争点

　今回の選挙の争点は何でしょうか。

TPP、原発、増税、などなど色々思い浮かぶものはありますが、本当のところ、今回の選挙の争点は何なのでしょうか。

実は今までの経済学対、これからの経済学なのだそうです。

今までの経済学というのは「人間は合理的な存在」「失業は存在しない」「失業してもすぐに職は見つかる」という驚きの前提で考えられているそうです。それをベースに経済対策を作っているのがなんちゃら維新の会ですね。


あれですあれ、

景気が良くても悪くてもとにかくいつでもどこでも、

「規制緩和！」
「構造改革！」
「小さな政府！」
「民営化！」
「自己責任！」
「緊縮財政！」
「財政健全化！」
「グローバリズム万歳！」
「自由貿易万歳！」

とか言っちゃってる人々対

「景気が変わったら打つ政策も変わるよね」
(*´・ω・)(・ω・｀*)ﾈｰ

という実践主義者達との戦いです。あっ、ちなみに前者の政策は全て「大企業とその株主（外国人含む）」が儲かるためだけの考え方です。なるほどーだから「最低賃金の撤廃」なんて言っちゃってるのねー日本維新の会は。

冷静に見れば「後者にするよな普通…」という感じなのですが、世の中の空気というものがありまして、これに流されるとえらいことになります。

　実際、2009年に民主党政権を誕生させたこともそうですし、郵政民営化と小泉フィーバーも今考えるとなんだったのかという感じです。あの時景気が良いように感じたのは、アメリカが景気良くなったせいの「事故みたいなもの」ですから、規制緩和がどうのという話ではありません。ところで維新の会と小泉さんのブレーンは同じ人物です。探してみようﾈ！

さて、一度犯した過ちは直していきましょう。

アメリカはオバマ大統領再選という正しいルートに進みました。

　今回の選挙では、みんなは「まともな」エンドに進めるでしょうか。バッドエンドはごめんですが、真エンドにたどり着かなくても「日常エンド」でいいのです。自分の考え全てに一致する政権なんて、まずありえないのですから。優先順位の低いところには目をつぶっときましょうよ。

というわけで上記に羅列したような、なんとなく耳触りの良い言葉には流されませんように。