小沢起訴。

小沢氏強制起訴へ 検察審査会議決
民主党の小沢元代表の政治資金をめぐる事件で、検察が再び不起訴にした小沢氏本人について東京第５検察審査会は、２回目の審査でも「起訴すべきだ」とあらためて議決しました。これによって小沢氏は、政治資金規正法違反の罪で強制的に起訴されることになりました。（後略

http://www.nhk.or.jp/news/html/20101004/t10014374361000.html

小沢氏強制起訴へ　検審「起訴すべき」
民主党の小沢一郎元幹事長（６８）の資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、東京第５検察審査会は４日、政治資金規正法違反（虚偽記載）罪で告発され、嫌疑不十分で不起訴処分となった平成１６、１７年分の虚偽記載容疑について、「起訴すべき」（起訴議決）と判断した。(後略
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/101004/crm1010041546021-n1.htm

ついに小沢、強制起訴に。

この東京第５検察審査会ってのは民間から選ばれた裁判員みたいなもの。

地方裁判所またはその支部の所在地に設置される、無作為に選出された国民（公職選挙法上における有権者）11人によって構成される機関。（wikiより。

検察が不起訴としても2回「起訴相当」として検察審査会が結論を出すと、強制起訴になります。検察の2回の不起訴処分が、国民の判断によって覆されるという異例の事態。

2009年5月20日以前は、検察審査会が行った議決に拘束力はなかったんだけど、2009年5月21日から検察審査会法が改正され、

この議決に拘束力が生じるようになり、不当な不起訴処分を防ぐことができるようになった。

そりゃ普通の国民根性としては起訴相当と議決するだろうね。

ただ、検察にも圧力あったり、証拠不十分だったりで、起訴を見送ったかもしれないから、これからどうなるか見物。