ハンドクリームと台所用洗剤 - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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前にハンドクリームに配合されている尿素の話をしましたが、「クリーム・乳液」と言えば保湿剤というイメージが通っていますが、実はこれも誤り。クリーム状のものは塗れば塗るほど肌が乾燥するかもしれないというお話です。

水と油が安定して混ざっているためには乳化剤というものが必要です。これは界面活性剤とも呼ばれ、油を水と馴染ませやすくして洗い流すことに使われます。代表的なものでは台所用洗剤などです。

ということで、肌にクリーム状のものを塗ると、界面活性剤の働きにより皮脂が失われます。この皮脂ですが、天然のワックスであり、水分の蒸発を防いでくれているのと同時に肌を弱酸性に保つもとでもあります。

それは私達を外敵から守る皮膚常在菌の一種、Propionibacterium属が皮脂を分解して作る、プロピオン酸やステアリン酸によってです。この弱酸性という状態はその他の皮膚常在菌にとっては住み心地が良いのですが、流れ者の細菌たちには耐えられない環境になっています。

つまり肌にクリーム状のものを塗ったり、肌を洗顔フォームなどで「洗う」という行為は、何もしないでいればバリア機能が働いているのに、わざわざ「外敵にやられにいっている行為」だということを知っておきましょう。

代表的な乳化剤はこちら。

グリセリン脂肪酸エステル
ソルビタン脂肪酸エステル
プロピレングリコール脂肪酸エステル
ショ糖脂肪酸エステル
アルキルポリオキシエチレンエーテル
脂肪酸グリセロールエステルなどなど。

最後に、肌に尿素入りクリームを付着させたままだとどうなるか夏井先生が実験されていた様子を見てみましょう。

10%尿素含有クリームと20%尿素含有クリームの正常皮膚への影響

皮膚科の教科書には「クリームは正常な皮膚のみに使用すること」と書いてあるそうですが、それは正常な皮膚にはまだ「使っても良いかもしれない」くらいなニュアンスなんでしょうね。
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