黒色壊死って響きが怖いです - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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 ドラッグストアで勤務していると、レジ近くのセロハンテープ台のテープカットの部分でヒジを「ガリッ」とやっちゃったり、ミネラルウォーター2Lをダンボールから出そうとして指をダンボールの断面で「スッ・・・」とやっちゃったり。

この歳で生傷が絶えなかったりします。

そもそもアルカリイオン水2Lのダンボールは何故ああも従業員の皮膚を切ることに特化したような「鋸歯状」になってるんだ。スゲー怖いんですけど。


というわけで、

傷ができるとその後にできるのが当然とされている「かさぶた」ですがそうと呼ばれるものには2種類あるというお話です。

「かさぶた」には

痂皮(crust)と

黒色壊死(eschar)と呼ばれるものがあります。


痂皮は傷口からジュクジュクと分泌される細胞成長因子、傷口を早く治してくれる成分が含まれる滲出液が乾燥したもの。痂皮の見た目は肌色と茶色の中間くらいで、薄く皮膚に張り付いているような印象。

黒色壊死は表皮と真皮が乾燥して死んでしまったもの。見た目は黒く厚ぼったい感じ。プニプニ押してみると痛かったりして、コイツの真ん中に穴を開けてみたらニュッと膿が出てきちゃったことって経験ありません?

痂皮と黒色壊死を比べるとタチが悪いのは黒色壊死のほうです。

痂皮は水溶性でお風呂に入ったりするだけでスルッととれたりしますが、黒色壊死のほうは濡らしても容易には取れません。また黒色壊死は直径が1センチ程度を超えると化膿しやすくなります。

かさぶたの回りがうっすら赤くなってたり、かさぶた自体やその周辺が盛り上がっていたり、少し熱を持っていたり、痛がゆかったりしたらそれはもう化膿しているのです。

逆に言うとそれらの症状がなければ、例え傷口に数億の菌がいても化膿はしていないということ。

黒色壊死の面積が大きく、痛み出したら病院に行って取ってもらったほうがいいのです。

せっかく取ってもらっても消毒されまくったあげくガーゼでも当てられたら元も子もないので、湿潤治療をしている医師を探すときに参考になるリストはこちら↓
湿潤治療をしている医師リスト

って、川崎市多摩区という項目が無い(´;ω;`)

ま、まぁこれは夏井先生のHP上の、湿潤治療をしているという医師の「自薦によるリスト」だそうですので、ひょっとしたら多摩区にもそういうお医者さんはいらっしゃるのかもしれません。


 まとめると「かさぶた」には2種類あって、その正体はどちらも傷を治そうとして失敗して乾燥してできちゃったミイラ。

黒色壊死の面積が大きいやつは、ほっとくと高確率で化膿するのでさっさと病院いって取ってもらうほうがいいということ。

黒いのは要注意です。



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アリウス
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男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
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