おふくろの味はからあげ

---

男性に「料理上手と思ってもらえる簡単メニュー」ベスト10【前編】
男 性の心をつかみたければ、胃袋をつかめ！といいますが、ではどんな料理なら“男性の胃袋”をわしづかみにできるのでしょうか？そこで今回、男女の心理の違 いに詳しい恋愛専門家の織田隼人さんに、男性に“これを作ってあげたら料理上手と思われるメニュー”ベスト10をお聞きしたので、ぜひ参考にしてみてくだ さい。まずは、10～4位までをご紹介します。

■10位：グラタン
■9位：カレーライス
■8位：豚汁
■7位：ペペロンチー ノ
■6位：ビーフシチュー
■5位：餃子
■4位：オムライス
■3位：肉じゃが
「しょう油とみりんで味付けするだけで簡単じゃない」と思われるかもしれません が、やはり男性受けしやすい鉄板料理！なぜならそれは、「家庭料理上手こそが料理上手」と考えている男性が多いからです。
■2位：ハンバーグ
単純そうでこ だわりが出やすいハンバーグを作れる女性は、男性から見て料理上手なのです。さらに“肉”を感じやすいというのもポイント！なんと言っても男性は、“肉” を感じたい生き物ですから。
■１位：から揚げ
下ごしらえのときから、“何を作っているのか”わかりやすく男性はワクワクしながら待っています。また、衣を つける作業などがダイナミックに見えるので「ちゃんと料理している」と見られやすいのです。

「一般的に男性はそれほど料理に詳しくありません。だから難しい名前の料理を作ってもらってもピンとこない、というのがほとん どです。つまり、“みんなが知っている料理”を作ってあげたほうが美味しく食べてもらえ、結局は料理上手だと思われやすいのです。
http://www.excite.co.jp/News/woman_clm/20130214/Menjoy_76043.html?_p=all

---

　からあげが一位なのはわかるとして、こういったランキングに必ずと言っていいほど登場する肉じゃが、お前は何なのだ。

　あんなもん、味付けにめんつゆ使えばイモと肉と人参入れて煮こむだけの適当料理じゃないか。この肉じゃがさえ作れれば男は落ちる的な妄想は、頭ポンポンすれば女は喜ぶ的なニオイを感じる。

この肉じゃがは東郷平八郎考案という噂もあるけれど、明治時代にはジャガイモと牛肉と玉ねぎをしょうゆと砂糖で味付けして煮込む、って料理があったそうなんだけど、家庭の味として定着したのはここ30年程度の話しらしい。

そうは言うものの、私の家では肉じゃががテーブルに乗った記憶はほとんどないのですが。記憶の中にあるおふくろの味と言えば、カレーライスと焼き鳥とからあげと、あと記憶に強烈に残っているのは


「↑いものこをゆで、小麦粉か片栗粉をまぜ、生地のように練ってそこにひき肉を詰め込み、またそれをふかしあんをかけた謎の料理」です。いや、謎だけどおいしくて強烈に記憶に残っている。

探したらそれらしきものがあった！

http://www.city.shiki.lg.jp/37,40849,337,1053.html
「めんどうだからあんまり作りたくない」と、母が言っていたことを思い出します。このレシピを見ればなるほど、面倒くさいなと思う。

　そう言えば今までこの手の話を酒の席でもしましたが、やはり肉じゃががおふくろの味という者はまずいませんね。この認識が広まったきっかけはいったいなんだったのでしょうね。そう言えば秋田出身のくせにきりたんぽは全くと言っていいほど食卓に登ることはありませんでしたけど。

「適当に味付けしとけばまず失敗はしない」

この辺りが「神に供物を捧げて祈る三が日の間は神様がおられるために炊事をしない、台所に入らない」という習わしを逆手に取って「日持ちのするものを作り置きして、奥さんたちは合法的にゆっくりする」という正月のおせち料理と似ている気がします。

いや、おせち料理は手間ですけどね。特にきんとんを裏ごしするのは疲れた記憶があります。