日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
国家公務員採用7割削減=09年度比、目標上積み―岡田氏が指示
国家公務員の2013年度の新規採用人数について、岡田克也副総理が各府省に対し、09年度比で平均7割程度を削減するよう総務省を通じて要請していたことが9日、分かった。6日の行政改革実行本部では4割超の削減方針を決めていたが、消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革に理解を得るためには、さらなる合理化努力が必要と判断し、目標を上積みした。
09年度の採用人数は8511人で、7割削減が実現すれば13年度の新規採用は2550人程度に縮減される。6336人を採用する予定の12年度と比べても約6割の大幅減となる。政府は13年度の採用方針の月内決定を目指すが、人員削減を迫られる各府省は猛反発しており、調整は難航が予想される。
[時事通信社]
http://jp.wsj.com/Japan/Politics/node_405634
「公務員は給与が高すぎる!」
という妬みの心がまんまと利用されているような記事です。特に、
>消費増税を柱とする社会保障と税の一体改革に理解を得るためには、さらなる合理化努力が必要と判断し、目標を上積みした。
このあたりが。
というか、そもそも日本の公務員の国民の対する割合や、GDPに対しての給与の割合は「他国と比べると」最低といっていいほど低いのです。
何でも海外のものを有り難がる方々は、きちんとこの現実を認識して発言しましょう。ちなみに、警察官や軍人、国立大の教授、政府系企業の職員など、全ての公務員の数が含まれています。
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_37.html#Komiin
こう見ると、ギリシャがわりと普通な感じでアメリカの隣辺りに収まっていることに驚きます。
「なんだ、公務員が多すぎたわけじゃなくて、ぐうたらなだけだったんだ」
ギリシャの財政破綻に対して、なんとなくそんな感想を抱いてしまいます。働け。
それはいいとして、
「公務員の採用減らしたり、給与削減すればお前らはスッキリするんだろ?」
と、ゲスなことを言われている気がしてなりません。正直この手の発言って、
民主党の政治家だけじゃなくて、自民党の政治家も言ってたんですよね。
「公務員の給与が妬ましいんだろ?それなら俺らが下げてやるよ」と。
ただ、
「公務員の人件費を削減するから、消費税上げてもいいよね?」
ってのも、よく考えるとバリバリに意味不明ですよね。
これ、
「新入社員の採用を見送るから、お前らの給料下げてもいいよね。まぁ、俺の給料はビタ一文下げないけど」
って言われているのと同じ。
そもそも今は財政出動が必要な時期なのに、政府の支出を抑えていたら駄目なんです。公務員の給与も、GDPの「政府最終消費支出」に加算されて、私たちの給料を押し上げる一員になるのですから。
だから、デフレの時に軽々しく政府の支出を削ってはいけません。
↑の「政府最終消費支出」
この場合だと、この一部が公務員の給与になって、その公務員が何かモノやサービスを買うことによって、経済が回ることに貢献する。
順番的に最初に幸せになるのは公務員なので、そこはまぁ攻撃したりしないで眺めていましょう。
だってお金は使う時に最も幸せを感じるわけですからね。
そのうち使われたお金は、回りまわって私たちの店舗で使われて、それが私たちの売上や利益に変わって、私たちの給与になるのです。
被災地のボランティアに被災地周辺でしか使えない、「政府発行の金券」を多めに給与の一部として渡すとかすればいいのに。がれき処理に従事している人たちにさ。
あれよあれ、回数券ってさ、まとめて買うと10枚の値段で11枚はいってたりするじゃん。現金と違って何にでも使えるわけじゃないからさ。それと同じで、金券を普通の給与と比べてやや多めに配布するとかすりゃいいのに。
銀行に預金超過で使われないお金が眠ってるわけだから。
なんにせよ、
正しい認識をしておくと、
冒頭の「少し冷静に考えると何言ってんだコイツ」的な記事に振り回されずに済みます。
日本の公務員は比べてみると少ない方なんです。
…つまり、
それだけ一人あたりの生産性が高いということか。
それは日本の社会システムにの良さから来るものなのか、テクノロジーから来るものなのかはわかりませんが。
「なんだ、公務員が多すぎたわけじゃなくて、ぐうたらなだけだったんだ」
ギリシャの財政破綻に対して、なんとなくそんな感想を抱いてしまいます。働け。
それはいいとして、
「公務員の採用減らしたり、給与削減すればお前らはスッキリするんだろ?」
と、ゲスなことを言われている気がしてなりません。正直この手の発言って、
民主党の政治家だけじゃなくて、自民党の政治家も言ってたんですよね。
「公務員の給与が妬ましいんだろ?それなら俺らが下げてやるよ」と。
ただ、
「公務員の人件費を削減するから、消費税上げてもいいよね?」
ってのも、よく考えるとバリバリに意味不明ですよね。
これ、
「新入社員の採用を見送るから、お前らの給料下げてもいいよね。まぁ、俺の給料はビタ一文下げないけど」
って言われているのと同じ。
そもそも今は財政出動が必要な時期なのに、政府の支出を抑えていたら駄目なんです。公務員の給与も、GDPの「政府最終消費支出」に加算されて、私たちの給料を押し上げる一員になるのですから。
だから、デフレの時に軽々しく政府の支出を削ってはいけません。
↑の「政府最終消費支出」
この場合だと、この一部が公務員の給与になって、その公務員が何かモノやサービスを買うことによって、経済が回ることに貢献する。
順番的に最初に幸せになるのは公務員なので、そこはまぁ攻撃したりしないで眺めていましょう。
だってお金は使う時に最も幸せを感じるわけですからね。
そのうち使われたお金は、回りまわって私たちの店舗で使われて、それが私たちの売上や利益に変わって、私たちの給与になるのです。
被災地のボランティアに被災地周辺でしか使えない、「政府発行の金券」を多めに給与の一部として渡すとかすればいいのに。がれき処理に従事している人たちにさ。
あれよあれ、回数券ってさ、まとめて買うと10枚の値段で11枚はいってたりするじゃん。現金と違って何にでも使えるわけじゃないからさ。それと同じで、金券を普通の給与と比べてやや多めに配布するとかすりゃいいのに。
銀行に預金超過で使われないお金が眠ってるわけだから。
なんにせよ、
正しい認識をしておくと、
冒頭の「少し冷静に考えると何言ってんだコイツ」的な記事に振り回されずに済みます。
日本の公務員は比べてみると少ない方なんです。
…つまり、
それだけ一人あたりの生産性が高いということか。
それは日本の社会システムにの良さから来るものなのか、テクノロジーから来るものなのかはわかりませんが。
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ドラッグストア各店放浪中
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お酒、から揚げ、
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歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
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