バッドエンドに一直線

　「外国からの」借金があるので返さなきゃいけない。

だから国民から税金で絞り上げて返そう。

絞り上げた結果、国民が自由に使えるお金は減ります。そうすると、次回国民から税金を絞り上げる時には絞り上げられるお金が少し減ってしまいます。

「じゃぁもっと税率を上げよう」ということになります。

国民はさらに貧しくなってしまいます。

税金取られまくりで企業だって倒産します。

政府がお金を使って民間の仕事を増やそうにも政府は借金まみれで、

しかも他の国からお金を借りるときに、「節約して返済するよ！」と約束してしまったので、お金をつかって国民の仕事を創ってあげる事もできません。

企業が倒産していくので失業者も増えまくりです。

治安も悪化します。

その国にやってくる観光客も減ります。

失業者が増えるということは、モノを自由に買える人も少なくなってしまいます。

そうして国民はどんどん貧しくなっていき、失業率は3人に一人という状態に。

以下限界までループ。


これが最近ギリシャが選んだ道です。

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緊縮派が第一党に　連立交渉入りへ

【アテネ＝宮下日出男】財政緊縮路線継続の是非を争点に１７日投票が行われたギリシャ国会（３００議席）の再選挙は、即日開票の結果、緊縮策継続を訴える前与党の新民主主義党（ＮＤ）が第一党となった。ＮＤのサマラス党首は１７日夜、「国民はユーロ残留のため投票した」と勝利宣言し、各党に協力を要請した。緊縮派２党の合計獲得議席は過半数（１５１議席）を超える見通し。（後略

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120618/erp12061811060003-n1.htm

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「どんなに貧しくなってもユーロに残りたい！」と、ギリシャ国民が思っていたのかどうかはわかりませんが、これからギリシャは酷いことになるそうです。

お金が回らないデフレの時に、国民から税金を絞り上げるということがどういう結果になるのか、緊縮財政大好きな日本の政治家の人たちはどう見ることでしょう。


・・・日本で2009年に民主党が政権についた時も、海外からはこう見られていたんでしょうなぁ・・・。

「あ～あ・・・」という感じで。


ギリシャには悪いですが、反面教師として胸に刻みましょう。

日本は国内にお金が余っちゃっているので、昔のエジプトのようにピラミッドでも建てたりしてお金をどんどん使って、建設費用をみんなの給料に変えてどんどんみんなに使ってもらう方がいいのです。

ピラミッドの替わりに高速道路とかリニアモーターカー新幹線とかなら、なお良いですね。