民主党政権で日本経済が危ない！本当の理由。

です。

なんというキャッチーな表紙。

今回も面白く読まさせて頂きました。

あれだな、民主党の話は最初と最後だけだったなｗ

でも今の経済対策（と呼べるかどうかは置いといて）が明らかに間違った方向に進んでるってのはこれ読むとすぐに理解できるはず。

こんなタイトルだけど、実は三橋本の中では入門編といってもいいかも。

三橋さんが最も力を入れてるであろう（多分）、借金大国日本という間違ったイメージの破壊。今回もやはりそこから話が始まります。

というわけで、この本から作ってみた日本国家のバランスシートを貼っておきます。


これを見ておけば、

負債の面だけを取り上げて騒ぎ立てるメディアや、それに乗っかって騒ぐ自称経済評論家がいかに浅はかなのかが丸分かりです。

お金は使っても消えない。（燃やしたりしない限り）

誰かの資産は必ず誰かの負債になっている。
預金は銀行にとっては負債。「政府の借金が！！」と叫ぶなら、それを貸しているのは誰だ？という話。

国債所有者の内訳で、民間銀行と生命損保の国債所有率を足すと約60%。で、これら金融機関の国債購入にあてられるお金ってのは俺らの預金ですね。

銀行なんかも利益出さないといけないけれど、「預金」って額はデカ過ぎるから、（ちなみにアメリカの家計全体の預金額より日本の家計全体のそれの方が絶対額で大きい）リスキーな金融商品なんかには投資できない。そうすると日本国債っていう金利は低いけどとにかく安全な商品にでも換えておかないといけないわけだな。じゃないと現金ってのは利子払うだけで何も生み出してくれないしね。なので、

「国民一人当たり○○○円の借金！！」という話は大嘘で、

正しくは

「国民一人当たり○○○円の資産！！」というべきなわけですよね。

偉そうに書いたけど俺も三橋さんの本読むまで色々勘違いしてたｗ
大学で経済学でも専攻しとけば良かったかな。

日本のメディアでは経済の原則を無視した話が飛び交いすぎです。

騙されませんように。

とか書いていたら気になるニュースが。

ゼンショー、年内でウェンディーズから撤退
外食大手のゼンショーは１０日、年内でハンバーガー事業から撤退すると発表した。傘下のバーガーチェーン「日本ウェンディーズ」と米国ウェンディーズ・アービーズグループとのフランチャイジー（ＦＣ）契約が１２月末で終了するのを機に、他社への売却か解散の方向で調整する。（後略）


http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091210/biz0912101718025-n1.htm

お、俺のくつろぎの場所が・・・。