- ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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「肥満大国」メキシコ、高カロリー食品と炭酸飲料に課税へ
(CNN) メキシコ議会はこのほど、肥満対策の一環として審議されていた高カロリー食品と炭酸飲料への課税を可決した。ペニャニエト大統領の署名を経て施行される見通しだ。

カロリーの高い食品すべてに8%、炭酸飲料には1リットル当たり1ペソ(約8円)の税を課す案で、10月31日に上院を通過した。対象の食品を具体的に示すリストはないが、「揚げ物や甘い菓子、穀類を主原料とする食品など」とされる。

世界保健機関(WHO)の統計によると、メキシコ人が1年間に飲む炭酸飲料は163リットル。米国の平均より4割も多く、世界最大の消費国となっている。

メキシコは今年、国連食糧農業機関(FAO)の調査で肥満率が米国を抜いて世界トップとなった。同国保健当局は小児科医の2団体と協力し、医師らを対象に子どもの肥満問題や治療法、予防法の周知を図る運動に取り組んでいる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131103-35039382-cnn-int

「高カロリー食品っておいおい、脂身とか肉は肥満の原因じゃないのに!」なんて突っ込もうとしたら、
「揚げ物や甘い菓子、穀類を主原料とする食品など」
と、ありますね。おや、これはメキシコ本気を出してきたのでしょうか。これで肥満率が激減でもしたら、脂質=肥満ではなく、炭水化物=肥満というイメージの方に傾くでしょうか。少し前にアメリカでは肥満を減らそうと脂質を減らす運動をした結果、炭水化物の摂取量が増えて、肥満率も上がってしまったという経緯がありました。

もちろん炭水化物が肥満率を上げた原因なのですが、それはとある巧妙な罠にハマった人が多くいるということです。

実は「脂肪分ゼロ」を謳っているう食品は、確かに脂質は抑えられていますが、その代わりに糖質が添加されています。ヨーグルトなどの成分を、通常のヨーグルトと脂肪分ゼロヨーグルトと比較すると、「脂肪分ゼロ」の方がやや糖質が多いのです。ですから「脂質を気にして脂質ゼロ」のヨーグルトを食べた方が太るのです。大体そういう時って、

「脂肪分ゼロだからちょっと食べ過ぎても平気かも」と、通常時よりやや多めに食べがちですから、余計に糖質を摂取しちゃうのです。

いつのまにか肥満率がアメリカを抜いていたメキシコ。

安いからといって菓子パンやカップラーメンばかり食べていると日本人も同じようになるということです。

太りたくないなら、少しは食費をかけて、肉、卵、チーズ、などのタンパク質を摂取して景気をよくしないとね。
病気や怪我が治ることと、クスリで症状が収まることは違う。

私達がかぜ薬の説明をする時に、お客さんに散々伝えていることなのに、結構忘れがちなことだ。

高血圧を下げるクスリを飲んで「高血圧じゃなくなった」としても、それは一時的なもので、原因が取り除かれていないのなら治ったことにはならないでしょう。いや、そもそも一般的には高血圧だったとしても、それでカラダに全く悪影響がないのなら、その「一般的には高血圧」と言われる状態が、その人にとっては実に正常な状態だったってこともありえます。「本態性高血圧」っていう

「なんだかよくわからないけどなぜかカラダに異常のない高血圧」なんて病名(?)もあるようですし。

これは傷の化膿、血圧、血糖値、カゼの時の熱、どれにも言えることだと思います。
人材を「人財」という言葉にして、「人ありき」ということを社是として謳っているところは多いと思います。ええ、私のところもそうです。いや、別にそれがいけないとかいう話ではないのですが、この「人材を育てる」ということ。

 この「人財」という言葉は、「実力主義」という言葉とはなかなか共存できないのでは?という話です。

…あれ!

ウチの企業の経営理念に「実力主義に挑戦!」ってあるわ!

ま、まぁでもバランス感覚さえありゃなんとかなりそうな気がしますが。

で、人財という言葉ですが、これはもう最初は全ッ然役立たずの新人を我慢してなんとか一人前にまで躾して、そこから各々の持ち味を出していってくれよ的な「とんでもなく気が長い教育」を施してようやく到達できる状態(?)なわけです。多分に本人の素質も関わってくるとは思いますし、また、言ってる私も相当な我慢と忍耐を先輩たちに強いたとおもいます。

ミスったら上司が庇って「まぁなんとかなるよ」とカバーして、

研修やら勉強会やらにコストをかけて通ってもらい、

頑張ってサビ残したら「済まねぇな」とねぎらったり。(サビ残は良くないが)


「ちょっと厳しかったりするかもしれないけど、まずくクビにはならないから安心して仕事しててな」

そういう「人に対しての投資」あってこその「人財」または「終身雇用」という言葉。

これに対するのが「育てる費用が惜しいので、少しでもミスしたらクビ切るよ」的な「実力主義」という言葉だと思うのです。


難しいですねバランスが。


経営者や上司として見れば、「人財」を育てようとして新人部下にコストを掛けた結果、目に映る者達が「終身雇用」という言葉に甘えてしまう怠け者になってしまった時は、「実力主義」という方針に舵を大きく切りたくなる気もわかる気がします。

これが一つの企業ならただの企業方針で済むのですが、国全体が変な方向になってしまうと、「人財による技術の伝承」が行われない事になります。

それが「労働の自由化」とかの「クビの切りやすさ」というやつです。今、さかんに経済何とか会議というやつで話されていますかね。

この手の「派遣でも何でもいいから、今すぐ使える奴だけ使って使えない奴はすぐにでもクビにできるようにしろ」ってのは、単一民族で島国で育ってきた日本には文化的にやっぱり合わないと思うのです。

やっぱり「仲間」とか「仲魔」って単語が良いですね。



メガテン的に。
認知症のアルツハイマー型、生活習慣病と関連…予防するには
 年々増え続けている認知症は患者本人がつらいだけでなく、介護者の負担も大きい疾患だ。認知症の中でも患者の多いアルツハイマー型は、これまで原因不明で予防が難しいとされていたが、最近の研究で生活習慣病との関連が明らかになってきた。乳製品や大豆製品、野菜を多く食べることで発症リスクを低下させることも分かっており、認知症予防のためにも自身の食事パターンを見直してはどうだろう。(平沢裕子)(後略
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/snk20131031505.html


 血糖値が上がってインスリンが大量に分泌されると、インスリン分解酵素が脳内でアミロイドβを分解する作業に手が回らなくなり、結果アミロイドβが脳内に増え、それが神経細胞を圧迫して壊してしまうという流れでしたね。記事本文にも、
>血糖を下げるインスリンがアルツハイマー型の原因物質であるβアミロイドタンパクの分解能力と関係するためだ。

と、ありますが、「それなら血糖値を上げなければいいじゃん」と、糖質セイゲニストなら思います。

上の記事を読むともやもやするのは、その「血糖値上げなければ良い」と、江部先生のように言い切ってくれないからでしょうね。たった一言言えばいいだけなのに。

「炭水化物の食べる量を減らせば良いだけ」と。

太く短く生きるから俺は好きなものを食べて死ぬんだ!!

とはばからない方でも、認知症のリスクから目を逸らすのは勇気がいることだと思いますよ…



最近、印刷物や掲示物が欲しくなったら私に頼めみたいな風潮がある気がする。

頼まれるのは必要とされていることなので嬉しい。しかし個人の心内ならそれでいいけれども、少し俯瞰で見てみると「替えがきかない」ということなのであまりよろしくはない。

私が作る物なんてたかが知れてるものばかりだけれども、ちょっとずつでもみんなもある程度は「なんとかなる」くらいにしたいので、その内「Officeさえ入っていればなんとかチラシやらの掲示物を作れるようになる講座」を開きたいところです。

でもま、これも作業が好きかどうかとか、好みの問題もあるんでしょうね。PC前に座っての作業が苦痛とか、キーボードを見ると目眩がするとかいう機械恐怖症(?)の御仁もいらっしゃるようですので…

好きこそものの上手なれって言いますが、やっぱり仕事は楽しくやってこそですね。
糖質制限をして変わった感覚。

食事を取るということが、実は習慣にすぎず、「空腹になったから食事をしよう」という感覚が正直薄れてきていること。前日に酒を飲み過ぎた時などは特にそう感じる。実際今は夜の8時近いのだが、今日は何も口にしていない。今、食事を求める一番の動機は「食事を楽しむため」「酒を飲むため」に変化してきている。炭水化物という嗜好品はほとんど止められたけれど、酒だけは止められません。こればっかは突っ込まれたら困っちゃう。

 糖質制限を始めるまでは、朝起きたら空腹でしょうがないということを当たり前として感じていたけれど、野生生物が朝起きた時に、空腹感が邪魔してすぐ行動できなかったら問題だろう。やはり人間は肉食ベースの生物なんだと思う。目覚めもすこぶる良いし。

ひょっとしたらこのまま一日1食でも行けてしまう気がする。

しかしこの私の太りやすさって何なんだろうな。ひょっとしたら太りやすさって、遺伝というよりも腸内細菌叢によってかなり変わるんじゃないかなーなんて考える。



ずっと肉食続けたらどうなるんだろう。実際ここ1年の食事はからあげファミチキスパイシーチキンプレミアムチキンフライドチキン焼き鳥豆腐納豆卵が90%以上を占めている。

このまま10年何も無かったら面白いだろうな。

「栄養のバランス」という言葉が崩れるかもしれない。
糖質制限を始めてから1年と3ヶ月ほど経ちまして、体重やウエストが落ちたのはもちろんのことですが、次に大きく変わったのが「全く二日酔いにならなくなった」ということです。

これなぜなんでしょうね。

身体の中に入ったアルコールは肝臓においてアルコール脱水素酵素により、ほとんどがアセトアルデヒドに変わる。これが顔面紅潮とか気持ち悪さの原因になる。で、それがまたアセトアルデヒド脱水素酵素によって分解されて酢酸になる。そして酢酸は肝臓では酸化され難く、血中に放出され、末梢組織のエネルギー源となるようです。酢酸はTCA回路に入り最終的には炭酸ガス(二酸化炭素)と水とが、生成されるそうです。

もしかして、酒飲みながらご飯とかの炭水化物を取り過ぎると、血中にブドウ糖がたっぷり存在することになり、抹消組織のエネルギー源として利用されるために、アセトアルデヒドから酢酸への分解を遅くする働きが高まるせいで悪酔いしやすくなるのでしょうか。

それプラス胃で消化されにくい炭水化物をなんとか消化しようとして、胃酸が普段より長時間胃に滞留することになって、逆流性食道炎ぎみにきもち悪い二日酔いになってゲロるのでしょうか。

飲み過ぎると頭が痛いことはたまーにあります。これは恐らく脱水症状の症状と似ていますので、摂取したアルコール量に対して十分な水分補給ができていないことが原因でしょうね。

いや、しかし酒好きにとっては本当に糖質制限はフィットします。どれだけ飲んで全く「気持ち悪くならない」「次の日に残らない」のですから。

ただ、記憶は飛びますし、起きてもアルコールが残っていて普通に酔っ払っていますけどね。

ところでWikiでアセトアルデヒドを調べていたら面白い記述が。
筑波大学の原田勝二らは、ALDHのひとつALDH2を作る遺伝子によって酒の強さが体質的に異なるとされることに注目して、全都道府県の5255人を対象に、酒に強いとされる遺伝子の型NN型を持つ人の割合を調査、順位づけた。その結果NN型の人は中部、近畿、北陸、北九州など西日本を中心に少なく、東西に向かうにつれて増加し、東北、関東、南九州、沖縄で多くなる傾向があった。全体的にNN型の遺伝子を持つ者は東日本に多かった。すなわち、秋田県が最多で77%、鹿児島県と岩手県が71%でこれに続き、最小は三重県の40%、次に少ないのは愛知県の41%であった

酒に強いのは鹿児島とか沖縄と思っていたんですが秋田県と岩手県すげぇ ( Д)  ゜ ゜

それと夏井先生の更新履歴を漁っていたらこの様な意見がありましたので載せときます。
 私も平成22年3月から江部先生の本をきっかけに糖質制限をやっており、それが今でも続いております。というか、食習慣がすっかり糖質制限になってしまったといった方が正しいのですが。

 さて、たびたび二日酔い症状のことについての記載がありますね。それについて、私はきっとそうに違いないと思っていることがあります。つまり、夜お酒と一緒に摂取された炭水化物は、容易に消化されることなく胃内に停滞しているがために胃炎を惹起するのではないかと。
 学生時代の法医学の講義で、教授がおっしゃっていたのですが、
「ラーメンを食べた後のご遺体を解剖すると、胃の中には麺しか残っておらず、チャーシュウはまったく残っていないのです。」
と。その時はへーと思うくらいにしか聞いていなかったのですが、いざ自分が糖質制限を初めて、なんせ酒を痛飲しても翌日が非常に楽なのを実感してからは、なるほどそうなのかと納得しております。つまり肉・魚などのタンパク質は胃で容易に消化されてしまうのですが、炭水化物はなかなか簡単には消化されないのでしょうね。(夜だとすぐに眠ってしまうことも良くないのでしょう。)
 胃はがんばって胃酸を分泌するけれども、なかなか追いつかず、そんな強酸にまみれた物が長々と胃に停滞しているのですから、胃壁もたまった物じゃありません。

 この約2年半で約23キロの減量となり、衣類のサイズもユニクロでいえばXLからMです。楽しく、美味しくダイエット。まだまだ余裕で続きます。

登録販売者の問題だと、炭水化物の消化は「早い」ことになっていますが、これが「遅い」になるのは何時のことでしょうかね。
3日前のイタリアの全国紙レプブリカに渡辺信幸先生と江部先生、夏井先生の名前が載りました。このお三方の名前から浮かぶのはもちろん糖質制限についてですね。

日本人の長寿の秘訣は、健康的な食生活だと長年言われてきた。脂肪分が少なく、野菜の多い食生活である。しかし近い将来、日本食の評判は覆るかもしれない。その食こそが現代の日本人を襲う数々の病気の原因だと主張する医師が次々と現れている。

内科医である渡辺信幸医師は、1993年に沖縄にやってきた。長年長寿を誇っていた県ゆえ、健康な人が沢山いると思いきや、目にしたのは肥満と高血圧の多さだった。現在沖縄はメタボリックシンドロームで日本一の県となっている。
時には重病人を運ぶヘリコプターが間に合わず、渡辺医師は目の前で患者が死んでいくのを見た。この経験から、沖縄の人々を健康にするための試行錯誤が始まり、20年後、ある結論に達する。いわゆる「沖縄クライシス」=肥満と高血圧の増加は、一般に考えられているように食生活の欧米化のせいではなく、むしろ「日本化」であるというものだ。

沖縄の人々は昔から豚肉をたくさん食べていたが、その後コレステロールを恐れるようになり、本土の食生活を取り入れるようになった。肉を少なくし、野菜と米を多く摂取するものである。今日、日本女性の平均寿命は86,41歳で世界一だが、1950年には60歳であり、欧米よりずば抜けて低かった。渡辺医師は、日本人の寿命が延びたのは欧米化した食、たんぱく質と脂質に富む食生活のおかげだと主張する。
彼は2つの簡単なルールに基づくダイエットで、彼の90%以上の患者を痩せさせることに成功した。そのルールとは、肉・卵・チーズを積極的に食べ炭水化物を制限することと、血糖値の上昇を緩やかにするため、ひとくちを最低30回噛むことである。たんぱく質と糖質の量の計算に基づき、カロリー計算の強迫観念は忘れるというこのダイエットは、パラダイムシフトである。
結果は、奇跡だった。高血圧や糖尿病の薬から自由になった患者がたくさん居るのだ。渡辺医師の外来には多くの人が押しかけるため、診察には数ヶ月待たねばならないこともある。

栄養学は時とともに変化し、新説が出るたびにそれまでの通説が覆される。高タンパク食に対する批判もあるが、渡辺医師のように糖質を問題視する医師も居る。糖尿病とアレルギーに特化した京都の高雄病院の理事である江部康二医師は、この分野のパイオニアである。肥満の真犯人についての本は何十冊も出版されており、夏井睦医師は「炭水化物が人類を滅ぼす」というショッキングなタイトルの本を出版している。溝口徹医師のように、精神疾患と血糖値の関係を指摘する医師も居る。糖質を過剰に摂取すると、細胞の老化を招くだけでなく鬱も引き起こすと言うのであれば、日本の高い自殺率と食との間に、関係性を求めることができるのかもしれない。
http://ow.ly/d/1CCz

そして日経デジタルにも。
覆るか、肥満の定説 原因はカロリー? 炭水化物?
 なぜ人は太るのか?

 その原因について世界保健機関(WHO)は「肥満や体重過多の根本原因は摂取カロリーと消費カロリーの不均衡にある」としている。つまり食べすぎか運動不足か、あるいはその両方ということで、これが肥満の原因に関する定説となっている。だが、最近になって、ホルモンの働きを原因と指摘する新説が脚光を集めている。

■運動しても体重減らず

 カロリーの不均衡が原因という定説が正しければ、タンパク質であれ炭水化物や脂肪であれ、カロリーを取りすぎれば体重は増えることになる。だから肥満を解消するには食べる量を減らし運動量を増やせばよい。しかし、肥満に悩む多くの人がこの処方箋に従って日々、努力しているが、体重が減らないケースが多い。

 本人の努力不足が1つの理由かもしれないが、研究者が近年、注目しているのは処方箋が間違っている、つまり肥満の原因に関する定説が誤っている可能性だ。

 もしそうなら、肥満の原因は摂取カロリーと消費カロリーの不均衡ではなく、様々な細胞で脂肪の蓄積を促しているホルモン、特にインスリンの働きの異常のようなものかもしれない。この場合、環境要因として真っ先に疑われるのは、私たちが摂取するカロリーの総量ではなく、炭水化物の量と質になる。

 インスリンはブドウ糖という炭水化物に反応して分泌される。食品中の主なブドウ糖の源はデンプンと穀物、そして糖類だ。精製された穀物やデンプンを豊富に含む食事では、そうでない食事よりもインスリン濃度がすぐに上がりやすい。

肥満の原因はカロリーか、炭水化物か。

現在、肥満原因の定説となっているのは、摂取カロリーと消費カロリーの不均衡にあるとするカロリー説だ。脂肪であれ炭水化物やタンパク質であれ,取りすぎれば体脂肪は増える(上)。これに対して最近注目されているのは炭水化物説(ホルモン説)。炭水化物を摂取すると血糖値(血中のブドウ糖濃度)が上昇し、その刺激でインスリンというホルモンが放出される。脂肪細胞はインスリンに反応し、脂肪の蓄えが使われにくくなるだけでなく、さらに増えてしまう。そのため炭水化物を食べてインスリン濃度が上昇した状態が長時間続くと体重が増加する

現在、肥満原因の定説となっているのは、摂取カロリーと消費カロリーの不均衡にあるとするカロリー説だ。脂肪であれ炭水化物やタンパク質であれ,取りすぎれば体脂肪は増える(上)。これに対して最近注目されているのは炭水化物説(ホルモン説)。炭水化物を摂取すると血糖値(血中のブドウ糖濃度)が上昇し、その刺激でインスリンというホルモンが放出される。脂肪細胞はインスリンに反応し、脂肪の蓄えが使われにくくなるだけでなく、さらに増えてしまう。そのため炭水化物を食べてインスリン濃度が上昇した状態が長時間続くと体重が増加する(下)。Jen Christiansen氏の図をもとに作製
 世界一の肥満体国である米国で「栄養科学イニシアチブ(NuSI)」という非営利組織が、コロンビア大学や米国立衛生研究所(NIH)などと協力、肥満の原因を科学的に究明するため、かなり本格的な実験を近く始める。

■結果出るまで1年近く

 太り気味もしくは肥満の被験者16人が研究施設に滞在し、平均的な米国人と同じ内容の食事を取ってもらう。ただし食べる量はコントロールし、被験者の脂肪が増加も減少もしていない状態を実現する。摂取カロリーと消費カロリーを正確に一致させるわけだ。

 次の段階では、被験者にそれまでの摂取カロリーとまったく同じカロリーを取ってもらうが、炭水化物の総量を大幅に抑制する。

 もし脂肪の蓄積が主に摂取カロリーと消費カロリーの不均衡によるものなら、被験者は消費カロリーとまったく同じカロリーを摂取しているのだから体重は増えも減りもしないはず。一方、もし炭水化物の摂取量が大きな影響を及ぼすのなら、炭水化物制限食で被験者の体重と脂肪はともに減少することになる。

 結果が出るまで1年近くかかる見通しだ。

(詳細は25日発売の日経サイエンス12月号に掲載)
http://www.nikkei.com/article/DGXBZO61433170S3A021C1000000/?df=2&dg=1

 実験結果は1年近く先にわかるそうですが、またきちんと記事にしてくれるんでしょうかね。

まっ、糖質セイゲニストのみなさんにしてみれば、すでに結果は目に見えているでしょう。得たカロリー出るカロリーのダイエット論が大間違いかもしれないという話はちょっと前にも記事にしましたが、このカロリーコントロールが必要という考えは、第二次世界大戦後、アメリカ主動で世界に広まって行きました。ですが実は、1800年台は「炭水化物が全ての太る原因」ということが世界の共通認識だったそうです。

1870年代のトルストイのアンナ・カレーニナにもアンナの恋人であるウロンスキー伯爵はクライマックスの競馬への準備のために炭水化物を控える描写があります。
「クラスノ・ソロでのレースの日、ウロンスキーは牛肉のステーキを食べるために、連隊の将校食堂にいつもよりも早めに現れた。彼は、要求された体重である160ポンド(約73kg)まで非常にすみやかに落としたため、厳しい訓練は必要なかったものの、なお体重の増加を防がねばならず、デンプン質の食物とデザートを避けた」

 そして炭水化物が肥満やほとんどの病気の原因とする状況証拠として、孤立していた狩猟民族が西洋の文化と触れ合った途端に、肥満、糖尿病、心疾患、高血圧と脳卒中、がん、アルツハイマー病やその他認知症、虫歯などの病気が頻発し始めるということがあります。

野菜や果物や炭水化物を摂らないイヌイットやマサイ族、米国先住民、ケニヤのキクーユ族、が生活習慣病と無縁の暮らしを「送っていた」ということを、肉と脂肪が生活習慣病の原因とする現代の栄養学や医学では説明できません。

ところで最近試験勉強した登録販売者のみんなは、ビタミンB1が炭水化物の代謝に関係するって習ったよな?あれさ、

「炭水化物を食べなければ貴重なビタミンB1が失われることもない」ってことなんだよね。炭水化物を食べるからB1が消費されちゃうから、また食物から摂取しなくちゃいけないって悪循環になるの。

それとビタミンCはブドウ糖と同じ仕組を使って細胞に入るので、炭水化物摂取し過ぎると、血管内にブドウ糖がありすぎてビタミンCの吸収を阻害してしまいます。また、血糖値が高まると分泌されるインスリンは、腎臓にてビタミンCの吸収を阻害して、ビタミンCを尿と一緒に排泄させてしまいます。ですから、炭水化物を摂取しない民族は少量のビタミンCでも大事に利用ができて、壊血病にもならず生き続けてきたんでしょうね。

人類は炭水化物の栽培を始めたお陰でこれだけ発展してきたのですが、そろそろそこから卒業する時が来たのでしょうか。
レジにてお金をばらまいちゃった時、すっごく焦りますよね。「盗られる!」とかそういう感情ではなくて、恥ずかしいというか、「あぁ、そんなに拾うのを手伝って頂いて申し訳ない(泣)」と思う感情ですとか。海外の方々ってああいう時にはどんな反応をするんでしょうね。

 私を含めてなんですが、日本人って他人からの好意を受けるのが下手だよなぁと思うのです。例えば電車で席を譲られて断っちゃうとか。「譲って断られたらどうしよう!」「恥ずかしい!」と思うとなかなか席を譲る決断をしにくくなるじゃないの。おとなしく譲られとけ(?)なんて思うのです。

なんでこう「そんなことされるのは悪いなぁ」って思っちゃうんでしょうかね。

恥の文化というか、人に頼るのは恥ずかしいというか。

こういうのってずっと昔の日本でも同じような感じだったんですかね。

ま、とにかく、お店で棚にぶつかって何か販促物やら商品を落とした時とか、お金ばらまいちゃった時とか、お菓子クジのクジをぶっ放しちゃった時とか、2Lペットボトルのケースを車までお持ちする場合とか、

お店のスタッフは「手伝って当然」「むしろ役に立てて嬉しい」と思っていますので、お客さんは全く気にしなくて大丈夫です(゚∀゚)
心の底から「この商品はウチの店に必要だ」「この商品の良い所をこうやって表現すれば絶対売れるはず」そう思って導入した商品なら、きっとスタッフにも何か伝わるでしょうから良いサイクルを生むでしょうね。

ただ、最近ちょっと気になるのです。

なんだか「愛の無い商品導入」が多いような…

 おそらくバイヤーの方がたにも色々な思惑があるのでしょうが(もちろん利益とか)、もう少し商品採用の頻度と採用することに対する商品愛(?)が感じられるといいです。もちろん店舗の手際がも少し良ければ良いってのもありますけど、ここは両者に努力と改善を要求したいものです。

守りの作業(商品が入らないのでなんとか入るようにするための棚替えや、売り方が分からないために大量に残ってしまった商品の返品作業)ではなく

攻めの仕事(商品の良さを読み、それをお客さんに伝えるための演出をつくり上げること)のスキルを磨かないと、この先世の中の変化についていけないと思うのです。

早くしないと新入社員も「仕事とはこういう防戦一方でつまらないものだ」と思い込むことにもなりかねません。
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プロフィール
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アリウス
性別:
男性
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ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
自己紹介:
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