通れなくなる橋

今日、ふらっと寄ったnojima電気のTV群でこんな番組が放映されてるのが目に入った。


特報首都圏「縮む日本・何を残し何をあきらめるか」

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2010-12-10&ch=21&eid=14485

だってさ。

タイトルが鬱過ぎるんですけど。

相変わらず日本ディスる番組なのかしらと、ちょっと見ていたら、埼玉県飯能は国道299号沿いの、高麗川にかかる天神橋や鎌倉橋といった、建設から50年は過ぎたような老朽化した橋とそれを管理している自治体の現状を特集していました。

アスファルトの道路が、補修予算が足らないためにボロボロになっている様は、まるでシムシティで交通関連の予算を大幅に減らしたときに見られる現象を彷彿とさせました。うん、不謹慎だな。

『コンクリートから人へ』

というスローガンで政権奪取した党は箱モノと呼ばれるものには、維持費が掛かるということで難癖を付けていたけど、橋やトンネル、道路にももちろん維持費がかかるということには気を払ってなかったようですね。

この点は自民党の大半も同じだけどね。


2016年、あと5年後と言っていいだろう、に築50年を過ぎて寿命を迎える橋は3万基に及ぶ。それも大型の橋に限っての数だ。通行止めになって実家に帰ることが困難になる人もいるんじゃないかな？


当たり前の様に、無料で、自分の家の前にある道路を『快適に』使える喜びを感じないといけないよね。

メンテナンスを怠った結果、1967年、アメリカのウエストバージニア州とオハイオ州を連絡するシルバー橋の崩落事故のようにいつ悲惨な事故が起きないとも限りませんし。

ま、そんなことになったら前与党のせいにされるのは目に見えてますけどね。