日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
「日本の首相はバラマキ・オバカさん」首相、野党時代の“発言”で陳謝
2012.5.21 23:36 [野田首相]
野田佳彦首相が21日の衆院社会保障・税一体改革特別委員会で、自民党の石原伸晃幹事長から過去の“発言”を追及され、陳謝する場面があった。
首相は平成20年12月に自身のホームページに掲載したコラムで、当時の麻生太郎首相が国際通貨基金(IMF)に1000億ドルの支援を決めたことを「米国次期大統領はバラク・オバマさん。日本の首相はバラマキ・オバカさん」と酷評した。
石原氏は首相が先日の主要国(G8)首脳会議(キャンプデービッド・サミット)でIMFへの600億ドル拠出を表明したことを取り上げ「首相こそバラマキ・オバカだ」と批判。首相は表現について「妥当ではなかった」と謝罪したが、「当時は個別国の危機がいわれていたが、今回は欧州全体の危機で世界経済に伝播(でんぱ)する可能性もあり、状況は違う」と反論した。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120521/plc12052123400011-n1.htm
ありましたね。野田総理が昔麻生総理をHP上で批判した記事が。石原氏も攻めるところはそこじゃないんじゃないかという気もしますが。まずアメリカ大統領に失礼だろと。
ちなみに野田総理はこの批判記事の上で、「1000億ドル」とは言わずに「10兆円」と言っています。
わかりやすく言い換えたのかもしれませんが、バラマキ批判をしているところを見ると、本当に10兆円融資したと思っていたのかもしれません。
1000億ドルと10兆円の違いは、
1000億「ドル」をただ持っていてもそれは「お金」ってだけで金利も何も生み出さないですよね。大きな金額なので一気に市場に放出するとドルが暴落するでしょうし。じゃぁこの
「使い道のない外貨準備のドルをどうしようか?」という時に、
まず間違いなく取り立ててくれる「闇金みたいな組織のIMF」を中継して、「金融危機で困っている途上国なんかに貸してあげて」というのが当時の麻生政権のやり方だったわけです。
10兆円という日本円を貸したわけではありません。当時のマスコミや野党はどうしても麻生内閣を悪役に仕立て上げ、「意味のない無駄遣いをしている」というミスリードをさせようと必死でした。
その結果が今なわけですが。
当時の流れをわかりやすくまとめた動画です。
Watch videos on KendinCos
今回のも、ドルの出どころが為替介入で生まれちゃった外貨準備なら別に良いんじゃないのかという気がします。
ドヤ顔で無駄な「為替介入という行為」をしたのは駄目ですが。円安にしたいのなら、景気回復の後、輸入を増やして世界中からモノを買わないと駄目でしょうに。
昨年11月の「覆面介入」1兆円超、安住財務相「国益守るため」
財務省が7日朝に発表した11年10―12月の外国為替平衡操作の実施状況によると、安住淳財務相が緊急会見で介入を公表した10月31日の8兆0722億円に続き、政府・日銀は11月1日に2826億円、2日に2279億円、3日に2028億円、4日に3062億円のドル買い/円売り介入を行っていたことがわかった。10月31日の介入額は昨年8月の4.5兆円を大きく上回り、1日の介入額としては過去最大を更新した。(後略
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120207-00000030-reut-bus_all
為替介入をするとなぜ外貨準備が増えるのかというと、下の様な流れになるからなのです。
まず政府(財務省)が政府短期証券(国債の一種)を発行する
↓
それ使って民間金融機関から政府がお金借りる。(元は俺らの預金)
↓
国債ってことは政府の負債(借金)が増える(※【国の】借金ではない)
↓
政府が民間から借りた金で日本銀行が外国為替市場でドルを買う
↓
ドルが高くなって円が安くなる
↓
日銀がドルを手に入れる(外貨準備高が増える)
↓
そのままだと何も生み出さないので、米国債などで運用する
↓
つまりアメリカや欧州などに融資しているということになる
ウチらの預金がドルやユーロに両替されて海外に貸し付けられているということなわけです。
やっぱりこの流れはおかしいですよね。
首相に突っ込むのならその辺りに突っ込んで欲しかったな。
わかりやすく言い換えたのかもしれませんが、バラマキ批判をしているところを見ると、本当に10兆円融資したと思っていたのかもしれません。
1000億ドルと10兆円の違いは、
1000億「ドル」をただ持っていてもそれは「お金」ってだけで金利も何も生み出さないですよね。大きな金額なので一気に市場に放出するとドルが暴落するでしょうし。じゃぁこの
「使い道のない外貨準備のドルをどうしようか?」という時に、
まず間違いなく取り立ててくれる「闇金みたいな組織のIMF」を中継して、「金融危機で困っている途上国なんかに貸してあげて」というのが当時の麻生政権のやり方だったわけです。
10兆円という日本円を貸したわけではありません。当時のマスコミや野党はどうしても麻生内閣を悪役に仕立て上げ、「意味のない無駄遣いをしている」というミスリードをさせようと必死でした。
その結果が今なわけですが。
当時の流れをわかりやすくまとめた動画です。
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今回のも、ドルの出どころが為替介入で生まれちゃった外貨準備なら別に良いんじゃないのかという気がします。
ドヤ顔で無駄な「為替介入という行為」をしたのは駄目ですが。円安にしたいのなら、景気回復の後、輸入を増やして世界中からモノを買わないと駄目でしょうに。
昨年11月の「覆面介入」1兆円超、安住財務相「国益守るため」
財務省が7日朝に発表した11年10―12月の外国為替平衡操作の実施状況によると、安住淳財務相が緊急会見で介入を公表した10月31日の8兆0722億円に続き、政府・日銀は11月1日に2826億円、2日に2279億円、3日に2028億円、4日に3062億円のドル買い/円売り介入を行っていたことがわかった。10月31日の介入額は昨年8月の4.5兆円を大きく上回り、1日の介入額としては過去最大を更新した。(後略
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120207-00000030-reut-bus_all
為替介入をするとなぜ外貨準備が増えるのかというと、下の様な流れになるからなのです。
まず政府(財務省)が政府短期証券(国債の一種)を発行する
↓
それ使って民間金融機関から政府がお金借りる。(元は俺らの預金)
↓
国債ってことは政府の負債(借金)が増える(※【国の】借金ではない)
↓
政府が民間から借りた金で日本銀行が外国為替市場でドルを買う
↓
ドルが高くなって円が安くなる
↓
日銀がドルを手に入れる(外貨準備高が増える)
↓
そのままだと何も生み出さないので、米国債などで運用する
↓
つまりアメリカや欧州などに融資しているということになる
ウチらの預金がドルやユーロに両替されて海外に貸し付けられているということなわけです。
やっぱりこの流れはおかしいですよね。
首相に突っ込むのならその辺りに突っ込んで欲しかったな。
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