢もあったはずなのに何故探そうとしなかったのか、

などと思い悩む事もありますね。

でも、

きっとその選択はその時の「better」な選択肢だったはず。

その時「最良と思われる選択肢」をあなたは常にしてきたはずだ。

そう思い悩むこともない。

なんかそんな感じのことを、かのヤン・ウェンリーも言ってたような気がします。

ま、やらない後悔よりかは、やって後悔しなさいということだよな。

マサルさんも「後悔、後で立つ！！」と言ってたし。


ヤらない後悔よりはヤって後悔しなさいってことだよね。

こうすると一気に意味合いが違ってくるのも日本語の良いところ。

あーそうだ、最近読んだ本2冊が両方とも日本語の曖昧さについて言及してた。

国土学再考 「公」と新・日本人論 (単行本)
大石 久和 (著)

内向の世界帝国 日本の時代がやってくる (単行本)
増田 悦佐 (著)

多民族が一緒に暮らさなくてはいけない国家では、意思の疎通を明確にするために単語の意味がそれほど幅白い解釈にならないような言語の発展を遂げてきたんだと。

対して日本語は多民族に侵略されたり、明らかに違う文化圏の民族と一緒に暮らしていかなければならないことも殆どなかったために、「こう言えば大体わかるだろ？」「空気読めよ」的な発展を遂げてきたらしい。

だから憲法9条とか最近の天皇の国事行為の解釈なんかでも紛糾するんだろうね。

海外の方が日本語を学ぶ時最も苦労するのが

オノマトペ（擬声語：擬態語と擬音語の総称）なんだって。

雪がしんしん降るとか

雨がシトシト降るとか

ジョジョの奇妙な冒険の人物登場時のドドドドドドとか

メメタァ！！とか

日本語のこれは多言語に比べて異常に種類が多い。

単語の持つ意味が幅広くなってしまった結果、程度の幅を表現する単語もまた増えちゃったんだろうね。

「ちょっと」「結構」「そこそこ」「かなり」「ほどほど」「とてつもなく」「たっぷり」…ちょっと考えただけでめちゃくちゃ浮かぶなコレｗ

アルバイトの子がよく使う「ちょびちょび」って表現が最近お気に入り。

漫画の翻訳してる人の苦労が偲ばれます。まんま使われているケースも多いようですが。

最後に、2006年第4四半期における言語別のブログ投稿数のシェアを。
赤い部分が日本語。


言語を操る人口比率を考えても日本人ブログ作りすぎ。

それだけ読み書きできる人口の比率（文盲率）が高いってことだな。

だからこそ新聞とかTVの悪影響も瞬時に大きく膨れ上がるわけだけど。

今年こそどれかの大手メディアが倒産しますように。

そんなこんなで相変わらず話題ブレまくりなアリウスですが今年もよろしく。