思い出を作る贈り物

　先日、うちの従業員70人くらいに次回◯◯◯◯大抽選会の特賞はこの中ならどれが良い？とアンケートを取ってみたんです。

相手が何貰ったら一番喜んでくれるかを悩むのが一番楽しいのは重々承知してはいるのですが、念のため従業員にも聞いてみろとの上司のお言葉だったのです。

で、アンケートですが、


「千葉県浦安の有名テーマパーク1日パスポートチケットをペアで！」

「20000円分の◯TBギフトチケット」

「ヘリのクルージングチケットをペアで」

「各地のご馳走が選べるグルメギフトセット」

「都内有名ホテルのディナーペアチケット」

「箱根の温泉グループで使える14000円分の金券」

「スーパー銭湯の入浴券11回分」


この中ならどれが良い？と尋ねてみたんです。

そうしたらやはりというかなんというか、「ヘリクルージング」が1位に選ばれました。やっぱり非日常という感じが最もする行動だから、当たったら嬉しいと思うのかもね。私ならヘリクルージングがこのくらいの値段で体験できるんだということを知ってから、普通に実費でも乗りたいなぁと思うし。

エクセル航空ヘリコプタークルージング

そして2位にはディナーチケットが来て、3位にJTBギフトチケットなのですが、得票の内訳で
アルバイトの20代の子達にはディズニーランドのペアチケットが強いということ。若い子の得票だけでディズニーペアチケットは4位なんですよね。

黒ねずみの強さを思い知りました。

「換金率が高い」とか、そんなことまで考えて投票するしたたかな人がどれだけいるかわかりませんが、こういう時は商品の価格うんぬんよりも、それがどういう「体験をもたらしてくれるんだろう」という観点で選びますよね。

金額を表記している選択もあるのですが、物自体に非日常の匂いがそれほどしない選択肢には残念ながらあまり人気が集まりませんでした。


じゃぁひょっとして、「体験をもたらす」という事を利用して、

「トイストーリーは炎天下で6時間待ち」

というコメントを投票用紙に挟んでおけば、ディズニーを選ぶ人も減ったのかもしれない…!?