日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
医師や薬剤師は医学や薬学全般に詳しい。
政治家は政治全般に、経済学者は経済全般に詳しい。
そうは言っても、職業的に詳しくないといけない分野はかなり広い。隣り合う近しい分野にも知識が求められる時があるだろう。そういった時にどうしても知識が足りないところも出てくるのは仕方ない。誰だって完璧ではないのですから。
政治家は政治全般に、経済学者は経済全般に詳しい。
そうは言っても、職業的に詳しくないといけない分野はかなり広い。隣り合う近しい分野にも知識が求められる時があるだろう。そういった時にどうしても知識が足りないところも出てくるのは仕方ない。誰だって完璧ではないのですから。
そしてドラッグストアの店員や店長も、自店で扱っている商品全てに詳しいはず…
と、「お客さんには最初から思われている」
お店の様子によっては期待されていないところもあるかもしれませんが。
そして、お客様自身は
「自らが気になる分野においては」
専門家を凌ぐ知識を持ち合わせている場合が多々あるということ。
これは「お客様」の部分を患者さんや投票者に置き換えても通用するでしょう。
もし、自分の職業の「顧客」の中でそういった「詳しいお客様」に遭遇した場合、皆さんはどういう態度をとるでしょう。
ある医者は素人が口を出すな!」と言い。
ある店員は「そうなんですか!お客様御詳しいですね。いや、勉強不足でした。よろしければ後学のためにお教えいただけますか。」と言ったそうな。
なんて見てきたかのようなた例えを出しましたが、こういうことって結構見かけるような気がします。
「すべてに詳しくなければいけない」ってとても大変ですよね。それに対して私自身もそうですが、ゲストの側は「自分が詳しくなければいけない分野」はないけど、
「ホストの側は、ゲストが深く調べて知ったことにも精通して答えを出さなければいけない」
という防戦一方のようなことを強いられるということ。
今はネットというちょっと昔からすると考えられないほど、貴重な情報を一般人でも手軽に手に入れることができる。常に能動的に情報を取りに行かないと、ゲスト側の鋭い質問にもうろたえる羽目になってしまう。
傷の治療や、薬局に勤める者として知っておかなければならない知識を従業員に教えているときにそんなことを感じました。
医師や薬剤師などの資格職の大変さに、8000overの商品を扱うドラッグストアの店員も、もう少し理解して近づかなければいけないと思います。
そしてもっと
「なんでドラッグストアの店員なのにこんなことも知らないんだよ!」と罵声を浴びせられるくらいにならないと。
「まぁ、ドラッグストアの店員なんてそんな程度だよな」
なんて「許してもらう立場」に甘んじない様にしないといけない。
この記事にコメントする
無題
時代が進むにつれて、昔なら専門分野といっていた分野がさらに細分化され、専門家として必要な知識も学習量も飛躍的に増えていますね。
特に医療分野なんかでは、そもそも医者ではない歯医者とそれ以外の医者。そして内科、外科なんかにわかれ、さらに脳外科とか心臓外科とかどんどん細分化していますね。人間の持っている時間は有限なのでその道を極めれば、極めるほど、広い範囲の学習をすることや経験を積むことは難しくなるでしょう。
でも一般人と医者の大きな違いだと思うのは、たとえば一般人で既往症のある人は、たいてい自分の病気について詳しいけれど、他の病気などへの知識量が違うと言うことです。
既往症に対しては薬や治療法なんかについても一般医にくらべて詳しい人も多いかも知れません。でもです、その新しい治療法を試すことで別の問題が出てくるとか、健康な人には問題なくても、その人がもっている別の病気には悪影響があるだとかといった広い医療知識を持ち合わせていない事が問題です。ここは注意すべき所でしょう。
合理主義のアメリカなんかでは救急外来などにトリアージ専門の医者がいたりしますよね。彼らは治療はせず、急患に対してどの治療を優先させるべきか、どの専門医に診せるべきかといった判断を専門に行う医師です。治療方法を専門医ほど詳しく知ってはいないが、症状から何の病気かを見極める能力に長けた医師というわけです。日本では災害時等でしか使われることが少ない言葉ですが、これから重要になってくると思います。
またこのような仕事は、医療分野以外でも専門性が深くなればなるほど重要になると思われます。「A.PCが動かない! B.G25AがPCに詳しいからあいつに聞いてみるといいよ。」ってよくご相談いただきますが、Macには詳しくてもWinは正直よくわからんのですよ。トリアージのミスですね。
あともう一つ、日本人は知識等の形のない物に金を払わんってのが問題です。トリアージ後の専門医には感謝しても、緊急の状況で必要な医者を見極めてくれたトリアージ医には感謝しない。それどころか、「パッと看て、何もしないで他に回した。」位のことを言われるかもしれません。私の業界なら広告代理店がトリアージ医ですね。クライアントの求めている事を達成するために、どこの制作会社に広告を創らせるのか。この知識が大切なのに、ボッタ食ってるってよく言われてますよね。コンサルティング会社なんかも同じだとおもいます。彼らが実際に何かをするわけではなく、その為の橋渡しをする職業。
とても重要なんですけどね。
長文失礼しました。
特に医療分野なんかでは、そもそも医者ではない歯医者とそれ以外の医者。そして内科、外科なんかにわかれ、さらに脳外科とか心臓外科とかどんどん細分化していますね。人間の持っている時間は有限なのでその道を極めれば、極めるほど、広い範囲の学習をすることや経験を積むことは難しくなるでしょう。
でも一般人と医者の大きな違いだと思うのは、たとえば一般人で既往症のある人は、たいてい自分の病気について詳しいけれど、他の病気などへの知識量が違うと言うことです。
既往症に対しては薬や治療法なんかについても一般医にくらべて詳しい人も多いかも知れません。でもです、その新しい治療法を試すことで別の問題が出てくるとか、健康な人には問題なくても、その人がもっている別の病気には悪影響があるだとかといった広い医療知識を持ち合わせていない事が問題です。ここは注意すべき所でしょう。
合理主義のアメリカなんかでは救急外来などにトリアージ専門の医者がいたりしますよね。彼らは治療はせず、急患に対してどの治療を優先させるべきか、どの専門医に診せるべきかといった判断を専門に行う医師です。治療方法を専門医ほど詳しく知ってはいないが、症状から何の病気かを見極める能力に長けた医師というわけです。日本では災害時等でしか使われることが少ない言葉ですが、これから重要になってくると思います。
またこのような仕事は、医療分野以外でも専門性が深くなればなるほど重要になると思われます。「A.PCが動かない! B.G25AがPCに詳しいからあいつに聞いてみるといいよ。」ってよくご相談いただきますが、Macには詳しくてもWinは正直よくわからんのですよ。トリアージのミスですね。
あともう一つ、日本人は知識等の形のない物に金を払わんってのが問題です。トリアージ後の専門医には感謝しても、緊急の状況で必要な医者を見極めてくれたトリアージ医には感謝しない。それどころか、「パッと看て、何もしないで他に回した。」位のことを言われるかもしれません。私の業界なら広告代理店がトリアージ医ですね。クライアントの求めている事を達成するために、どこの制作会社に広告を創らせるのか。この知識が大切なのに、ボッタ食ってるってよく言われてますよね。コンサルティング会社なんかも同じだとおもいます。彼らが実際に何かをするわけではなく、その為の橋渡しをする職業。
とても重要なんですけどね。
長文失礼しました。
Re:無題
いや、俺も広告代理店はぼった食ってるとか中抜きしてるとかそういうイメージだった。なるほどね…必要な存在だよな。
カレンダー
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
ちょっと前の記事です↓
(09/20)
(05/27)
(07/24)
(07/16)
(07/15)
(07/14)
(07/13)
(07/12)
(07/11)
(07/10)
カテゴリー
プロフィール
HN:
アリウス
HP:
性別:
男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
自己紹介:
アリウスの体は、
お酒、から揚げ、
ラグナロクオンライン、
歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
カレー、
フライフィッシング
で、構成されています。
お酒、から揚げ、
ラグナロクオンライン、
歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
カレー、
フライフィッシング
で、構成されています。
リンク
アーカイブ
最新コメント