「増税をするかどうかを来年秋に決めるってだけ」

「消費税増税が決まった！」

「日本は終わりだ！」

なんて意見があふれていますが、今回の「税と社会保障の一体改革」では


「増税をするかどうか来年の秋にいる政権が決めるよ」




ということを決めただけで、別に2014年に8%になるとは一言も言っていないのです。それなのにニュースでは増税がまるで決まっているかのごとく報道されています。

みんな、流されないようにな。

　ほんとマスコミって怖いね。意図的に流す情報を選ぶだけで世の中の空気を変えてしまえる。

とりあえず流されないようにアンテナを張ることしかできないけど、それでも


「次の世代に借金（ツケ）をまわすことはしたくないから、増税も仕方ないですね」


なんて街角インタビューみたいな意見を抜かす奴がいたらパンチだな。

「辛いことに耐える俺ってカッコイイ」みたいな。そういう「耐えるポーズ」が利用されているのがこの手のニュースなんだよね。



こんなコト言ってる奴がいたら、

「あんたその前提が間違っているから！」

「借金返しちゃったら資産もなくなっちゃうよ？いいの？」

「税率上げたら税収は減るんだけど、それって未来へのツケじゃないの？」

「貧しい日本とか、ものを作れない日本とか、災害に弱い日本とか、そういうのを残すほうがよっぽどツケじゃないのかな？」

って言ってやりましょう。


どの政党も思惑があってとりあえず解散させたいし、増税が決まるわけじゃないからとりあえず賛成して解散させようとしたんだけどちょっと民主党の酷さの想定が甘かったのかなーって感じでしょうか。

ま、私たち国民としては来年の秋に座ってる政権をまともな人にするために、次回の選挙はきっちり「選んで」差し上げないといけないわけですよね。