国際的カップルと輸出依存企業 - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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 実は日本のGDPに対して輸出が占める割合はそれほど高くなく、戦後一度も20%を超えたことはない。


http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_34.html#GDP&ExpoJP

常に大体こんな感じです。


そしてそのわりと少ないと思える輸出額対GDP比のうちで、自動車や電化製品などの「耐久消費財」と呼ばれる、一般消費者の手元に直接届く分類の商品の占める割合は更に低く、GDP全体の1.67%です。

テレビや新聞などで語られる印象だと、自動車や電化製品などの輸出が日本経済の全てのようなイメージになりがちですが、実は日本経済の主力は国内での消費、「内需」なのです。

…ここまでは色々本読んだりして分かったことなんだけど、そこで思ったことが


何故メーカーは輸出するんだろうね。勿論初めは国内の需要だけで自社の供給能力を消費できていて、それが需要<供給になったことが引き金なんだろうけど。


内需を増やすような政策に舵を切るように、政治家にロビー活動させたり、マスコミによって世論操作をさせるなんてお手の物な気がするんだけどどうなんだろ。それはそれで、先のことを考えたメリットを差し引いてもめんどいのだろうか。

手っ取り早く海外に市場を求めたほうが簡単だからなんだろうか。

やはり経営陣、しかも1代だけなんとかなればいい的な考えばかりなんだろうか。

ミクロな世界ではPOP一つで高い商品もぽんぽん売れるようになるのは簡単なんだけど、海外に輸出するような大きな企業が、商品一つ一つにいちいちそんなことはしていられない。

普通、価格の競争になるってことはわかりきっている。もちろん品質の追求もしなくてはいけないんだろうけど、例えば韓国の度を超えたウォン安に渡り合うにはこっちもある程度はコストを抑えなくてはいけない。

そう、人件費を抑えなくてはいけないから、従業員の給料を上げる訳にはいかない。もっと言えば給料の高い日本人従業員を増やしてはいけない。

そうすると、国内の雇用需要(?)が減ってますます消費が減退する。それは自分たち企業にも帰ってくるというダメなスパイラルになってゆく。

そもそも為替や関税の事を考えると工場は輸出先の海外に作らざるを得ないのか。あそして人件費をもっと抑えるために、人件費の安い国にばかり工場を作る事になる。


ここまで進むと、その企業は日本人を向いて経営をしているとは言えなくなってくるのか。でもその判断は国内向けの販売額がどれぐらいの割合になっているかによるのかな。

こんなことを考えていると、何かこう安易に海外に目を向けるところが、


国際的カップルっていうのは、国内での需要にあぶれた方同士がくっつくもんだから、各国の水準容姿的に言えばなんかアレな感じがするのと似てる気がする。

大分失礼な物言いだけど。

いや、はなっから海外の(市場や風貌)が好きな方もいらっしゃるということか。
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