お客さんは解決への手段が欲しいだけで、商品なんてわりとどうでもいい - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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私は基本コミュ障なもんで、お客様に話しかけての推奨販売とか大の苦手です。ですからPOPを書いてほったらかしで24時間接客してもらったほうが楽で良いのです。

また、POPを付けておくと安くしなくても値段以外の判断材料が生まれるので、値段を下げなくても売れてくれるようになります。

こんな風に。









どれも決して「上手いPOP」ではないですが、貼る前と貼った後で見ると、売れ個数が6倍から14倍に増えています。POPは見た目2割、内容8割と言って良いでしょう。

歯ブラシのPOPはヘッドがでかい=上下同時に磨けると言いなおしただけです。でもその程度すら世の中に流れる情報量が多すぎて、お客さんは「ヘッドがでかい」という事実から「使ったらどうなるか」という未来を想像する余裕がないのです。

そこをわれわれが伝えないといけません。

でも私はコミュ障なのでそこをPOPに頼るのです。

ですから、お客さんは(私もあなたも)解決策が欲しいだけで商品なんてほとんどどうでもいいのです。

アンケートによるとカメラや家電ですら店頭で機種を決めたことがある人が60%いらっしゃるそうです。男は「そんなことない」と言うでしょうが、買い物の決定権は奥さんが持つことが多いですし、女性の持ち物の多さ=買い物回数の多さですからね。

とにかく棚のどことどこを取り替えても、とっかえた商品の売り上げ同士が相殺されて終わりですから。それは自己満足に終わる事が多いでしょう。

まずはお客さんに解決策を伝えること。

お客さんに手に入る未来をはっきり想像させるだけで、商品は売れていくのです。

そうじゃないと…来る4月の売り上げが怖いことになる気がします。
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プロフィール
HN:
アリウス
性別:
男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
自己紹介:
アリウスの体は、
お酒、から揚げ、
ラグナロクオンライン、
歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
カレー、
フライフィッシング
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