情報の歪み - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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葛飾北斎の赤富士にもしも電柱が映り込んだら 「無電柱化民間プロジェクト」のビジュアルが話題
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1407/13/news005.html

 うん、電柱があった方がなんかかっこいいと思う。電柱があると赤富士が台無しって事を伝えたかったんだろうけど、なぜか真逆の効果に。

かっこいい。かっこいいんだけども、やっぱり地震の多い日本は、災害時に救助や復興の妨げになる電柱は地中化しておいたほうが良い。東日本大震災や阪神淡路大震災でも倒れた電柱が救助の妨げになったというのはよく聞く話です。この季節に日本を襲う台風の場合も電柱が倒れる恐れがあります。



電柱地中化の話で必ずネックとして上がってくるのが費用の話。『高額だ』って話なんですが、国が費用を負担すれば問題ないでしょう。世の中に余っているお金を政府が吸い上げてそれを使えばお金の回りを助けることにもなるので一石二鳥です。ん、そうすると雇用の改善にもなるので一石三鳥でしょうか。国の借金の話はもうそろそろ大丈夫ですよね。

ただ、実は建設業界では需要が高まりすぎてこんなことになっているそうです。
運輸・建設業界で強まる人手不足感 受注業務こなせぬ企業も
 長野市の建設会社は3年前、震災復興需要も見込んで、リーマン・ショック後に休止していた新卒採用を再開。だが、応募数は再開前と比べて半減した。人事担当者は「給与待遇を改善して人材確保を進めたいが、資材の高騰などで利幅が減り、難しい」と話している。(略
http://www.shinmai.co.jp/news/20140710/KT140709BSI090009000.php

電柱を埋めたくとも人手が足りないと……。

これを理由にまた『だから外国人労働者を入れろ』という論調になりそうな気がします。外国人労働者を入れて、仕事がいつもあるのならいいのですが、仕事が無くなってきたらクビ?そして国に帰ってもらうんでしょうか。もし帰らなかったらそれこそ生活保護になってしまいそうな気がします。

国がお金を使っても、それが民間に流れて仕事と給料になり、民間が稼げば政府へ帰る税金も増える。

『不景気に政府はどんどん金を使うべき』

って認識がもっとみんなに伝われば、政府も変わると思います。

電柱は政府がお金を出して推進するべき。そしてそれに対して『無駄遣いだ!』なんて声は上げないこと。
あなたの食卓は大丈夫?韓国食品の“不衛生”な実態(2)養殖海苔に工業用農薬が…
垣田氏が指摘する。

「韓国では激しい貧富の格差があり、食品関係者は貧しいのです。規模が小さいため、設備投資にコストをかけられず、手軽で安い方法で生産量を増やします。衛生管理も日本とは比較できないほど不衛生な状況なので、大腸菌などが検出されるのでしょう」

 韓国食品の問題は細菌に関連したものだけではない。3月末には海苔の養殖業者17名が、毒性が強い農薬を使用していたことが判明して、書類送検された。在韓記者が語る。

「3年間にわたって、釜山や慶南で海苔の養殖業をする時に、白藻病の予防とシミ除去のために農薬を使用していました。政府は海上汚染を防ぐため、農薬を禁止。代わりに補助金を支給し、『海苔活性処理剤』の使用を勧めていました。しかし、あまり効果がないため、業者は工業用の農薬を使用していたのです」(抜粋
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20140430-00010002-asagei
 最近コンビニやスーパーでもずくやめかぶのパックを買おうとすると、サンク◯とセブンイレ◯ンがそうだったりするのですが、どちらのめかぶも韓国産でした。

上のようなニュースをネットで定期的に見てしまうと、ちょっと買うのがはばかられます。まぁもともと韓国産ってだけで、避けたい気持ちは理性的なもの以外にも、ネトウヨ的な感情でも存在するのですが(;´Д`)

目に見えない放射脳を気にするよりは、私はコッチの方を気にしてしまいます。ま、ひょっとしたらこのグラフと同じで、実は韓国産と中国産の食品に『当たる確率』はそれほど高くないのかもしれませんけどね。


http://www.polimaster.jp/about_radiation

『これは食べるけど、これは食べない』など、自分で選択できるリスクならいいのですが、全国の都市に振りかかる放射線は『自分では避けられないリスク』なので敏感になるのでしょうね。無くせるものならちょっとでも怪しいものは減らしたいものです。

自分した選択なら誰のせいにもできません。糖質制限で体を悪くしても、 にわか湿潤療法で傷口が化膿しても、それは自分の選択の責任ですから。

でもそれが押し付けられた選択なら文句も言いたくなるはずです。

それでもこの本を読んでみると、何かもう色々気にするのがめんどくさくなること請け合いです。



特に花王のエコナ問題の章が考えさせられます。

エコナ問題が起きた時の、「体に脂肪がつきにくいというメリットに比べると、リスクはゼロでないと釣り合いが取れない」というNHK解説委員の発言に象徴されますが、

エコナは『健康にいい』と売りだした食品のため、ほんの少し発がん性物質が発見され、自主的に発売中止をしたたために目立ってしまい、あれほど叩かれる羽目になりました。

『からだに脂肪がつきにくい』って脂気にするよりは炭水化物を気にしろよな……て今なら思うのですが。

アルコールの発がん性を表す数値は3
コーヒーは90
エコナは248

このMOE(暴露マージン)という数値は『小さければ小さいほど発がん性が高い』こととなっています。

でも花王は販売中止の決断をしました。
「体に脂肪がつきにくいというメリットに比べると、リスクはゼロでないと釣り合いが取れない」
こう思われることを先読みしての決断だっだのではないかと思います。でもそれが裏目に出てしまった。

  自分の身の回りに転がる様々な危険について、本気で調べるとなるとすげーめんどくさいです。だから、『誰かに安全!リスクはゼロ!』って言ってもらって『簡単に安心したい』そういう心理があるんじゃないかなと。

面倒くさい事抜きに安心したいってのも、ちょっと対価が足りないような気がします。

だから上の本でも読んで『なんかもうどうでもいいや』ってなるのも意外と精神衛生上はいい気がするんですがいかがなものでしょうか。
そういえば皆様『ダイオキシン』って単語覚えています?

とかく『危険だ』『摂取してはいけない』などと騒がれた化学物質です。確か所沢のホウレンソウだったかカイワレがどうたらとか、厚生大臣のカンなんとかさんがグワっとパフォーマンスで食べて見せていましたね。

確かベトナム戦争で、ベトナムのゲリラ兵が隠れて困るジャングルを丸裸にするために、アメリカ軍が空中散布した枯葉剤に含まれていて、それが原因で奇形児が生まれる羽目になったとか言われていました。そのイメージと所沢のダイオキシン騒動がマスコミで連日放送されたためか、私の中では『ダイオキシン=危険物質』と刷り込まれていました。

でも今はもうマスコミも飽きたのか『ダイオキシン』自体を取り上げることすら無くなりましたね。あれだけ危険危険言ってたのに。今は危険じゃないとでも言うのでしょうか。

ま、ホントは昔から危険じゃなかったってことでしょうね。

あれも統計のいたずらによって歪められた事実が広まってしまったものです。『朝食を摂ると成績が良くなる』と同じです。

朝食を摂取すると栄養がどうのじゃなくて、朝食を摂れる家庭というのは、

『朝食を摂取できるということは時間的に余裕がある』
『母親が専業主婦でいけるだけ父親の収入が高い』
『両親が健在で収入が安定している』

などの『家庭環境が安定している家庭は成績が良くなる環境を秘めている』ということを『朝食を摂ると成績が良くなる』と、さも栄養的に成績が良くなったかのように誤解させたものと同じです。

 焼き鳥を400℃~500℃の高熱で炙りますと、確実にダイオキシンが発生します。糖質セイゲニストは焼き鳥大好きですから、糖質セイゲニストはダイオキシンまみれです。でも死人が出るどころか年々健康になるばかりです。すでに変ですね。

野焼きでも囲炉裏でも、ウチのガスコンロでも、程度の大小はあれどダイオキシンは発生し続けています。

そりゃぁ、レジ袋2トンとかを一斉に燃やして、そこから出るダイオキシンを浴びたら何かしら健康被害は出そうですが、ヒトが通常生活している時に浴びる量には全く心配はないようです。

何せ、世界中でダイオキシンが原因で無くなった方は、1963年オランダでの事故で清掃作業にあたり、大量の残存ダイオキシンに触れた4人だけだそうですから。

 しかしこの手の『危険だ!』て騒がれて『実はどうでもよかった!』という話は他にもありそうです。これを話題にするとジェネレーションギャップが見られそうですね。知らないという人もいそうです。

『ゲーム脳』なんてのも話題としてすら知らない人もいるかもね。
森元首相「真央は必ず転ぶ」発言波紋止まらず 全容記事で新たな「失言」も浮上
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140221-00000002-jct-soci

 コンビニに置いてある新聞の見出しだけを見てしまうと、『あぁ、またあの人失言したのか』と思ってしまいます。

今回の場合は、記事全部を読んでみると上の見出し部分の発言は決して真央ちゃんを馬鹿にしているわけではないことが分かります。後半部分の発言には問題部分もありますが。

この手の『発言の切り取り』って非常に多いです。過去には麻生総理や橋下市長も餌食になってましたね。わりと尖った発言をする人がターゲットにされています。

気をつけているつもりでも、電車の中吊り広告などを見てしまうと勝手に脳に入ってしまいます。それが自分にとって興味の無い分野の情報なら、後で正しいかどうかを調べる気力も出ないので尚更危険です。私の場合だと芸能関係に興味は無いので、電車の中吊り広告や、週刊誌の過激な見出しに騙されている事が沢山あるでしょうね。

どう気をつけたら良いんでしょうね。

後でアウトプットする時に、『その情報をどこから手に入れたか』ってことに注意することぐらいしか出来ないのでしょうか。勝手に目に入っちゃうものは防げませんからねぇ…
「地方議員 仕事に支障」 秘密保護法案 都内各地で反対集会

 「ひみつ ひみつ ひみつ ひみつ ひみつの安倍ちゃん」-。特定秘密保護法案に反対する杉並区の市民団体が署名活動の時に歌ったテレビアニメ「ひみつのアッコちゃん」の替え歌の歌詞が、インターネット上に出回っている。市民団体の呼び掛け人には「ひみつのアッコちゃん」を作曲した小林亜星さんも名を連ねている。


 替え歌の歌詞は5番まであり、それぞれ冒頭で「野党を抱き込み 高飛車で がーんとゴリ押し それはなあに」「役人から一般人まであみかける 脅しの法律 それはなあに」などと、法案をめぐる国会の動きを表現している。


 5番の始まりは「国民主権 平和主義 わすれちゃいけない それはなあに」。答えとして、「情報公開 ドンドドン 死んではいけない民主主義」と歌っている。(略
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20131207/CK2013120702000128.html

また香ばしい記事ですね…この「出回っている」という表現を聞くと、なんとなく「相次いでいる」という表現を思い出します。

 今はなりを潜めたかもしれませんが、2、3年前は新聞やテレビではあたかも現代が30年前よりも「犯罪率が上がっている」という印象を植え付けようとしていました。その際に頻繁に登場する表現が「子供が犠牲になる凶悪事件が相次いでいる」という使われ方です。



まー確かに、一年に2回程度の凶悪犯罪があれば、相次いでいると言えなくも無いでしょうし、一度でもネットにその書き込みが現れれば、「出回っている」と言えなくも無いですね。

ただどうもその流行らせようとしている言葉のセンスが「おっさんくさい」と言いますか。私もおっさんだけど。

「安倍する」(途中で投げ出すの意)
「TPP!でもそんなの関税ねぇ!」(もはや意味不明)

なんてのもありましたね。


 ここまでの騒ぎになっちゃったのは「特定秘密保護法案」てネーミングが良くなかったんでしょうね。

ズバリ「スパイ防止法」

にしとけば良かったんじゃないでしょうか。ネーミングは大事ですね。

小林製薬の「根菜長持ち~な」のセンスは大好きです。

 あっと、それとマスコミはなぜかこの法案を呼ぶときに「秘密保護法案」と、「特定」を抜かして呼びます。この辺りも何か、

「特定のことじゃなくて何もかも秘密にしちゃう気だ!政府なんて許せない!」

というミスリードさせる気満々なんでしょう。


 その政府を選んだのは私たちみんなですし、政府と私たち一般人も選挙というイベントで関係があるわけです。そこをまるっきり忘れて別人格として批判一辺倒なのは、少々思慮が足りない気がするのです。

ちょうど、

「この会社はやりたいことをやらせてくれないんだよなぁ」と、ぼやくへぼ社員と似ていますね。

やりたいことがやれる会社に自分の力で変えなきゃだめだろ。

素子少佐も言っています。
「世の中に不満があるなら自分を変えろ!!。それが嫌なら、耳と目を閉じ、口をつぐんで孤独に暮らせ!!」

俺もぼやいてばかりじゃだめっすね…
不正表示の件で世の中盛り上がっていますね。「今ならどさくさに紛れて頭下げるだけでいいからバラしちゃえ!」なノリで。

まぁ、流石に「中国産や韓国産」を「おフランス産」として販売するのは「明らかに誤認ではなく意図的な詐欺」だとしても、

「生姜焼き定食」を焼いていないからといって「生姜たれ定食」として改めるのはどうかと思うぞ…真面目か!

この論理だとカップ焼きそばは「カップ油揚げてからのふやかし麺」になるだろうし、多くの煮玉子は「つけ玉子」になるだろうし、ファンタグレープは「ファンタ「グレープ風」(無果汁)」になるだろうし、ししゃもは本気で「キャペリン」って書かなきゃならんだろうし、クレアおばさんのクリームシチューは「メーカーが作ったシチュー」になるだろうし。

なんとなく知ってはいけないことを知ったような気分です。

どうせ私の舌なんて、目隠しされて食わせられたら「近江牛か神戸牛かわからんけれどもすげーうまい」なんて言いつつ食べたけど「実は脂多めのオージービーフでした」とかいうレベルだろうし。山岡士郎にはなれません。

情報公開のバランスが難しいですね。

ドラッグストアで売っているもので、本当に必要な物はほんの一握りだということと同じで。

頭はシャンプーで洗えば洗うほど頭皮が臭くなるし、
ハンドソープで手を洗うほど、実は雑菌に対するバリア機能も手あれも酷くなるし、
手指の消毒なんてものの5分で元通りの意味なし商品だし、
ガーゼや消毒剤も逆に化膿を誘発させる直接原因だし、
かぜ薬は飲むとかぜの治りが遅くなるし、(症状は収まるけど)
ダイエット食品なんて全て意味ないと言い切って良いものばかりだし、
ボディソープも身体を洗えば洗うほど臭くなるだけだし。
歯磨きも糖質制限していればミュータンス菌の好きな糖がないわけだから必要無いし。

なんてことはみんなあんまり信じないほうが経済的には良いし、軽い不当表示なら知らないほうが「今食べたのが近江牛なんだ!」と幸せでいられるのかもしれません。

マトリックスでキアヌ・リーブス演じるネオが、今のままマトリクスに繋がれているか、「夢から醒めるか」を選ぶシーンがあるけど、さぁて実際自分ならどっちを選ぶかな。

やっぱり好奇心から真実の世界を選びそうだな。そして後悔すると。

でもマサルさんも「後悔後で立つ!!」って言ってたし、世の中の全てを明らかにしちゃったらどんな世界になるかちょっと興味あります。
社説:国土強靱化法案 ばらまきの印籠は困る


 あたかも水戸黄門の印籠(いんろう)のように、ばらまきにお墨付きを与える根拠としてはならない。

 大規模災害などに備えるための国土強靱(きょうじん)化基本法案の次期国会での動向が注目されている。国土強靱化の名の下に野放図な公共事業に道を開く懸念や、他の政策よりも公共事業が優先される可能性など、法案は多くの問題点を抱えている。

 「国土強靱化」は東日本大震災の教訓を踏まえ、自民党が今後10年間の防災のハード整備に加え、道路網整備などによる「多軸型国土の形成と物流ネットワークの複線化」実現に向け、掲げる理念だ。

 同法案はこうした「国土の全域にわたる強靱な国づくり」を支える仕組みを制度化する。自民党は野党時代にいったん法案を提出したが廃案となり、さきの通常国会で名称に「防災・減災等に資する」と付け加え、内容も改めた新たな法案を公明党と共同提案した。

 旧法案が「ばらまき」批判を浴びたこともあり、今の法案は大規模災害対策に限定的ともとれる構成とし、既にあるインフラ施設の活用を盛り込むなど配慮もみられる。大震災の教訓を踏まえ全国的な防災の再点検は当然だが、なお多くの疑問を指摘せざるを得ない。

 まず「国土強靱化」が何を意味するかが依然としてはっきりしない点だ。法案によると、政府は防災に関する課題を洗い出し、基本計画を策定する。どんな分野が対象かが明確でないと、かなり広範な政策が含まれる可能性がある。

 中央集権的な要素もある。法案では地方自治体も施策を策定、実施する責務を負い、国民もまた国土強靱化に関する施策に「協力するよう努めなければならない」とされている。統制強化につながりはしないか。

 政府の他の計画も国土強靱化に関する部分は「国土強靱化基本計画を基本とする」とされ、国土強靱化が優位に立つ。財政再建、福祉、環境保全よりも公共事業が優先し、幅を利かせる根拠とならないだろうか。

 全国的な防災を実施するにあたって道路整備や堤防、防潮堤などのハードの新設を積極化するか、それとも既存設備の老朽化対策、耐震対策を優先していくかなどの議論は十分に尽くされていない。法案では政府の強靱化推進副本部長に国土交通相らが名を連ねる。「女性、高齢者、子ども、障害者等の視点を重視」とあるが、ソフト面の防災への意欲はあまり感じられない。

 安倍内閣の発足以来、公共事業への積極路線が取られ、消費増税決定に伴う大型景気対策で分捕り合戦の加速が懸念されている。国会で法案の中身を徹底吟味すべきだ。
http://mainichi.jp/opinion/news/20131007k0000m070090000c.html

「取り敢えず自民党は嫌いだから何でも叩いとけー」な、怨念バリバリな記事です。

 さて、まずは「ばらまき」と批判されていますが、そもそも政府がお金全くを使わないよりは、「鹿も通らない道を作る」ほうが「まだマシ」ということをこの記者は理解していないのでしょうか。

「あんたとこの新聞社本社のビルが免震構造になっていないけど、ある程度の大きさのビルは国が負担すっから免震構造にしな?どうする?」と言われても、財政問題がーとか環境問題がーとかいう理由を持ちだして、その話を断るのでしょうか。

 ま、自分らがありもしない財政問題を煽ったり、「公共事業は悪」というレッテル貼りに勤しんだせいで、自分たちの広告収入が減って利益が減ってももまだ懲りていないようですから、ばらまき批判は死ぬまで続けそうですね、まったく。

ばらまきという単語にはネガティブなイメージがありますが、正直デフレの時期にはネガティブでもなんでも良いので、唯一損をしても構わない組織である日本政府が、積極的にお金を「ばらまいて」欲しいと思います。

そしてそのような政府の振る舞いをみんなは大歓迎な目で見ていてほしいものです。
日本の「成人力」世界で突出 「読解力」「数的思考力」トップ OECD調査
社会生活で求められる成人の能力を測定した初めての「国際成人力調査」(PIAAC=ピアック)で、経済協力開発機構(OECD)加盟など先進24カ国・地域のうち、日本の国別平均点が「読解力」と「数的思考力」でトップだったことが8日、分かった。日本は各国に比べ、成績の下位者の割合が最も少なく、全体的に国民の社会適応能力が高かった。また、生産現場の労働者などいわゆるブルーカラーの能力が高いことも分かった。(後略
http://sankei.jp.msn.com/life/news/131008/edc13100823540003-n2.htm

 ほほー面白いですね。というか日本の識字率の高さや、無駄に新聞やテレビに影響されてあっちこっち流されることを考えると当然の結果なのでしょうか?これだけの国民が「新聞を読める」って異常なことのようですから。だって読売新聞って世界で最も部数を売っている新聞ですものね。売れているからといって良い新聞というわけではないところがアレですが。



 そしてここでもまた「日本は中間層が厚い」ということがわかったみたいです。例えば日本の経済成長の個人消費は中間層が引っ張ってきたのと似ていますね。

 コレが全てと言うわけではないですが、少しは「日本はこれだからダメなんだ」「もっとグローバル化を!」とかいう「日本ダメダメ論」を払拭してはいかがでしょうか。どうしてもこう、自分から誇らしげにするのはちょっとみっともないという感じがしてしまうのはわかります。私もそうですけど。人から評価されて初めて胸を張れるというか、控えめが美徳といいますか。

 生まれた時からテレビや新聞で「だから日本はダメなんだ!」「日本は世界にひどいことをした!」と、大ウソを教えてこられれば卑屈に育つのも仕方ありません。ただ、2020年には東京オリンピックも有るわけですし、そろそろちょっとぐらいドヤ顔の練習してもいいのではないでしょうか。


日本の意外と凄いトコロ。


日本は実は世界一お金持ちの国である。それも22年連続でぶっちぎり。

日本政府は1組織としては世界No1の資産を持っている。およそ500兆。

江戸時代辺り、数百年に渡りって日本は庶民の就学率、識字率ともに世界一だった。今も世界最高峰。

排他的経済水域世界第6位。

日本の農業生産額は世界5位。

日本には創業1435年の世界最古の企業「金剛組」がある。

日本には世界最古、最長の皇室がある。

とまぁそんなに卑屈にならなくても良い材料が、実はゴロゴロ転がっているのですよ。
新聞協会長「軽減税率」を主張 「消費増税が新聞を潰す」は本当か
政府が消費税増税の是非を判断するために有識者から意見を聴く集中点検会合で、日本新聞協会の白石興二郎会長(読売新聞グループ本社社長)が新聞を対象に「軽減税率」の導入を求めた。

2014年4月の消費増税をきっかけに、新聞社の経営がさらに厳しくなることがあるとみられるが、許されてよいものなのか。(後略
http://www.j-cast.com/2013/08/31182658.html?p=all

 いや、なんというかあなた方。

景気が悪くなって広告料が減って、国民が暗い気分になってさらに消費が抑えられてまた景気が悪くなって、そしてまた広告料が減って。このスパイラルを作ったのはあなた方じゃないですか。

これだけ「日本は悪い」「日本は酷い」「日本の未来は暗い」と、新聞読んでる人たちが洗脳されたらそりゃ企業も投資する気分になりませんし、個人も消費する気にはなりませんて。

あなた方の経営が悪化したのは完全に自業自得だと思うのですが。

私はあなた方が大好きな「新自由主義」や「新古典派経済学」に則ってこの言葉を送りたい。

「自己責任」と。

それを自分だけ助かろうと軽減税率を持ち出すってすごいですね。


助かりたいと思うのなら、やるべきことはそうじゃなくてこの「増税やむなし」みたいな空気を言論の力でぶっ壊すのが先決じゃないでしょうか。どうせ消費税なんて経済成長すればする必用が全くないものですし。

なんというかこの「自分の力でなんとかしようとせず、ルールを変えるか誰かにたかる」って考えが、あの半島の連中とかどっかの大国みたいで好きじゃないんですよね・・・

社説:麻生氏ナチス発言 撤回で済まない重大さ
http://mainichi.jp/opinion/news/20130802k0000m070123000c.html


こいつバカだろ。この講演のどこをどう聞いたらナチ礼賛になるんだ。
 僕は今、(憲法改正案の発議要件の衆参)3分の2(議席)という話がよく出ていますが、ドイツはヒトラーは、民主主義によって、きちんとした議会で多数を握って、ヒトラー出てきたんですよ。ヒトラーはいかにも軍事力で(政権を)とったように思われる。全然違いますよ。ヒトラーは、選挙で選ばれたんだから。ドイツ国民はヒトラーを選んだんですよ。間違わないでください。

 そして、彼はワイマール憲法という、当時ヨーロッパでもっとも進んだ憲法下にあって、ヒトラーが出てきた。常に、憲法はよくても、そういうことはありうるということですよ。ここはよくよく頭に入れておかないといけないところであって、私どもは、憲法はきちんと改正すべきだとずっと言い続けていますが、その上で、どう運営していくかは、かかって皆さん方が投票する議員の行動であったり、その人たちがもっている見識であったり、矜持(きょうじ)であったり、そうしたものが最終的に決めていく。

 私どもは、周りに置かれている状況は、極めて厳しい状況になっていると認識していますから、それなりに予算で対応しておりますし、事実、若い人の意識は、今回の世論調査でも、20代、30代の方が、極めて前向き。一番足りないのは50代、60代。ここに一番多いけど。ここが一番問題なんです。私らから言ったら。なんとなくいい思いをした世代。バブルの時代でいい思いをした世代が、ところが、今の20代、30代は、バブルでいい思いなんて一つもしていないですから。記憶あるときから就職難。記憶のあるときから不況ですよ。

 この人たちの方が、よほどしゃべっていて現実的。50代、60代、一番頼りないと思う。しゃべっていて。おれたちの世代になると、戦前、戦後の不況を知っているから、結構しゃべる。しかし、そうじゃない。

 しつこく言いますけど、そういった意味で、憲法改正は静かに、みんなでもう一度考えてください。どこが問題なのか。きちっと、書いて、おれたちは(自民党憲法改正草案を)作ったよ。べちゃべちゃ、べちゃべちゃ、いろんな意見を何十時間もかけて、作り上げた。そういった思いが、我々にある。

 そのときに喧々諤々(けんけんがくがく)、やりあった。30人いようと、40人いようと、極めて静かに対応してきた。自民党の部会で怒鳴りあいもなく。『ちょっと待ってください、違うんじゃないですか』と言うと、『そうか』と。偉い人が『ちょっと待て』と。『しかし、君ね』と、偉かったというべきか、元大臣が、30代の若い当選2回ぐらいの若い国会議員に、『そうか、そういう考え方もあるんだな』ということを聞けるところが、自民党のすごいところだなと。何回か参加してそう思いました。

 ぜひ、そういう中で作られた。ぜひ、今回の憲法の話も、私どもは狂騒の中、わーっとなったときの中でやってほしくない。

 靖国神社の話にしても、静かに参拝すべきなんですよ。騒ぎにするのがおかしいんだって。静かに、お国のために命を投げ出してくれた人に対して、敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かに、きちっとお参りすればいい。

 何も、戦争に負けた日だけ行くことはない。いろんな日がある。大祭の日だってある。8月15日だけに限っていくから、また話が込み入る。日露戦争に勝った日でも行けって。といったおかげで、えらい物議をかもしたこともありますが。

 僕は4月28日、昭和27年、その日から、今日は日本が独立した日だからと、靖国神社に連れて行かれた。それが、初めて靖国神社に参拝した記憶です。それから今日まで、毎年1回、必ず行っていますが、わーわー騒ぎになったのは、いつからですか。

 昔は静かに行っておられました。各総理も行っておられた。いつから騒ぎにした。マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。

 わーわー騒がないで。本当に、みんないい憲法と、みんな納得して、あの憲法変わっているからね。ぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりはまったくありませんが、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧噪(けんそう)のなかで決めてほしくない。http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201307310772.html?ref=com_rnavi_arank
 講演を映像付きで見られたら、「あの手口学んだらどうかね」の部分はきっと麻生さんならニヤリとしていたに違いない。まぁちょっときついブラックジョークなんだろうな。

いやしかし、こういう時こそ中国の方々やロシアの方々に声を上げていただきたいですわ。

「たかだか600万人(水増しして)程度の犠牲者でガタガタ言うな。我々の自国政府による虐殺犠牲者数は一桁上なのだ」

とね。

それよりも、

こんな記事を世界に配信してきた変態毎日新聞さんに、麻生さんも言われたくはないでしょうね。
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プロフィール
HN:
アリウス
性別:
男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
自己紹介:
アリウスの体は、
お酒、から揚げ、
ラグナロクオンライン、
歌うこと、ゲーム音楽
油っこいものと、
カレー、
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で、構成されています。
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