パシフィック・リム - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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今日、久しぶりに映画を見ました。DVDで。正月にすることがないと思う時点で何かが間違っているような気がするのですが、いつもの生活リズムで言うと暇に感じてしまいます。

で、チョイスしたのが「パシフィック・リム」

感想ですが…うーむ…公開当時の前評判は良かったような気がするんですけどねぇ。

この手の、

何か良くわからないけど人類に敵対する勢力が突如として現れる。

人類の叡智を決した兵器が作られる

さぁ、これから人類の反撃だ!

敵を倒してハッピーエンド

このような王道展開超B級な映画だと、どうにも「インデペンデンス・デイ」を思いだして仕方ありません。で、そのインデペンデンス・デイや「ディープ・インパクト」と比べるとこの映画、登場人物の数と言いますか、その世界の絶望的な状況に身を置いている人の絆の描写が少ないのです。

前述した2つの映画は、主役のパイロットだけじゃなく、その家族。または英雄的行動とは全く関係ないけれど、確かにその世界で暮らしている人々の描写に割かれている時間があるのです。

それと比べるとパシフィック・リムはその当たりの描写が少なくて、敵を倒したあとのカタルシスがちょっと少ないなぁという気がします。メカのギミックとかは良いのですが。

 劇中で、司令官然とした方が、基地内の皆に向けて何とはなしに始める士気を高めるための演説があるのですが、インデペンデンス・デイを見たことのある人は「あ、これ大統領の演説だ」と思ってしまうのではないでしょうか。そしてそれほど盛り上がっていない自分の心を冷静に見つめてしまった時点で、どうにも映画内の盛り上がりと乖離してしまうのです。

また、今作でもテクノロジーの設定について色々突っ込みどころはあります。

「脳になんか釘みたいなものをぶっ刺しただけで、ウチらの脳とシンクロ出来るほど複雑な脳派を抽出できるの?」とか「その高さから落ちて無事なわけがない」とか。

でもそんな細かい設定なんて、ちょっと熱いシチュエーションでめくらましすれば、本来気にならなくなるものです。インデペンデンス・デイなんてMacかなんかで作ったウイルスを異星人のコンピューターに流してましたからね。そもそも言語違うだろ…。

やっぱりこの手の映画ってどれだけ「人類が追い詰められている」って描写を丁寧にして、溜まりに溜まった鬱憤を晴らす時が相当に気持ちいい気がするのです。

その点パシフィック・リムは、欲求不満度合いにさせる演出が少し足りなかったと思います。
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