相反するバランス - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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人材を「人財」という言葉にして、「人ありき」ということを社是として謳っているところは多いと思います。ええ、私のところもそうです。いや、別にそれがいけないとかいう話ではないのですが、この「人材を育てる」ということ。

 この「人財」という言葉は、「実力主義」という言葉とはなかなか共存できないのでは?という話です。

…あれ!

ウチの企業の経営理念に「実力主義に挑戦!」ってあるわ!

ま、まぁでもバランス感覚さえありゃなんとかなりそうな気がしますが。

で、人財という言葉ですが、これはもう最初は全ッ然役立たずの新人を我慢してなんとか一人前にまで躾して、そこから各々の持ち味を出していってくれよ的な「とんでもなく気が長い教育」を施してようやく到達できる状態(?)なわけです。多分に本人の素質も関わってくるとは思いますし、また、言ってる私も相当な我慢と忍耐を先輩たちに強いたとおもいます。

ミスったら上司が庇って「まぁなんとかなるよ」とカバーして、

研修やら勉強会やらにコストをかけて通ってもらい、

頑張ってサビ残したら「済まねぇな」とねぎらったり。(サビ残は良くないが)


「ちょっと厳しかったりするかもしれないけど、まずくクビにはならないから安心して仕事しててな」

そういう「人に対しての投資」あってこその「人財」または「終身雇用」という言葉。

これに対するのが「育てる費用が惜しいので、少しでもミスしたらクビ切るよ」的な「実力主義」という言葉だと思うのです。


難しいですねバランスが。


経営者や上司として見れば、「人財」を育てようとして新人部下にコストを掛けた結果、目に映る者達が「終身雇用」という言葉に甘えてしまう怠け者になってしまった時は、「実力主義」という方針に舵を大きく切りたくなる気もわかる気がします。

これが一つの企業ならただの企業方針で済むのですが、国全体が変な方向になってしまうと、「人財による技術の伝承」が行われない事になります。

それが「労働の自由化」とかの「クビの切りやすさ」というやつです。今、さかんに経済何とか会議というやつで話されていますかね。

この手の「派遣でも何でもいいから、今すぐ使える奴だけ使って使えない奴はすぐにでもクビにできるようにしろ」ってのは、単一民族で島国で育ってきた日本には文化的にやっぱり合わないと思うのです。

やっぱり「仲間」とか「仲魔」って単語が良いですね。



メガテン的に。
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プロフィール
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アリウス
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男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
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