音楽のアレンジから見える商品展開？

以下The World Of Spiritを聞きながらお楽しみください。


http://www.youtube.com/watch?v=X_WmnXE-2l0&feature=related

台所が湿気でカビたり、ナメクジが玄関に3匹も発見されたのでいい加減頭に来て除湿機を買いました。


朝起きたら300mlほど水が溜まってました。やるなコイツ。

心なしかカビ臭さも減った気がします。

で、その時一緒にAmazonで買ったのがこのアルバムです。

一曲目からすでに買って良かった感が溢れました。

まずアレンジャーの方々のメンツが凄い。

個人的にはこちらの名前を見ただけで買いになってしまいます。

下村陽子
ストⅡ、キングダムハーツ、ライブアライブ、LEGEND OF MANAなど

桜庭統
ヴァルキリープロファイルシリーズ、テイルズシリーズ、スターオーシャンシリーズなど

岡素世
シムシティ（SFC）、スーパーマリオカートなど

なるけみちこ
ワイルドアームズシリーズ

菊田裕樹
聖剣伝説2、聖剣伝説3など

光田康典
クロノトリガー、ゼノギアス、クロノクロスなど



原曲も良いけどアレンジも良いよね。

音楽のジャンル分けっていろいろあるけれど、そのジャンルごとの一番最初の開拓者以外は二番煎じってことで価値がなくなってしまうのか？なんて話を庄屋で飲みながら音楽やってる奴と話した記憶があります。


なんか大学生が好んでする、出口の見えない朝まで討論みたいな会話ですが。大二病？


私はその【到達点】と呼ばれるような曲と曲、2つの到達点を結んだところにできる曲も素晴らしいものだと思います。

なんとなく図にするとこうか？


…分かりづらいかもしれませんが、なんかそんな感じです。

それと同じで、

文章から読み取れる考え方や思想の場合でも、到達点同士を結んだところにできる【編集された】考え方には存在価値があると思う。


ものすごく当たり前の事なんでしょうけれどね。


そして、

商品を売る時だって、その編集力が役に立つ。

一つのテーマに沿った売場作りというと散々聞いたフレーズなので、「またかよ」と思う人もいるかも知れません。でも実際にこうして絵で見ると、


何か今までの自分が思っていた【関連陳列】とか【クロスマーチャンダイジング】っていう


なんかわかったつもりになっていた言葉に対して恥ずかしくなりませんか？


てんでバラバラな商品だけど、しっかりと「何故この商品たちを集めたのか」ってことが見る人に伝われば、そこに付加価値が生まれる。

「関連陳列なんて散々やったけど棚効率悪いし結果が出なかった」

ってのは、それがきちんと伝わってなかったんじゃないのかな。


今の時期～これからの季節なら、ドラッグストアの店頭やその店舗の一等地に


【冷え冷えコーナー】とか【節電コーナー】


みたいな売り場展開が見られると思う。でも恐らくはほとんどの企業じゃそういうコーナーに、

稲川淳二の怪談CDとか、

SIREN


とか

SILENTHILL


とか置いたりはしないんだろうなぁ。怖くて背筋冷えそうなのに。

別に面白そうな奇をてらったものばかり置けば良いってわけじゃなくて、冷やすってことなら


熱さまシートって額を冷やすよりか、頸動脈冷やしたほうが効率よくね！？


ってでっかく書いて置くとかね。そこで「あ、確かに～！」って思ってもらったらこっちの勝ちなわけですよ。