インフレ我慢汁

昨日の続きです。

「効率化しよう」

「自己責任でいこう」

「小さな政府でいこう」（政府はでしゃばらず自然な成り行きに任せよう）


この3つのキーワードって良く耳にしませんか。これってあれです。

自由大好き自由教団の教義なのです。「新自由主義教」といったところでしょうか。

これにさらにグローバリズムという単語も加わるかもしれません。ヒト、モノ、カネが「自由に」世界を行き来するのがグローバルなのですから。

　で、毎度毎度これの何が問題かってところに私は噛み付いているわけですが、それは、さっきまで出してた単語は全部、

「インフレ対策」で「物価を下げる」ということです。

効率化したら働き手は必要なくなるから首切られるし、首切られても自己責任だし、政府は口出ししない、民間のタクシーの規制緩和して自由競争にしたら「ほら！大阪のタクシー料金すっごく安くなってデフレ促進したよ！やったねたえちゃん！」みたいな。

ぶっちゃけデフレでお金の回りが悪い時は、効率が悪い国の仕事を増やして「無駄金を使った方がまだマシ」なんですよね。そこをわかっていないといけない。また同じようなプチ民主党とかプレ民主党に騙されるよ。

今回の選挙はこういった、

「新自由教団」対「昔ながらの普通の経済対策」の戦いです。それは維新のなんとかとかのブレーンを見ればわかります。竹中なんとかさんですもの。

「ぶっこわすぜ！」みたいなノリに付いて行った先に待っているのは、さらなるデフレの悪化によるみんなの給料の低下と、災害による国家の破滅です。

目新しいものだけに飛びついて「一度ヤラせてみよう！先っちょだけ！な！」などと2009年に私たちはとんでもない政権を国のTOPにつかせてしまいました。ただやりたかっただけで、その先なんも考えていない政権を。さぁ、それをもう一回繰り返すのでしょうか。そんなのごめんです。

「ぶっ壊す」のはインフレになるまで我慢してほしいものですね。