日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
これは失敗に終わりそうな予感。
「ジャンクフード食わせろ」学校で“ポテチ”販売禁止、肥満大国アメリカの大ハレーション
6月27日付米CNN(電子版)などによると、新連邦法によって学校内で販売可能となるお菓子は、必ず乳製品とタンパク質を含み、全体の50%以上が穀物や果物、野菜でできているか、4分の1カップ(液体だと50ミリリットル)分の果物か野菜を含んでいることが必須条件となります。どのお菓子も350キロカロリー以下でなければならず、そのなかには必ず200キロカロリー以下のお菓子が含まれていなければなりません。
具体的には、朝食でおなじみのシリアル(穀物)にドライフルーツなどを加えて固め、棒状にした「グラノラバー」や、よりナッツやフルーツの割合が多い運動時などによく食される行動食「トレイルミックス」、油で揚げていない焼きチップスなどになるといいます。
栄養たっぷり「シリアルバー」、砂糖もたっぷり
また、飲料に関しても細かな規定を設け、スポーツドリンクでも糖分が多ければ販売できないが低カロリーなら認められ、低脂肪・脂肪分ゼロの牛乳や果汁100%の果物・野菜ジュース、水はOKとなります。
米国農務省(USDA)によると、全米の学校や食品・飲料メーカーは来年の7月1日までにこれらの基準に対応せねばなりません。つまり来年の7月1日からこの取り組みが具体化されるということです。
何だかやり過ぎと思われる方もおられると思いますが、これでもまだ手ぬるいとの声が出ています。(抜粋
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130714/wlf13071412010009-n1.htm
アメリカはすでに
「脂肪を減らしてもデブは減らない」
「炭水化物を摂りすぎるとデブが増える」
ということを身を持って経験しているはずなのに、この食事指導はしょぼいですね。朝食にシリアルとかお前ら馬鹿なの?油で揚げてなくてもイモはイモでデブるんだよ。何なの?デブなの?死ぬの?
江部先生の2007年のブログにも、こう書かれているのに。
米国の大規模介入試験(5万人弱の閉経女性を対象に、対照群を置き、平均8年間にわたって追跡)において脂質熱量比率20%で強力に指導したグループは、対照群に比較して意外なことに心血管疾患、乳がん、大腸がんリスクを下げないことがアメリカ医学会雑誌2006年2月8日号で報告されました。
さらに、総脂肪由来カロリーの占める割合は1971年 (36.9% )から2000 年(32.8%) と減少しているにも関わらず、肥満は倍増(14.5%→30.9%)しています。この間増加したのは糖質の比率で、42.4%から49.0%となっています。ここまで検証してくると、過去の常識だった脂肪犯人説はかなり怪しくなって、糖質の過剰摂取こそが真犯人だった可能性が高まります。
ここに至り、米国では近年「低糖質ダイエット」が注目されています。これは私達の糖質制限食と理論的根拠は同じです。米国臨床栄養学雑誌2006年5月号の巻頭に「従来の高糖質・低脂肪食の長期的な影響は肥満改善には否定的であり、結局低糖質ダイエットが体重減少のためにはポピュラーなものになってきている。」という画期的な内容の論文が掲載されました。(抜粋
koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-31.html
確かアメリカは国を上げての脂肪摂取量の制限をして失敗したんじゃなかったっけか?
数年かけて脂質の摂取を減らしたら、代わりに炭水化物の摂取量が増えて太ったという結果がありましたよね。ちょっとソースは見つかりませんでしたが。では代わりに日本の例を。
1988年以来、九州大学と中村学園大学の協力で糖尿病発症予防を目的に14年間、米飯を中心に糖質50~60%を 徹底して食わせ、カロリーを徹底して制限し、運動させた結果、
1988年の75g経口ブドウ糖負荷試験を用いた健診では、男性の15.0%、女性の9.9%が糖尿病だったそうですが、
2002年の調査では予想に反して、男性の23.6%、女性の13.4%が糖尿病と増加していました。
すっげー増えとる!
久山町では、アルツハイマー型痴呆の2005年の有病率も、1992年の約3倍になったという実験結果があります。
日本糖尿病学会推奨の「糖質60%、脂質20%、タンパク質20%」といういわゆる「バランスの取れた食生活(笑)」を続ける限り、炭水化物の犠牲者は減らないのでしょうね…
それでは復習を兼ねて、糖質制限十か条を再び。
『糖質制限食十箇条』 -糖尿病や肥満が気になる人に-
一、魚貝・肉・豆腐・納豆・チーズなどタンパク質や脂質が主成分の食品はしっかり食べてよい。
二、糖質特に白パン・白米・麺類及び菓子・白砂糖など精製糖質の摂取は極力控える。
三、やむを得ず主食を摂るときは未精製の穀物(玄米、全粒粉のパンなど低GI食品)。
四、液体でエネルギーを摂取しない。水や茶はOK。成分未調整豆乳は適量OK。
五、糖質含有量の少ない野菜・海草・茸類は適量OK。果物は少量にとどめる。
六、オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)は積極的に摂り、リノール酸を減らす。
七、マヨネーズ(砂糖無しのもの)やバターもOK。
八、お酒は蒸留酒(焼酎、ウィスキーなど)はOK、醸造酒(ビール、日本酒、など)は控える。
九、間食やおつまみはチーズ類やナッツ類を中心に適量摂る。菓子類、ドライフルーツは不可。
十、できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ。
*抜く必要がある主食とは米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類などの炭水化物。
*炭水化物=糖質+食物繊維
http://koujiebe.blog95.fc2.com/
ところで、なんも知らない人に「なぜデブるのか」でつかみとして使える話が
「春雨ってすげー太るんだよ」(だってデンプンだし、丸美屋の麻婆春雨だと一食あたり炭水化物66gも入っているからビッグマック1個より太る)
「マヨネーズってめんつゆより太らないんだよ」(大さじ一杯あたり糖質0.2g。対してめんつゆはそばに使う小さめめんつゆ入れ150g、一杯で13.1g)
この辺から太る太らないを話すと興味持ってもらえるようでした。
というわけで、
たかがドラッグストアが、地域の寿命を伸ばすことと、デブ率を減らすことが出来たら面白いんじゃないかと思うのですがどうでしょうか。ニュースになりそうじゃない?
「ジャンクフード食わせろ」学校で“ポテチ”販売禁止、肥満大国アメリカの大ハレーション
6月27日付米CNN(電子版)などによると、新連邦法によって学校内で販売可能となるお菓子は、必ず乳製品とタンパク質を含み、全体の50%以上が穀物や果物、野菜でできているか、4分の1カップ(液体だと50ミリリットル)分の果物か野菜を含んでいることが必須条件となります。どのお菓子も350キロカロリー以下でなければならず、そのなかには必ず200キロカロリー以下のお菓子が含まれていなければなりません。
具体的には、朝食でおなじみのシリアル(穀物)にドライフルーツなどを加えて固め、棒状にした「グラノラバー」や、よりナッツやフルーツの割合が多い運動時などによく食される行動食「トレイルミックス」、油で揚げていない焼きチップスなどになるといいます。
栄養たっぷり「シリアルバー」、砂糖もたっぷり
また、飲料に関しても細かな規定を設け、スポーツドリンクでも糖分が多ければ販売できないが低カロリーなら認められ、低脂肪・脂肪分ゼロの牛乳や果汁100%の果物・野菜ジュース、水はOKとなります。
米国農務省(USDA)によると、全米の学校や食品・飲料メーカーは来年の7月1日までにこれらの基準に対応せねばなりません。つまり来年の7月1日からこの取り組みが具体化されるということです。
何だかやり過ぎと思われる方もおられると思いますが、これでもまだ手ぬるいとの声が出ています。(抜粋
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130714/wlf13071412010009-n1.htm
アメリカはすでに
「脂肪を減らしてもデブは減らない」
「炭水化物を摂りすぎるとデブが増える」
ということを身を持って経験しているはずなのに、この食事指導はしょぼいですね。朝食にシリアルとかお前ら馬鹿なの?油で揚げてなくてもイモはイモでデブるんだよ。何なの?デブなの?死ぬの?
江部先生の2007年のブログにも、こう書かれているのに。
米国の大規模介入試験(5万人弱の閉経女性を対象に、対照群を置き、平均8年間にわたって追跡)において脂質熱量比率20%で強力に指導したグループは、対照群に比較して意外なことに心血管疾患、乳がん、大腸がんリスクを下げないことがアメリカ医学会雑誌2006年2月8日号で報告されました。
さらに、総脂肪由来カロリーの占める割合は1971年 (36.9% )から2000 年(32.8%) と減少しているにも関わらず、肥満は倍増(14.5%→30.9%)しています。この間増加したのは糖質の比率で、42.4%から49.0%となっています。ここまで検証してくると、過去の常識だった脂肪犯人説はかなり怪しくなって、糖質の過剰摂取こそが真犯人だった可能性が高まります。
ここに至り、米国では近年「低糖質ダイエット」が注目されています。これは私達の糖質制限食と理論的根拠は同じです。米国臨床栄養学雑誌2006年5月号の巻頭に「従来の高糖質・低脂肪食の長期的な影響は肥満改善には否定的であり、結局低糖質ダイエットが体重減少のためにはポピュラーなものになってきている。」という画期的な内容の論文が掲載されました。(抜粋
koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-31.html
確かアメリカは国を上げての脂肪摂取量の制限をして失敗したんじゃなかったっけか?
数年かけて脂質の摂取を減らしたら、代わりに炭水化物の摂取量が増えて太ったという結果がありましたよね。ちょっとソースは見つかりませんでしたが。では代わりに日本の例を。
1988年以来、九州大学と中村学園大学の協力で糖尿病発症予防を目的に14年間、米飯を中心に糖質50~60%を 徹底して食わせ、カロリーを徹底して制限し、運動させた結果、
1988年の75g経口ブドウ糖負荷試験を用いた健診では、男性の15.0%、女性の9.9%が糖尿病だったそうですが、
2002年の調査では予想に反して、男性の23.6%、女性の13.4%が糖尿病と増加していました。
すっげー増えとる!
久山町では、アルツハイマー型痴呆の2005年の有病率も、1992年の約3倍になったという実験結果があります。
日本糖尿病学会推奨の「糖質60%、脂質20%、タンパク質20%」といういわゆる「バランスの取れた食生活(笑)」を続ける限り、炭水化物の犠牲者は減らないのでしょうね…
それでは復習を兼ねて、糖質制限十か条を再び。
『糖質制限食十箇条』 -糖尿病や肥満が気になる人に-
一、魚貝・肉・豆腐・納豆・チーズなどタンパク質や脂質が主成分の食品はしっかり食べてよい。
二、糖質特に白パン・白米・麺類及び菓子・白砂糖など精製糖質の摂取は極力控える。
三、やむを得ず主食を摂るときは未精製の穀物(玄米、全粒粉のパンなど低GI食品)。
四、液体でエネルギーを摂取しない。水や茶はOK。成分未調整豆乳は適量OK。
五、糖質含有量の少ない野菜・海草・茸類は適量OK。果物は少量にとどめる。
六、オリーブオイルや魚油(EPA、DHA)は積極的に摂り、リノール酸を減らす。
七、マヨネーズ(砂糖無しのもの)やバターもOK。
八、お酒は蒸留酒(焼酎、ウィスキーなど)はOK、醸造酒(ビール、日本酒、など)は控える。
九、間食やおつまみはチーズ類やナッツ類を中心に適量摂る。菓子類、ドライフルーツは不可。
十、できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ。
*抜く必要がある主食とは米飯・めん類・パンなどの米・麦製品や芋類などの炭水化物。
*炭水化物=糖質+食物繊維
http://koujiebe.blog95.fc2.com/
ところで、なんも知らない人に「なぜデブるのか」でつかみとして使える話が
「春雨ってすげー太るんだよ」(だってデンプンだし、丸美屋の麻婆春雨だと一食あたり炭水化物66gも入っているからビッグマック1個より太る)
「マヨネーズってめんつゆより太らないんだよ」(大さじ一杯あたり糖質0.2g。対してめんつゆはそばに使う小さめめんつゆ入れ150g、一杯で13.1g)
この辺から太る太らないを話すと興味持ってもらえるようでした。
というわけで、
たかがドラッグストアが、地域の寿命を伸ばすことと、デブ率を減らすことが出来たら面白いんじゃないかと思うのですがどうでしょうか。ニュースになりそうじゃない?
この記事にコメントする
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
ちょっと前の記事です↓
(09/20)
(05/27)
(07/24)
(07/16)
(07/15)
(07/14)
(07/13)
(07/12)
(07/11)
(07/10)
カテゴリー
プロフィール
HN:
アリウス
HP:
性別:
男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
自己紹介:
アリウスの体は、
お酒、から揚げ、
ラグナロクオンライン、
歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
カレー、
フライフィッシング
で、構成されています。
お酒、から揚げ、
ラグナロクオンライン、
歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
カレー、
フライフィッシング
で、構成されています。
リンク
アーカイブ
最新コメント