民主党政権と経済問題Part2

今回も中身の濃い3時間でした。

サンデープロジェクトとか朝まで生テレビとかに出演している、似非知識人にも聞かせて反応がみたい程。

公共投資が取り上げられる事の多い回だったね。

地震の殆ど無い（へたするとまったくない）国と比べて日本は毎日地震がある。

韓国新幹線にフランスのTGVを採用したら、平野をぶっちぎるフランスと違って韓国も日本並にトンネルが多い。それなのに国土の違いを計算に入れないでトンネルに猛スピードで突っ込んだらボディに亀裂が走ったって話があったけど、アレともちょっと似てるよね。

そんな災害大国日本の公共投資の額が「絶対額」で減少し続けている。


内閣府国民経済計算より作成

こんな感じ。

うわー・・・1980年よか金かけてないってどういうことよ。
このまま行ったら崩落する橋とかトンネルとか出てくるだろうし、災害の避難所になっている各小学校やらの耐震構造も心配になってくるよね。体育館とかヤバイらしいし。

大石久和：著「国土学再考　『公』と新・日本人論」という本がこの番組で紹介されていたので、ちょっと読んでみようかと思います。

なんかいきなりAmazonで在庫切れになってるあたり、流石だな・・・。

公共投資（公的資本形成）が「悪」という論調が世の中に広まってしまっている今、なかなか公共投資額を増やすのは勇気いるだろうね。

マスコミが悪いと言いたいが、本当にムダなものを乱発させてしまった自民党の頃の小沢一郎も悪いね。石原東京都知事も批判していたけど。

公共投資って国の経済を発展させる上では国家プロジェクトって言っていいような気がするんだけどな。もろにGDPに影響しているわけだし。これが減っているおかげで俺らの給料も減ってるんだぜ？

番組内の名言「コンクリートも大事」

確かに。

白鳥大橋はいりませんけどね。