朝鮮人参茶は雑巾の味がした気がする

紅参っていう高麗人蔘の一種があります。

「テメー朝鮮人参って呼び方が嫌で高麗なんていう言葉で高貴な感じ出してんじゃねーぞ」なんていうネトウヨ的思考は置いておきまして。

高麗人蔘は加工によって呼び名が3種類あります。
http://kgcshop.jp/html/koujin.html

1つは水参

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水蔘は畑から掘り起こし土をはらっただけの、いわゆる生の高麗人蔘です。70～80％の水分を含んでおり、すべての加工品の原料となります。生での利用方法は主に料理用で、サムゲタンに使われるのはこの水蔘です。

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2つ目は白参

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白蔘は主に4年根～5年根の水蔘の状態から皮をはぎ水分が12％ 以下になるように太陽光や熱風などで乾燥させたもの。人蔘サポニンは皮の付近に最も多く含まれています。

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3つ目が紅参

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正官庄の紅蔘は、6年根の水蔘を厳選し十分に洗浄して後、蒸す事から始まります。
その後、太陽熱を利用して自然乾燥させると濃い赤褐色の紅蔘が完成し、この過程が韓国の正官庄紅蔘ならではの品質を作ります。韓国人蔘公社では、伝統的な紅蔘製造技法に科学的研究と現代的な製造設備を融合させ、世界的な名声にふさわしい名品である正官庄紅蔘を製造しており、今後もさらなる努力を続けて参ります。

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…世界的な名声とかはどうでもいいのですが、ポイントは皮にサポニンが最も多く含まれている点です。

サポニンと言えば、老化防止という触れ込みで一時期話題になったごぼう茶の主成分です。南雲先生が50歳とは思えない若々しい姿を披露していたことでも思い起こされますね。



これらの情報を全てレジ前でのセールストークでお客さんに伝えるのは骨が折れると思います。

手足の冷えが改善されますよ！と言えば何人かは興味を持ってくれるかもしれませんが、毎回その話しを聞かされたのでは、お客さんが嫌になる可能性もあります。だってウチって通勤ルートに店舗があるお店が多いわけですから、毎日寄るお客さんもいらっしゃるわけです。

そこをPOPで補うのです。

例えばユンケルスターの主成分も、同じ紅参ですから、そこをアピールしてみるとか、


ユンケルと言えば元ニルヴァーナのデイブ・グロールですが、彼のエピソード

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「俺は具合が悪くて、ツアーのクルーか誰かにハーブ・ティーとユンケルを貰ったんだ。『今一本飲んで、翌朝起きたらまた一本飲んで、ショウの直前にもう一本飲め』って言われて、それがマジで効いたんだよ！『おい、何だ、これ!?』って思ったよ。それでお土産に買って帰った」

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これを薬事法と肖像権的に上手く引用してみるとか。

高麗人蔘って作るのに6年もかかる。6年前にあなたが何をしていたかってことを思い出させてみて、その時間に重みを持たせてみるとか。


POPは何書いても「見ない」という選択肢がある分、「断らなければいけない」というセールストークよりもお客さんに対する当たりはやわらかいのです。しかも24時間働いてくれますから。

紙一枚とペン1本でちょっとでも売上が上がるのなら、数分頭を悩ませるくらいはやってみてもいいと思いません？