なぜ脂身ばっか食べても太らないんだろう - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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 脂肪って食べものにもあるし、自分の中にも蓄えられているよね。エネルギーとして。

また糖質も食べ物であり、エネルギーとして蓄えられているよね。

ただ、糖質は蓄えられるエネルギーにすると250g、1000kcalなのに対し、脂肪は10kgで90000kcalあります。

ええと、ならすと1kg4000kcalと1kg9000kcalか。

エネルギー源としては脂肪のほうが効率的ですね。

 緊急時のすぐ使えて瞬発力のあるエネルギーか、長時間にわたって持続的に使えるエネルギーか。脂質と糖質では蓄えたエネルギーの役割が違います。

生物の進化で考えると、ここ数百万年の環境に対する今現在の姿形が最適解なわけですから、

緊急時のためにちょっとだけ糖質直結の瞬発力エネルギーを蓄えつつ、いつもの生命維持のための大本のエネルギーは脂肪で蓄える。

という感じで人は進化してきたのでしょう。そう考えると、カロリー蓄え効率の比率から言って糖質は昔からそんなに頻繁に手に入るものでは無く、いわゆる「ごちそう」だったのでしょう。

だって中毒になって夢遊病になるほどおいしいし。


無意識に食事、買い出し、調理も 医学会騒がすSRED
このところ睡眠医学界を騒がせている病気がある。眠りながら食べてしまう睡眠関連摂食障害(SRED:スレッド)だ。
 
 30代後半の女性は、朝は8時ぎりぎりまで寝て、朝食を抜いて出社、接客で昼食はきちんと取れず、仕事に追われて夜11時すぎに帰宅、午前1時半ごろ就寝する生活を、10年近く送っていた。

 毎晩のようにベッドで食べている自分をはっきり意識したきっかけは、起床時に周囲に散らばる「状況証拠」とともに、体重が増えだしたからだ。体重を落とそうとジム通いを始めたが、仕事が忙しく続かず、10キロ近く太ってしまった。

 部屋に食べ物を置かないようにしたら、意識がないまま近所のコンビニに「買い出し」に行き、翌朝レシートを見て愕然とすることも。彼氏は、午前3時ごろに「食事」をする彼女の異様な様子に驚かされた。(後略
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130403-00000007-sasahi-hlth


 って、別に糖質が原因とか書いてないねコレ笑

まぁ、糖質がしょっちゅう手に入る生活なら、それを中心とした身体になるでしょうし、脂肪が手に入りやすい生活なら、その食生活に特化した体質の方が生き残り安かったと考えるのが妥当でしょう。

と、いうわけで現在の人類は「恐らく」

脂肪が手に入り安く、糖質が希少だった生活をベースに形作られた生物だと言えます。

 700万年の人類の歴史に対して穀物、つまり炭水化物を栽培しての歴史は長く見積もっても1万年程度ですからね。人類の過半数が突然変異でもしない限り、私たちの身体は糖質を毎日大量に摂取しても平気なようにはできていないのです。

 ただ、糖質制限を続けていて思うんですが、なんでこんなに脂質ばっかり食べてるのに体重は変わらず一定をキープしているんでしょうね?脂質の方がエネルギーとして優秀なら、食べたら食べた分だけ脂肪として蓄えていた方が良いでしょうに。

 あまり溜め込みすぎても健康に害が出たり、体重が増えすぎても外敵に襲われた時に助かる確率が減ってしまう?そういう常に溜め込む体質の個体は淘汰されてきたからなのでしょうか、脂質ばかり摂取していてもほとんど太らないわけは。

主食というものの定義を文化ではなく栄養学的、生物学的に考えると

1 他の種族と被らない
2 常に手に入りやすい
3 それだけ食べていれば身体的にほぼ問題なし

でしょうから、これには炭水化物は当てはまりませんね。足りない栄養素が多すぎるし、炭水化物を常食すると外敵に襲われた時に逃げ切れる敏捷さが無くなるでしょう。太り過ぎで。

 秋口に増える果物に含まれる果糖、それを口にした時に追加分泌されるインスリン、そして過剰な糖質は脂肪として来るべき冬に向けて蓄えられる。この一連の流れが上手く働いた個体のみ生き残ってきたのでしょう。ですから、糖質は脂肪を蓄えるためのスイッチみたいなものだったのでしょうか。「あー糖質が増えてきたからそろそろ冬だぞー蓄えとけよー」みたいな。

こう考えると、やはり人類は肉食獣によって残された骨とその骨髄を主食としてきたとする説が有力です。

牛骨100gあたりの栄養素は、

タンパク質 19.7
脂質 18.1%
カルシウム 7800mg
鉄 8.6g
エネルギー 255.3kcal

だそうです。糖質はほぼゼロ。

やっぱり人にご飯パン麺お菓子は必要ありませんね。

ありませんったらありません。

まぁ、おいしさ的には必要ですが。

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