いつ、どこで起こって、どこを通るのか？

これ面白い。

四川大地震など、プレート境界の無い中国の奥地がなぜ頻繁に震源地になるのか？

未だに地震予知が出来ない原因は？

それはプレートテクトニクス理論が間違っているから、そして大陸移動説も同じく間違っていた。

衝撃的過ぎます。

著者は「地震の原因はプレートの沈み込みによるエネルギーの蓄積ではなく、地下マントルによる熱移送である」と考えています。

なぜ地震が起こるかは、

「地下でマグマの高温化が発生」
↓
「岩石が溶けて温度と液体圧とが上昇」
↓
「体積膨張が発生」
↓
「弾性変形・破壊」
↓
「地震が発生」

と考えられるそうです。

マントルはドロドロのスープではなく、アリの巣のようにモザイク状で層になっていて、温度も均一ではなく、低い所と高いところがあり、その温度の一際高い場所をマントルが地上に向かって上昇するそうです。そしてそれを「スーパープリューム」と呼ぶそうです。

熱せられた岩石などが広範囲に膨張してあるとき一斉に破断。そしてそのエネルギーが地震となる。

良いですね。

なんというか、

「炭水化物が血糖値上げて血管を傷つけるんなら、そもそも摂らなきゃいいじゃん。別に摂らなきゃ健康被害あるわけじゃないし。ねぇ？」

「手指消毒しても5分しかプチ殺菌状態が維持できないのに、なんで大手術した大腸の吻合部を、5分毎にお腹かっさばいて消毒しないのさ。そのくせ「皮膚表面の手術跡だけ」消毒するって変だろ。どう考えてもうんこ詰まってる大腸吻合部の方がばい菌だらけだろ？どう説明すんのさ？」

という問に「主流派は」誰も答えられないことと似ていて気持ちがいいです。

もしこの熱移送説が正しければ、地震の予知も天気予報くらいには当たるようになるのかもしれません。面白いです。