店舗の在庫と橋げたの無駄

　通勤前に電車の橋脚（橋げた）を見ていてふと思った。やっぱり太いなと。

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新年早々に関東・東北を地震が襲う / 東京23区で震度4の地震に住民「もうやめて！ とまって！」
・震度4の地域
宮城県宮城県南部、福島県中通り　福島県福島県浜通り、茨城県北部、茨城県南部、栃木県北部、栃木県南部、群馬県南部、埼玉県北部、埼玉県南部、千葉県北西部、千葉県南部、東京都23区、神奈川県東部。
　
天災や自然にとって、人間の決めた正月や祝日など関係ない。よって、いつ地震が発生してもおかしくはないし、地震大国に住むからにはある程度の準備と覚悟を決めておく必要がある。あなたは今回の地震の揺れ、大丈夫だっただろうか？（前略
http://topics.jp.msn.com/wadai/rocketnews24/column.aspx?articleid=814672

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　無駄を削ることは良いことですが、店舗の在庫を極限まで削ってしまうとまとめ買いのお客さんの要望に答えられないのとおなじで、設計の段階で巨大地震に耐えられる想定をしていないと、100年に一度の地震には耐えられないことになります。

　上の記事のまとめでも書いてありますが、日本はもうどうしようもなく災害国家です。

洪水、地震、台風、噴火、大雪、なんでもござれです。


普段マイナスにしかならないと思われる在庫も、たまのお客さんの気まぐれまとめ買いに答えられたり、海外の方のお土産で救心を5個買われる時に機会ロスを出さなくて済んだり役に立つときはあります。

反対に在庫の無駄を削っても、数年に一回の単なるちょっとの利益を逃すだけです。



ただ、建築物に関しては普段は無駄だの何だの言われているものが、数百人の人命を救うこともあり得るわけですし、手を抜いてしまうとその逆の結果を招く場合もあるわけです。


国が作るものは普段は無駄で良いのです。冗長性（リダンダンシー）が求められるものなのです。

短期的な利益は民間（小売業とか）が求めるもので、国は長期的な利益を求めるものなのです。

あれです、作ってる間はただの石ころの山にすぎなかったピラミッドが、数千年後に観光資源として大活躍してるのとかと一緒です。