ブラックジョーク

割と長めに電車に乗る用事があったので本屋に寄り道してたら、見覚えのある表紙を見かけて衝動買い。




あの本の続編らしいです。

本編から噴いた作品をちょっと抜いてみます。

願いごと。

カナダ人と金正日とコイズミ首相が魔法のランプを見つけた。ランプから妖精が飛び出てきて言った。

「一人に一つだけ、願いごとを叶えてあげましょう」

まずカナダ人が言った。

「私は農夫です。私の父も農夫だったし、私の子供も将来は農夫になるでしょう。ですから、広大な農地を私にください。それを代々、耕していければ本望です」

「わかりました」

妖精はウインク一つして、その願いを叶えてあげた。

次に金正日が言った。

「我が国の周囲に強固な壁を作ってください。そうすれば、アメリカから攻撃されることもなくなります。そして、我が国から出て行こうとするバカな国民もいなくなる」

「わかりました」

妖精はウインク一つして、その願いを叶えてあげた。

コイズミは、なかなか願い事を言わなかった。妖精が聞いた。

「あなたも願い事を言ってください」

するとコイズミが逆に質問した。

「北朝鮮につくった壁というのは、いったい、どういうものですか？」

妖精が答えた。

「高さ一万メートル、国境を完全に取り囲み、蟻一匹通り抜ける隙間もありません」

それを聞いたコイズミが言った。

「では、その壁の中を大量の水で満たしておいてください」


いいねこういうの。