日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
科学物質が体内に入ることを「暴露」と言います。
それでは、体にどのくらい入ったら、悪い影響が出るのでしょう? 少しの量なら、害は出ませんが、暴露量がある値を超えると、悪い影響が出ます。
悪い影響が出ない最大の量を無毒性量(むどくせいりょう)と言います。
化学物質の毒性は、動物の実験などで調べます。例えば、ねずみに毒のだんごを食べさせたとき、2個なら平気だったのが、3個食べると影響が出たとします。
このときの、食べただんごの数が暴露量で、無毒性量はだんご二つということができます。
ねずみの健康のためには、2個を超えないよう気をつけることが大事、ということになります。
http://www.safe.nite.go.jp/management/kaisetsu/05.html
それでは、体にどのくらい入ったら、悪い影響が出るのでしょう? 少しの量なら、害は出ませんが、暴露量がある値を超えると、悪い影響が出ます。
悪い影響が出ない最大の量を無毒性量(むどくせいりょう)と言います。
化学物質の毒性は、動物の実験などで調べます。例えば、ねずみに毒のだんごを食べさせたとき、2個なら平気だったのが、3個食べると影響が出たとします。
このときの、食べただんごの数が暴露量で、無毒性量はだんご二つということができます。
ねずみの健康のためには、2個を超えないよう気をつけることが大事、ということになります。
http://www.safe.nite.go.jp/management/kaisetsu/05.html
で、この化学物質のリスクを表す数値を「暴露マージン」と言って、
人の摂取量と、動物実験で発がん性が見いだせる量を比較して、もしも両方の値が近ければ発がんの危険性が大きいということにして規制する、しかし両方の値が遠ければ、規制の優先順位は下がるという感じで使います。
暴露マージン=(動物実験で発がん性が認められた下限の値)÷(俺らが普通の生活で摂取してる値)
欧州食品安全機関は暴露マージンが10,000より大きければ対策の優先順位位は低いとみなしています。
あんまり普段から摂取するようなものじゃなきゃリスクは低いとみなされるし、
普段結構摂取しちゃうものはリスク高いから管理しなきゃということが、この暴露マージンって数値で測れるというわけだ。
で、ここで登場するのが花王のエコナ。
グリシドール脂肪酸エステル(GE)という物質が体内で分解されると発がん性物質のグリシドールになる可能性があると報道されました。
そこでこのGEの暴露マージン。
体重50kgの人が1日にエコナを10g飲んだ(?)とすると暴露マージンは 248
10000と比べると低いので発がん性リスクは高いと言えます。
ただ、これは体内で全てのグリシドール脂肪酸エステルがグリシドールに変わったと仮定しての値です。経費計算なんかでも最悪を想定するよね。
ちなみに暴露マージン248に近い食品成分を並べると、
アクリルアミドと言ってポテチとかフライドポテトっとかに入ってる物質があったり、
アルコールは暴露マージン 3 ですし、
コーヒーに含まれるカフェ酸(カフェインではない)は 90 です。
エコナにはこのGEが普通の食用油より10倍多く含まれていたので、回収しようということになった。また、特定保健用食品という「売り方」も手伝って槍玉に上げられちゃったんでしょう。
ま、でも10分の1とはいえ普通の食用油にもこのグリシドール脂肪酸エステルは含まれているので、油大好きで揚げ物大好きな人、からあげ大好きな人はエコナユーザーより確実に多く摂取してるよね。俺とか。
魚の焦げとか醤油とかハムの赤いところにも発がん性物質が含まれていると言われるし、野菜は自らを守るために、発がん性のある自然農薬とも呼べるものを作り出しているとか。
なんかこう色々考えるとすっごいめんどくさくなってきましたねwwwww
何も知らない、興味ない頃から出発して、色々興味が出て調べて、情報量の多さに押しつぶされて諦めて、
一周回ってやっぱりどうでも良くなったみたいな。
一つ一つの情報を自ら調べて精査するのは大変。だからなのか、人は専門家に「安全だよ!」と言ってもらえると安心する。
「あれは爆破弁だから心配しないで!!」なんてね。
病院に行って、医者に「う~ん…良く分からないんですよ…」って言われるより、
そこそこ知られてる、そこそこ病状の重い病名を言われた方が安心出来るという感覚。
みんながそう求めるもんだから、マスメディアの論調はゼロかイチかになってしまう。
まぁでもあんまり細かいこと気にするのも疲れるし、そこに使う時間をもっと他の事に使ったほうが、わりと幸せになれそうな気がします。
やっぱり信じたいもの(人)を信じるのが楽ということなんでしょうか。
だから、
あの漫画の就職難にあえぐ主人公が、
信じてしまったのは仕方のないことなのかもしれません。
人の摂取量と、動物実験で発がん性が見いだせる量を比較して、もしも両方の値が近ければ発がんの危険性が大きいということにして規制する、しかし両方の値が遠ければ、規制の優先順位は下がるという感じで使います。
暴露マージン=(動物実験で発がん性が認められた下限の値)÷(俺らが普通の生活で摂取してる値)
欧州食品安全機関は暴露マージンが10,000より大きければ対策の優先順位位は低いとみなしています。
あんまり普段から摂取するようなものじゃなきゃリスクは低いとみなされるし、
普段結構摂取しちゃうものはリスク高いから管理しなきゃということが、この暴露マージンって数値で測れるというわけだ。
で、ここで登場するのが花王のエコナ。
グリシドール脂肪酸エステル(GE)という物質が体内で分解されると発がん性物質のグリシドールになる可能性があると報道されました。
そこでこのGEの暴露マージン。
体重50kgの人が1日にエコナを10g飲んだ(?)とすると暴露マージンは 248
10000と比べると低いので発がん性リスクは高いと言えます。
ただ、これは体内で全てのグリシドール脂肪酸エステルがグリシドールに変わったと仮定しての値です。経費計算なんかでも最悪を想定するよね。
ちなみに暴露マージン248に近い食品成分を並べると、
アクリルアミドと言ってポテチとかフライドポテトっとかに入ってる物質があったり、
アルコールは暴露マージン 3 ですし、
コーヒーに含まれるカフェ酸(カフェインではない)は 90 です。
エコナにはこのGEが普通の食用油より10倍多く含まれていたので、回収しようということになった。また、特定保健用食品という「売り方」も手伝って槍玉に上げられちゃったんでしょう。
ま、でも10分の1とはいえ普通の食用油にもこのグリシドール脂肪酸エステルは含まれているので、油大好きで揚げ物大好きな人、からあげ大好きな人はエコナユーザーより確実に多く摂取してるよね。俺とか。
魚の焦げとか醤油とかハムの赤いところにも発がん性物質が含まれていると言われるし、野菜は自らを守るために、発がん性のある自然農薬とも呼べるものを作り出しているとか。
なんかこう色々考えるとすっごいめんどくさくなってきましたねwwwww
何も知らない、興味ない頃から出発して、色々興味が出て調べて、情報量の多さに押しつぶされて諦めて、
一周回ってやっぱりどうでも良くなったみたいな。
一つ一つの情報を自ら調べて精査するのは大変。だからなのか、人は専門家に「安全だよ!」と言ってもらえると安心する。
「あれは爆破弁だから心配しないで!!」なんてね。
病院に行って、医者に「う~ん…良く分からないんですよ…」って言われるより、
そこそこ知られてる、そこそこ病状の重い病名を言われた方が安心出来るという感覚。
みんながそう求めるもんだから、マスメディアの論調はゼロかイチかになってしまう。
まぁでもあんまり細かいこと気にするのも疲れるし、そこに使う時間をもっと他の事に使ったほうが、わりと幸せになれそうな気がします。
やっぱり信じたいもの(人)を信じるのが楽ということなんでしょうか。
だから、
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信じてしまったのは仕方のないことなのかもしれません。
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プロフィール
HN:
アリウス
HP:
性別:
男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
自己紹介:
アリウスの体は、
お酒、から揚げ、
ラグナロクオンライン、
歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
カレー、
フライフィッシング
で、構成されています。
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