精神論な目標は上手くいかないことが多い - ドラッグアリウス 忍者ブログ
日記なのかブログなのかいまいちハッキリしませんが、ドラッグストア勤務のおっさんがぐだります。
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「一年の計は元旦にあり」というわけで、年初に去年ダメだったことを振り返りつつ、今年の目標を建てた人も多いかと思います。

でもその目標、精神論ぽい感じだとほとんど達成できないと思います。

これ、お店での防犯にも通ずるものがあると思うのです。一度万引き被害にあった店長は「次からは気をつけます!」「猛省して店内の防犯に今回の出来事を活かします!」なんていうものの、その決意は精神論的なもので、「次回から具体的にはどういった対策をとるか」という視点が無かったりします。

まぁ、ぶっちゃけ万引きされても、ほとんどの企業は保険に入っていますから、実はあまり痛くないのでしょうが、指くわえたまま数万から数十万の品物を外国人に盗まれるのは気分の良いものではありません。それに「頻繁に万引きされる店舗」というのはどこかしら接客に問題があるってことの証明ですから。ま、もちろん
人件費と万引被害を天秤にかける「すき屋的な思考」も必要です。(行き過ぎは問題ですが…)

それではまず、防犯ということに対しての具体的な行動目標を決めないといけません。

まず、「お客様の顔を見ての挨拶を徹底させる」ということなら、

顔を見なくても挨拶出来る「いらっしゃいませ」というもてなし言葉を廃止して、顔を見ないと言いづらい「こんにちは」などに変えさせる。

顔を見ないでの挨拶をしている同僚を、スタッフ間で注意しあうような空気を作り上げる。(ギスギスしない程度に

30分ごとに鳴るアラームをセットし、高額品チェックリストを作り、不審な売れ方をしている(前陳してあったのに凹んでいる)商品がないかチェックし、販売履歴を確認させる。(これによって高額品コーナーに店員が居る頻度が上がる)

もっと大きなミラーを設置する。

防犯カメラ作動中のステッカーを、高額品の棚と並行に向いている時に見えるように貼る。

適当に今考えてもこれくらいは浮かびます。このように、何故万引きされたか、

「来店するお客様の顔をスタッフ全員が注意していなかったから」
「高額品コーナーにあまりスタッフが注意していなかったから」
「健康食品のコーナーの前陳をあまりしていなかったから」

などなど、これらの「何故防止できなかったか」という理由を挙げてみて初めて、

「万引き防止するにはどうしたらいいのか」が出てきます。

一年の目標も、「何故去年それが出来なかったのか」を考えないと、結局は毎年おなじみの精神論な目標で、実現確率は低くなってしまうことでしょう。

俺も来年から本気出す!
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プロフィール
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アリウス
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男性
職業:
ドラッグストア各店放浪中
趣味:
釣り・歌うこと・本読むこと。
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