日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
年末商戦 景気低迷 ボーナス減少で冷え込み厳しく?
3連休を控えた22日、多くの企業で給与が支給され、百貨店や家電量販店で事実上の年末商戦が始まった。円高を追い風に海外旅行などは人気だが、長引く景気低迷でボーナスも減っており、財布のひもは固そう。衆院解散で盛り上がる政局をよそに、消費は厳しい冷え込みも予想される。
「今日から実質的に年末商戦に入った。12月まで盛り上げていきたい」。家電量販店のヨドバシカメラは、22日を年末商戦のスタートと位置づける。例年なら、11月の給料日以降、12月の冬のボーナス支給を見越して家電を買い求める人が増え始めるという。
23日からの3連休は、商戦を占う最初の山場だが、「エコポイントで需要を先食いした」(ニッセイ基礎研究所の矢嶋康次チーフエコノミスト)薄型テレビなどのデジタル家電は不振で、「数万円で買えるタブレット端末やミラーレス一眼といった小物が中心」(大手量販店)だ。(後略
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121122-00000607-san-bus_all
ひょっとしたら、「年末商戦」という言葉は古いものになりつつあるのかもしれませんね。もしくはそこを当てにしての販売計画は立ててはいけないものになりつつあるとか。
ボーナスが入ったら懐が潤うので、確かに「前から欲しかったちょっと高価なものを買おう」とは思うでしょう。ですから、ボーナスの出る7月や12月の売上はまだまだ高い。
しかし、お客さんがそのボーナスを自分の店で使ってれるとは限らない。
景気が良くなってみんなの給料が増えれば、それはそれで前からみんなが望んだ通り使ってくれるお金の総額は増えてくれるでしょう。でも、全小売業がその恩恵に預かるとは限らない。
「とりあえずみんなの給料の合計であるGDPを増やさなきゃ!」という、いつも言っていることとに対する反論のような気がしますが。
ちょっと昔は商品が十分みんなに行き渡っていなくて、売り方や商品自体に「ワクワク」や「こだわり」が無くても十分売れていた。でも、みんなに商品が行き渡ってしまうと、次は、
「ただ所有していることが嬉しい」から
「周りにほめられたい」とか、
「周りと共有したい」に変わってきている。
ちょうど食べ物に対する喜びと似ていて、
「まずは満腹になればそれで良い」から、
「おいしければそれで良い」になって、最後に、
「情報でも料理を楽しめなくては」になって来ていることと似ている。
早いところこの流れをしっかりと掴んで、日頃の売場作りに取り入れて行かないと、ただでさえ安売り一辺倒のドラッグストア業界は完全に消費の流れから取り残されていくかもしれない。
もう、昔のような店頭にとりあえずモノさえあれば飛ぶように売れる時代はこないのかもしれない。レストランに行ったって、料理のボリュームや美味しさだけで、その店の良し悪しを判断していた頃の自分には戻れない。
「あ、テーブル1つ1つにパーティションがあるからここの店は何か落ち着くんだな」とか
「蕎麦屋なのにBGMがJ-POPなんて…?」とか
「酒のうんちくはよくわからんけど、店長がとりあえ超日本酒が好きってことが伝わってくるから、何かおいしい気がしちゃうんだよな」とか
今の自分はおいしさとは離れた部分の評価で、飲食店への評価を決めているもの。
ただ洗剤とかハブラシとか化粧品を並べて、
「脅威の洗浄力!」とか
「握りやすく疲れない!」とか
やっていても、それは性能をアピールするだけで「その商品を使ったらどんなにワクワクする自分になれるか」ってことが伝わってこない。
「ダウニーってこうやって洗面所につるで編まれたカゴなんかで飾ると【この人洗濯が好きなんだ】という自分をアピールできる材料に使えるんだぜ」(長ぇ)とか、
「お菓子や甘い煮物を好きなだけ食べても太らない生活があるって知っていますか?」として、ラカントSやパルスイート、を糖質制限と絡めて紹介してみるとか。
ただ「自分のモノになればそれだけで買い物が楽しい」って時期は終わっているんですよね。
あぁ、そんな「自分の知らない文化があったんだ」ということを、もっとお客さんに伝えたいですよね。
そういや昔、「居酒屋でノックされたらびっくりしてうんちがひょうたん型になるのが嫌なら」って触れ込みで、「大したあとマッチをトイレで一発擦るとニオイが消滅って知ってる?」って、間違って発注しちゃってどうにもならないマッチ箱を籠盛りしたら、きっちり40箱くらい売り切ったってことがあったな。
うんこがひょうたん型になるのは防げないけど。
しかし、お客さんがそのボーナスを自分の店で使ってれるとは限らない。
景気が良くなってみんなの給料が増えれば、それはそれで前からみんなが望んだ通り使ってくれるお金の総額は増えてくれるでしょう。でも、全小売業がその恩恵に預かるとは限らない。
「とりあえずみんなの給料の合計であるGDPを増やさなきゃ!」という、いつも言っていることとに対する反論のような気がしますが。
ちょっと昔は商品が十分みんなに行き渡っていなくて、売り方や商品自体に「ワクワク」や「こだわり」が無くても十分売れていた。でも、みんなに商品が行き渡ってしまうと、次は、
「ただ所有していることが嬉しい」から
「周りにほめられたい」とか、
「周りと共有したい」に変わってきている。
ちょうど食べ物に対する喜びと似ていて、
「まずは満腹になればそれで良い」から、
「おいしければそれで良い」になって、最後に、
「情報でも料理を楽しめなくては」になって来ていることと似ている。
早いところこの流れをしっかりと掴んで、日頃の売場作りに取り入れて行かないと、ただでさえ安売り一辺倒のドラッグストア業界は完全に消費の流れから取り残されていくかもしれない。
もう、昔のような店頭にとりあえずモノさえあれば飛ぶように売れる時代はこないのかもしれない。レストランに行ったって、料理のボリュームや美味しさだけで、その店の良し悪しを判断していた頃の自分には戻れない。
「あ、テーブル1つ1つにパーティションがあるからここの店は何か落ち着くんだな」とか
「蕎麦屋なのにBGMがJ-POPなんて…?」とか
「酒のうんちくはよくわからんけど、店長がとりあえ超日本酒が好きってことが伝わってくるから、何かおいしい気がしちゃうんだよな」とか
今の自分はおいしさとは離れた部分の評価で、飲食店への評価を決めているもの。
ただ洗剤とかハブラシとか化粧品を並べて、
「脅威の洗浄力!」とか
「握りやすく疲れない!」とか
やっていても、それは性能をアピールするだけで「その商品を使ったらどんなにワクワクする自分になれるか」ってことが伝わってこない。
「ダウニーってこうやって洗面所につるで編まれたカゴなんかで飾ると【この人洗濯が好きなんだ】という自分をアピールできる材料に使えるんだぜ」(長ぇ)とか、
「お菓子や甘い煮物を好きなだけ食べても太らない生活があるって知っていますか?」として、ラカントSやパルスイート、を糖質制限と絡めて紹介してみるとか。
ただ「自分のモノになればそれだけで買い物が楽しい」って時期は終わっているんですよね。
あぁ、そんな「自分の知らない文化があったんだ」ということを、もっとお客さんに伝えたいですよね。
そういや昔、「居酒屋でノックされたらびっくりしてうんちがひょうたん型になるのが嫌なら」って触れ込みで、「大したあとマッチをトイレで一発擦るとニオイが消滅って知ってる?」って、間違って発注しちゃってどうにもならないマッチ箱を籠盛りしたら、きっちり40箱くらい売り切ったってことがあったな。
うんこがひょうたん型になるのは防げないけど。
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アリウス
HP:
性別:
男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
自己紹介:
アリウスの体は、
お酒、から揚げ、
ラグナロクオンライン、
歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
カレー、
フライフィッシング
で、構成されています。
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