マスコミという暗殺者からの防衛

経済再生へ態勢づくり急ぐ安倍自民　　
その麻生氏は、デフレ脱却に最優先で取り組むべきだというのが持論だ。講演では「戦前の日本にはデフレ脱出に成果を上げた人がいる」と犬養内閣の蔵相、高橋是清を取り上げてきた。

　高橋は首相経験者だったが、蔵相への就任要請に応じ、政府主導の積極財政によるインフレ誘導策で経済危機克服を目指した。

　当時と同様にデフレ克服が喫緊の課題である以上、再び首相経験者が経済政策の指揮を執れば内閣としての強いメッセージとなる－。安倍、麻生両氏はそうにらんだのだ。（抜粋
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121221/stt12122102000001-n2.htm

---

平成の高橋是清という声があがりそうです。


高橋是清って誰？という方は、この本を読むとよくわかります。

もしドラ風に仕上がっていて大変読みやすく、3，4時間あれば読んでしまえます。

「コレコイ」で描かれる高橋是清の時代と現代、時代背景がデフレまっただ中で役立たずの首相が3連続でコロコロ変わるというところもそっくりですが、これからの財務大臣と当時の大蔵大臣も何となく似ています。

麻生太郎と高橋是清、両者とも首相経験者であり、その後大蔵大臣（現在の財務大臣）になったというところも同じ。

「節約！緊縮財政！」という言葉を掲げて当選したのではなく、「これから俺らは金借りてバンバン使うぜ！」と、しっかり言って当選したところも同じ。

そう言えば高橋是清はインフレ気味になってきたところで、それにふさわしい緊縮財政を行おうとして軍備縮小しようとしたところ、軍部の反発を受け有名な2.26事件により暗殺されました。今回はそんなことはないでしょうが、安倍政権、麻生財務大臣に対するマスコミの猛反発（ネガティブキャンペーン）がこれから行われることは確実です。

そこにはほぼ確実に「お友達内閣」という言葉が使われるでしょうね。前回の安倍政権の時もそうでしたし。

そんなどうでもいい批判に私達が流されないように、一人ひとりが正しい知識を持たなくては、暗殺殺者（マスコミ）に騙されることになってしまいます。

生まれてこのかた好景気というものを知らない若者たちのために（俺もそうですが）このチャンスを逃してはいけないのです。