日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
[FT]国により価値が異なる単一通貨ユーロ
(2013年4月15日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)
欧州中央銀行(ECB)の調査によると、ヨーロッパ北部の世帯当たり純資産は南欧をはるかに下回る。ドイツの1世帯当たり純資産額の平均が20万ユーロ弱なのに対し、スペインは30万ユーロ、キプロスは67万ユーロだ。誤植ではない。
ドイツの新聞は、貧しいドイツ人が裕福なキプロス人を救済しようとしているとやかましい。この解釈は間違いだが、その背景はさらに厄介だ。この調査が示しているのは富の格差ではなく、ユーロ圏諸国間に事実上の為替レートが存在しているということだ。(後略
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGV15002_V10C13A4000000/?df=2
ドイツはユーロ圏の他の国とくらべて、金持ちと貧しい家庭の差が大きすぎるということですか。
生産力=供給能力が高いドイツのような国は日本と同じでデフレに陥り安い。ユーロ結成当初からドイツは供給能力が高くデフレになりやすかったため、国民の賃金が伸びず、物価ももちろん上がりにくい。
対して南欧のギリシャやキプロス、イタリアなどは供給能力当初から低く、インフレがち。そうするとインフレですから物価は上昇して、同じものを同じだけ売った時に手に入る利益もあがるわけですから、賃金もそれなりに上がる。
ギリシャもキプロスもイタリアもドイツも同じユーロを使っています。
1ユーロは1ユーロ。
そうするとギリシャ人は物価の低いドイツで買い物をするとお得。
対してドイツ人はギリシャで買い物をすると物価が高いのであまり物が買えない。
なんなんでしょうねこれ。
今まで輸出で儲けてきたドイツへのしっぺ返しなんでしょうか。恐らくこの関係はずっとは続かないでしょうけれど、今現在割を食っているのはドイツ国民のような気がします。ただドイツにはしっかりとした供給能力がありますから、いざというときは困らなさそうですが。
こういう情勢になってくると、いよいよドイツ国民が救世主を誰か一人の存在に求めてもおかしくないのかもしれません。
アングル:ドイツで高まる「ナチスブーム」、闇の歴史に学ぶ
[ベルリン 26日 ロイター] ドイツでは今、ヒトラーやナチスといった言わば自国の「闇の歴史」に対する国民の関心が高まっている。
権力を掌握するに至ったナチスの歴史を扱った展示会には数万人が足を運び、第三帝国をテーマにしたテレビドラマには数百万人の視聴者がつく。ヒトラーが現代のベルリンに現れるという小説は、一夜にしてベストセラーとなる人気ぶりだ。(後略
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE93R00S20130428
ドイツが輸出で一人勝ちだと思っていましたが、多くの国民にはそれほど恩恵はなかったのでしょうか。このあたり、グローバル企業の目指すところと国民の幸せは離れていくということを再認識させてくれます。
グローバル企業は世界と価格で戦わなくてはいけないわけですから、最も経費となる賃金は低く抑えたい。法人税も低くしたい。企業が税金を支払わないということは、反対に国民が税金を払っているということ。
誰かの得は誰かの損です。
日本では、新しい製品を生み出せば他の企業がすぐに質の高い同じような製品を作り出し、低価格で売らざるをえなくなります。結果企業がそれほど利益を出せません。
でも実は国民が最も得をしている国なのですね。
対して南欧のギリシャやキプロス、イタリアなどは供給能力当初から低く、インフレがち。そうするとインフレですから物価は上昇して、同じものを同じだけ売った時に手に入る利益もあがるわけですから、賃金もそれなりに上がる。
ギリシャもキプロスもイタリアもドイツも同じユーロを使っています。
1ユーロは1ユーロ。
そうするとギリシャ人は物価の低いドイツで買い物をするとお得。
対してドイツ人はギリシャで買い物をすると物価が高いのであまり物が買えない。
なんなんでしょうねこれ。
今まで輸出で儲けてきたドイツへのしっぺ返しなんでしょうか。恐らくこの関係はずっとは続かないでしょうけれど、今現在割を食っているのはドイツ国民のような気がします。ただドイツにはしっかりとした供給能力がありますから、いざというときは困らなさそうですが。
こういう情勢になってくると、いよいよドイツ国民が救世主を誰か一人の存在に求めてもおかしくないのかもしれません。
アングル:ドイツで高まる「ナチスブーム」、闇の歴史に学ぶ
[ベルリン 26日 ロイター] ドイツでは今、ヒトラーやナチスといった言わば自国の「闇の歴史」に対する国民の関心が高まっている。
権力を掌握するに至ったナチスの歴史を扱った展示会には数万人が足を運び、第三帝国をテーマにしたテレビドラマには数百万人の視聴者がつく。ヒトラーが現代のベルリンに現れるという小説は、一夜にしてベストセラーとなる人気ぶりだ。(後略
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE93R00S20130428
ドイツが輸出で一人勝ちだと思っていましたが、多くの国民にはそれほど恩恵はなかったのでしょうか。このあたり、グローバル企業の目指すところと国民の幸せは離れていくということを再認識させてくれます。
グローバル企業は世界と価格で戦わなくてはいけないわけですから、最も経費となる賃金は低く抑えたい。法人税も低くしたい。企業が税金を支払わないということは、反対に国民が税金を払っているということ。
誰かの得は誰かの損です。
日本では、新しい製品を生み出せば他の企業がすぐに質の高い同じような製品を作り出し、低価格で売らざるをえなくなります。結果企業がそれほど利益を出せません。
でも実は国民が最も得をしている国なのですね。
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ドラッグストア各店放浪中
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お酒、から揚げ、
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歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
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