とんがったものは魅力が高い

　メリットとデメリット

自分にとってメリットが多い方を選ぶのが普通なのですが、デメリット側から見ると「切り捨てられた」と感じることが多いと思います。

でも全ての人を救うことができず、全ての意見を満たすことがとてもじゃないけど難しい時には、ある判断に迫られます。もちろん全ての人を救う努力は必要ですけどね。

お客様全ての意見を集約して、希望を満たすことは不可能です。だからといって自分たちが捨てた意見が大多数であった、という悲劇はさけたいですね。そのために私たちは判断に迫られた時に悩むことも多いわけですが、

その時の判断基準は、私達が目指すところから思い起こせば正解に近い選択ができるはずです。

全員に65点をもらうためなのか、

特定の方々に95点をもらうスタンスなのか。


迷った時には「社是」のようなものに立ち返って考えましょう。

社是のようなものが今の時代にそぐわないのなら、自分たちで変えていくしかありませんが、先人たちが真面目に考えたものですから、羅針盤のように頼りになるものとして扱っていけるはずです。

　例え多数を切り捨てる選択を選ぶことになろうとも、わりと正しいはずのその羅針盤の通りに進んでいけば、私達のファンは増えて「切り捨てられた方々」のデメリットよりも、「熱狂的なファンがいることによるメリット」の総和のほうが上回るはずなのです。



でもな、

なかなか面と向かって「あんたはウチの【お客さん】じゃないから！」なんてことは、

「いまの接客業の風潮だと」言えないものですけどね。